2021年・第97回箱根駅伝 駒澤大学がまさかの大逆転で総合優勝!!
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第97回箱根駅伝は、2021年(令和3年)1月2日(土)、1月3日(日)に行われました。

いやぁ、本当にすごかったですね!まさかのダークホースは創価大学でした。

そして、強い向かい風が吹く中で、厳しいレースとなりました。

各選手への批評も含めて、感想をお話したいと思いますので、少しお付き合いいただければと思います。

 

2021年・第97回箱根駅伝の総評

【往路】

1月2日(土)の箱根駅伝・往路は、冷たい向かい風が吹いて、選手にとって厳しい条件下での戦いとなりました。

その中で、実力を出し切れない選手が続出してしまったような印象があります。

その中で、大方の予想を覆して、ミスが出なかったダークホース・創価大学が往路優勝を果たしました。

 

【復路】

1月3日(日)の箱根駅伝・復路も、向かい風が強く、前回に比べて、各選手が1分ほど遅い傾向がありました。

そんな中、往路優勝していた創価大学と、猛烈に追い上げる駒澤大学の一騎打ちとなりました。

6区で差が縮まり、7区で広がり、8区で詰まってきたと思えば、9区で再び開いていき、鶴見中継所では3分19秒差。

勝負あった!と思いましたが、10区の終盤で、創価大学のアンカー小野寺選手が急失速。

一気に詰めた駒澤大学が21km地点で大逆転!そのまま総合優勝しました。

残り2kmでリタイアさえ危ぶまれた創価大学でしたが、なんとかゴールして2位。

往路は失速した青山学院大学が、意地の往路優勝を飾りました。

 

【総合】チーム結果

第97回・箱根駅伝の総合成績は、以下のとおりです。

チーム名 タイム
1 駒澤大学 10:56:04 00:00
2 創価大学 10:56:56 00:52
3 東洋大学 11:00:56 04:52
4 青山学院大学 11:01:16 05:12
5 東海大学 11:02:44 06:40
6 早稲田大学 11:03:59 07:55
7 順天堂大学 11:04:03 07:59
8 帝京大学 11:04:08 08:04
9 國學院大學 11:04:22 08:18
10 東京国際大学 11:05:49 09:45
11 明治大学 11:06:15 10:11
12 中央大学 11:07:56 11:52
13 神奈川大学 11:08:55 12:51
14 日本体育大学 11:10:24 14:20
15 拓殖大学 11:10:47 14:43
16 城西大学 11:11:20 15:16
17 法政大学 11:13:30 17:26
18 国士舘大学 11:14:07 18:03
19 山梨学院大学 11:17:36 21:32
OP 関東学生連合 11:18:10 22:06
20 専修大学 11:28:26 32:22

 

【往路】チーム結果

往路の成績は、以下の通りです。

天候は良かったものの、寒波の影響か、向かい風が強く、全体的に前回よりも各選手のタイムが1分ほど悪い結果だったと思います。

その向かい風によって、結果を出せなかった選手が多かったように思います。

チーム名 タイム
1 創価大学 5:28:08 00:00
2 東洋大学 5:30:22 02:14
3 駒澤大学 5:30:29 02:21
4 帝京大学 5:30:39 02:31
5 東海大学 5:31:35 03:27
6 東京国際大学 5:32:06 03:58
7 順天堂大学 5:33:31 05:23
8 神奈川大学 5:33:40 05:32
9 國學院大學 5:34:52 06:44
10 拓殖大学 5:35:01 06:53
11 早稲田大学 5:35:12 07:04
12 青山学院大学 5:35:43 07:35
13 城西大学 5:35:44 07:36
14 明治大学 5:36:03 07:55
15 日本体育大学 5:36:38 08:30
16 法政大学 5:37:15 09:07
17 国士舘大学 5:37:48 09:40
18 山梨学院大学 5:38:39 10:31
19 中央大学 5:39:17 11:09
OP 関東学生連合 5:45:47 17:39
20 専修大学 5:49:57 21:49

 

【復路】チーム結果

第97回・箱根駅伝の復路の成績は、以下のとおりです。

往路は失速してしまった前回王者の青山学院大学が意地を見せました。

チーム名 タイム
1 青山学院大学 5:25:33 00:00
2 駒澤大学 5:25:35 00:02
3 中央大学 5:28:39 03:06
4 早稲田大学 5:28:47 03:14
5 創価大学 5:28:48 03:15
6 國學院大學 5:29:30 03:57
7 明治大学 5:30:12 04:39
8 順天堂大学 5:30:32 04:59
9 東洋大学 5:30:34 05:01
10 東海大学 5:31:09 05:36
OP 関東学生連合 5:32:24 06:51
11 帝京大学 5:33:29 07:56
12 東京国際大学 5:33:43 08:10
13 日本体育大学 5:33:46 08:13
14 神奈川大学 5:35:15 09:42
15 城西大学 5:35:36 10:03
16 拓殖大学 5:35:46 10:13
17 法政大学 5:36:16 10:43
18 国士舘大学 5:36:19 10:46
19 専修大学 5:38:30 12:57
20 山梨学院大学 5:38:58 13:25

 

区間順位の推移

全出場校の順位の推移です。

● 往路 

往路は目まぐるしい順位変動がありました。

  1区 2区 3区 4区 5区
1 法政大 東国大 東海大
2 東海大 駒澤大 東洋大
3 東海大 駒澤大 早稲田 駒澤大
4 神奈川 日体大 東国大 東国大 帝京大
5 早稲田 東洋大 東洋大 東洋大 東海大
6 青学大 拓殖大 帝京大 東海大 東国大
7 日体大 神奈川 順天堂 順天堂 順天堂
8 西 駒澤大 早稲田 帝京大 神奈川
9 東洋大 西 神奈川 神奈川 國學院
10 順天堂 早稲田 日体大 青学大 拓殖大
11 拓殖大 順天堂 青学大 日体大 早稲田
12 國學院 国士舘 國學院 國學院 青学大
13 帝京大 青学大 拓殖大 拓殖大 西
14 東国大 帝京大 西 明治大 明治大
15 駒澤大 國學院 国士舘 法政大 日体大
16 明治大 法政大 法政大 西 法政大
17 中央大 明治大 明治大 国士舘 国士舘
18 国士舘
中央大 中央大 中央大 中央大
19 専修大 山学大 山学大 山学大 山学大
20 山学大 専修大 専修大 専修大 専修大

 

● 復路 

復路の順位推移です。

  6区 7区 8区 9区 10区
1 駒澤大
2 駒澤大 駒澤大 駒澤大 駒澤大
3 東海大 東海大 東洋大 東洋大 東洋大
4 東洋大 東洋大 東海大 青学大 青学大
5 順天堂 東国大 青学大 東海大 東海大
6 神奈川 順天堂 順天堂 帝京大 早稲田
7 東国大 青学大 東国大 早稲田 順天堂
8 國學院 國學院 國學院 順天堂 帝京大
9 帝京大 帝京大 早稲田 國學院 國學院
10 青学大 早稲田 帝京大 東国大 東国大
11 早稲田 神奈川 神奈川 明治大 明治大
12 西 西 明治大 中央大 中央大
13 明治大 明治大 西 西 神奈川
14 拓殖大 日体大 中央大 日体大 日体大
15 国士舘 拓殖大 拓殖大 神奈川 拓殖大
16 中央大 国士舘 日体大 拓殖大 西
17 日体大 中央大 国士舘 法政大 法政大
18 山学大 法政大 法政大 国士舘 国士舘
19 法政大 山学大 山学大 山学大 山学大
20 専修大 専修大 専修大 専修大 専修大

 

 

 

その他、各区間の個人成績などの詳しい情報は↓

 

各大学の批評・感想

各大学と各選手の寸評をしていきたいと思います。

出場された全選手が凄まじい努力をされていると思いますし、尊敬しています。

しかし、評価というものは厳しくあるべきですし、それが選手の更なる向上につながると思います。

また、ここに上がってくるチームは優勝争いをするチームばかりですから、一流だからこそ評価はどうしても厳しくなります。

したがって、かなり辛辣に書いていますが、それを理解した上でご覧いただければと思います。

評価基準
☆ -(区間1~3位)文句なしの大活躍
◎ -(区間4~6位)予想以上の活躍
〇 -(区間7~8位)期待通り。計算できる戦力
△ -(区間9~10位)イマイチ乗り切れなかった
× -(区間11位以下)戦犯級。失敗を糧に頑張れ

 

 

総合1位:駒澤大学

2区の大エース・田澤選手の不調は少し残念だった。

最初から目の前のヴィンセント選手に付けなかったのを見て、あれっ?という感じで、残念なパフォーマンスになってしまった。

ただ、3区から全員でカバーして、往路3位にまで押し上げたのは立派だった。

そして復路。最後まであきらめなかったことが、最後の奇跡を産みだしたと思う。

箱根駅伝の優勝、本当におめでとうございます。

1 白鳥 哲汰(1) × あのペースなら最後のスパート合戦には参加して欲しい。
2 田澤 廉(2) 本人は思った走りではまったくなかったのではないか。
3 小林 歩(4) しっかり追い上げて、4年生の意地を見せてくれた。
4 酒井 亮太(2) × もう少し差を詰めたかったが、今後の成長に期待したい。
5 鈴木 芽吹(1) 宮下選手にしっかり付いていた。駒澤の山登りは任せた!
6 花崎 悠紀(3) まさか57分台を出せる人材がくすぶっていたとは…。
7 花尾 恭輔(1) しっかり快走したが、今回は創価の原富選手が強かった。
8 佃 康平(3) スキマ世代とディスってごめんなさい。執念を感じた。
9 山野 力(2) 長い距離の適性を証明して、しっかり追いかけ続けた。
10 石川 拓慎(3) タイム差を考えれば、諦めてしまいそうだが男だった。

 

総合2位:創価大学

間違いなく今大会の主役であり、MVPチーム。本当に感動しました!

向かい風がキツイ悪条件の中、全員がまったくブレなかった。特に、4区・嶋津選手はやはり本番に強い。

最後は悔しい結果になったが、次につなげて欲しい。

1 福田 悠一(4) あの難しい展開で、3位にまとめるのは力がある証拠。
2 P・ムルワ(2) ヴィンセントに食らい付こうとした姿勢は評価できる。
3 葛西 潤(3) 良い位置で走れたことで、しっかり粘れていたのは◎
4 嶋津 雄大(4) 本番での強さは一級品。頼もしい創価大学の駅伝男。
5 三上 雄太(3) 激坂最速王にとって2分のリードは誰が来ても怖くない。
6 濱野 将基(2) 大学では伸び悩んでいたのが嘘のような快走で驚いた。
7 原富 慶季(4) 魂の走りで、最後の箱根駅伝は会心のレースになった。
8 永井 大育(3) プレッシャーをはね除けて、実力以上の力を発揮した。
9 石津 佳晃(4) 絶対に優勝するという気迫とクレバーな走りが共存。
10 小野寺 勇樹(3) × 緊張か脱水症状か…。途中で止まってもおかしくなかったが、最後までよく走りきった。前を向いて頑張って欲しい。

 

総合3位:東洋大学

僕の懸念はまったく必要なかった。鉄紺はやっぱり強かった。

特に驚いたのは、2区・松山選手がこの悪条件の中、集団を抜け出して上位でまとめたこと。他校のエースを相手に素晴らしかった。

そして、宮下選手の追い上げは鬼気迫るものがあった。次は総合優勝を目指そう!

1 児玉 悠輔(2) 難しい展開だったが、一時はトップに立ち、仕事はした。
2 松山 和希(1) あなたを侮っていた。素晴らしい強さの東洋のエース。
3 前田 義弘(2) しっかり計算できる選手になってきたし、粘れたと思う。
4 吉川 洋次(4) 前回の失速を取り戻す堅実な走りで、いい流れに乗れた。
5 宮下 隼人(3) 走りがとてもキレイで、速さと強さもある鉄紺のエース。
6 九嶋 恵舜(1) × まだ1年生。今西選手と比べるのは無茶というもの。
7 西山 和弥(4) × しっかり心と体を休ませて欲しい。全てが消耗している。
8 野口 英希(4) 東洋は無名でも、こういう選手が出現するのがスゴイ。
9 小田 太賀(4) 持ちタイム以上の堅実な走りで、上位を譲らなかった。
10 清野 太雅(2) 青学に追いつかれてから、執念で3位を守り抜いた。

 

総合4位:青山学院大学

3区に起用する予定だった主将の神林選手が、昨年末に疲労骨折していたそうで、自滅した感じがしますね。

2年生の岸本、宮坂選手、4年生の神林選手が出場できないということでしたが、復路は意地を見せて、12位→4位にまで上げました。

次回は王者らしい走りが見たいですね。

1 吉田 圭太(4) スターターとして、エースとして、しっかり仕事をした。
2 中村 唯翔(2) × エース区間はちょっとしんどい。あと2年で巻き返しを。
3 湯原 慶吾(3) × いきなりのコンバートで苦しい走りとなってしまった。
4 佐藤 一世(1) スーパールーキーの片鱗は見せてくれた。今後に期待。
5 竹石 尚人(4) × 足がつっていて苦しい走りとなったが、力は出し切った。
6 髙橋 勇輝(3) 快走したことで流れが良くなり、復路優勝につながった。
7 近藤 幸太郎(2) 全日本の凡走を取り戻す快走で、順位も3つ上げたのは☆
8 岩見 秀哉(4) 前回に続き、安定した走りを見せ、青学を押し上げた。
9 飯田 貴之(3) 走れなかった神林主将を思わせるような快走で区間2位。
10 中倉 啓敦(2) 快走だったが、あそこまでいったら東洋に勝って欲しい。

 

総合5位:東海大学

3区終了時で、東海大学の思い描いたとおりの展開だと思いましたが、4区の佐伯選手がまさかの大ブレーキ。

5区でも追い切れずに、少しタイム差がついてしまいました。

復路で逆転可能な位置にいると思ったが、往路優勝して逃げ切るプランだったようで、追いつく余裕まではなかった。

1 塩澤 稀夕(4) 2位だったが、その走りは王者感が半端なかった。
2 名取 燎太(4) 最後にしっかり追い上げるあたり、エースの走りだった。
3 石原 翔太郎(1) 速さと強さを兼ね備え、勝負強い次期・東海のエース。
4 佐伯 陽生(1) × まさかの大失速となってしまったが、心も体もこれから。
5 西田 壮志(4) 強風は小柄な選手にはきつかった。それでも職人の走り。
6 川上 勇士(2) 十分に快走だったが、駒澤の激走で、かすんでしまった。
7 本間 敬大(3) 西山選手に競り勝ったことで自信になったのではないか。
8 濵地 進之介(2) × 前との差を少しずつ詰めていたのに、失速してしまった。
9 長田 駿佑(3) 全日本の時のような力強い走りが見たかったが…。
10 竹村 拓真(2) ポジション的にも確実に走りきった。次は優勝争いを。

 

総合6位:早稲田大学

1区・井川選手はうまく滑り出したが、2区・太田選手、3区・中谷選手のWエースが不発。

正直なところ、ここまで失速するとは思わなかったが、その悪い流れの中で、4区・鈴木選手の走りは素晴らしかった。

復路もなんとか我慢して耐え抜き、シード権は手堅く確保。

1 井川 龍人(3) 大学では一時伸び悩んでいたが、吹っ切れたのでは。
2 太田 直希(3) × 期待されたエースが機能しなければ、こうなってしまう。
3 中谷 雄飛(4) 良い走りではあったが、不完全燃焼という感じがした。
4 鈴木 創士(3) 悪い流れを断ち切って、前を追い上げ、素晴らしい走り。
5 諸冨 湧(1) × もう少し走れるかと思ったが、これを糧に頑張って。
6 北村 光(1) 1年生ながら、区間8位で手堅くつないだ。今後に期待。
7 宍倉 健浩(4) シード権を確保するために必死で走っていた姿が印象的。
8 千明 龍之佑(3) 手堅く走れる実力者。最高学年での活躍を期待したい。
9 小指 卓也(2) 長い距離がどうなのか心配だったが、全く問題なかった。
10 山口 賢助(3) 全日本のときといい、最後の競り合いに強いので安心。

 

総合7位:順天堂大学

1区・三浦選手は少し疲れがあったのか、故障の影響か、スパートし切れなかった。

2区・野村選手、3区・伊豫田選手がしっかり粘っていたことで、順天堂大学の層の厚さが活かせた。

復路も少しずつ順位を上げたかったが、なかなか追い切れなかったのが残念。

1 三浦 龍司(1) 騒がれ過ぎて、少しプレッシャーが強すぎたのでは…。
2 野村 優作(2) 厳しいエース区間で、何とか粘って最低限の仕事はした。
3 伊豫田 達弥(2) 全日本の失速分を取り戻す走りを見せられたのでは…。
4 石井 和希(1) マイペースな性格がうまく作用した感じ。今後も楽しみ。
5 津田 将希(3) × 激坂最速王決定戦のときの方が良い走りだったと思う。
6 清水 颯大(4) 主将らしい流れを引き寄せる走り。後の選手を楽にした。
7 小島 優作(3) × せっかくの良い流れを台無しにした。もっとスタミナを。
8 西澤 侑真(2) もっと強いはずで、期待していたが、今回は不発だった。
9 鈴木 尚輝(3) × 順天堂は層が厚いので、こういう機会を活かさないと。
10 原田 宗広(4) 有終の美を飾ったといっていい快走で、シード権を獲得。

 

総合8位:帝京大学

1区はもう少し前で行きたかったし、2区の星選手も苦しい走りになったが、3区・遠藤選手が完全に流れを引き戻した!

そして、5区・細谷選手がここまで快走するとは思わなかった。

復路を見据え、最高の位置にいる。総合優勝を狙って欲しかったが、強いはずの復路で失速したのは悲しい。

1 小野寺 悠(4) × 絶対に遅れられないのに、エースの走りには程遠かった。
2 星  岳(4) × 粘り強さは見せたが、小柄な選手には強風は不利だった。
3 遠藤 大地(3) 心配していたが、完全に流れを押し戻した帝京のエース!
4 中村 風馬(3) せっかく追いついたのに、そこから離されたのは残念。
5 細谷 翔馬(3) あの強風であの坂を力強く登れるのは、素晴らしい魅力。
6 三原 魁人(3) × 途中で疲労骨折。よくつないだと思うが、まずは安静に。
7 寺嶌 渓一(3) 7区に起用されたからには激走しないと、物足りない。
8 鳥飼 悠生(4) 復路エースとしてはあと1分遅い。実業団で頑張って。
9 橋本 尚斗(3) スタミナ面も全く問題ないことを証明。次回に期待。
10 山根 昂希(4) × 最後の仕事として、シード権の確保を失敗しなかった。

 

総合9位:國學院大學

1区・藤木選手、2区・中西大翔選手のWエースが不発で、どんどん悪い流れになってしまった。

その中で、3区・臼井選手、5区・殿地選手が何とか押し戻したのは、少し光が見えたようだった。

まずはシード権だけは確保できたので良かった。巻き返しを期待したい。

1 藤木 宏太(3) × スローペースに焦れて、変に仕掛けたのはいただけない。
2 中西 大翔(2) × 留学生にガンガン抜かれて、リズムを崩してしまったか。
3 臼井 健太(4) 悪い流れを断ち切ろうという責任感とプライドを感じた。
4 河東 寛大(4) × 強風に押し戻されたのか、本来の走りができず苦しい。
5 殿地 琢朗(3) 登りの適性はしっかり見えたし、チームを救ったと思う。
6 島﨑 慎愛(3) 前回よりタイムを約30秒縮める快走。山下りの職人。
7 徳備 大輔(4) 最後の最後に、箱根の重要区間をしっかり走れていた。
8 伊地知 賢造(1) 全日本大学駅伝のときから、力強く成長していて驚いた。
9 高嶌 凌也(4) × 追いつかれてから、シードを守るための粘りが良かった。
10 木付 琳(3) シード権の確保のため、前を追って、仕事は果たした。

 

総合10位:東京国際大学

1区・丹所選手が何とか耐えて、良い位置でたすきをつなげた。

2区・イェゴン・ヴィンセント選手は凄すぎる!向かい風がなかったら、64分台は出せると思う。他の選手とはスピードが違いすぎる。

ヴィンセントが無理矢理つくった良い流れに乗って、後ろの選手もいい走りをしていた。しっかり耐えて、連続シード権を獲得できて良かった。

1 丹所 健(2) × 先頭から45秒差は立派に仕事はした。もう一段成長を。
2 ヴィンセント(2) まさに世界レベル!モグス以来の走りがワクワクする選手
3 内田 光(4) 後ろから抜かれ続けたが、何とか耐え抜いたのは○
4 宗像 聖(2) × 何とか食らい付いていたが、更なる成長を期待したい。
5 荒井 雄哉(4) やはり良い流れに乗ると、力以上のものが出せると実感。
6 芳賀 宏太郎(3) × 登りの方が得意だからか、ケガの影響か残念な走り。
7 佐伯 涼(4) 最後の箱根駅伝で、区間賞獲得者として名前を刻んだ。
8 熊谷 真澄(4) × シード権を守るために、何とか耐えて走り抜いたのは◎
9 加藤 純平(4) × シード権を守るために、何とか耐えて走り抜いたのは◎
10 杉崎 翼(4) × 明治の猛追を何とか耐え抜いた。後輩を守った功績は大。

 

総合11位:明治大学

1区、2区でまさかの失速。最後まで波に乗り切れなかった。

明治ファンにとっては「まだ、こんなところにいるのか?」と、イライラする展開だったのでは。

復路での巻き返しに期待したいが、大保選手以外はまったく見せ場がなかった。

1 児玉 真輝(1) × あのペースだったら、トップに食らい付いて欲しかった。
2 加藤 大誠(2) × いくら悪条件でも前回より約2分遅いのはいただけない。
3 小袖 英人(4) × エースとして悪い流れを断ち切って欲しかったが残念。
4 櫛田 佳希(2) かなり後ろでたすきを受けたが、何とか押し戻した。
5 鈴木 聖人(3) エースとして流れを変えたかったが、強風は厳し過ぎた。
6 前田 舜平(4) × 主将でも流れを変えられなかった。大きな敗因の1つ。
7 手嶋 杏丞(3) × エースとして情けない走り。口に行動が伴っていない。
8 大保 海士(4) 本当のエースはこの苦労人。素晴らしい結果で競技継続。
9 富田 峻平(2) せっかくシード権内に入ったが、抜き切れなかったのは×
10 長倉 奨美(4) 最後の駅伝なので死ぬ気で走ったのだろうが、あと一歩。

 

総合12位:中央大学

本当に期待していただけに残念。まさかの大失速。前半からまったく見せ場がなかった。

1区・千守選手、2区・森選手があれだけ失速すると、3区のスーパールーキー吉居大和選手が可哀相だった。

タイムがいいだけではシード権は取れないという証明になってしまったが、復路は意地を見せて3位だったのは◎。

1 千守 倫央(2) × 前回と同じように、また置いて行かれてしまった。
2 森 凪也(3) × エースの走りを期待したが、追い抜かれるとキツイ。
3 吉居 大和(1) × せっかくの金の素材が泣き崩れていた。ほろ苦しい駅伝。
4 三須 健乃介(4) 最上級生として、何とか悪い流れを断ち切っていた。
5 畝 拓夢(4) × 計算できるはずが失速してしまい、本人が一番つらい。
6 若林 陽大(2) 前回の経験を活かして、しっかり仕事をし、信頼UP↑
7 中澤 雄大(2) ノーマークの選手だったが、前を追い続けて3人抜いた。
8 三浦 拓朗(3) エースとしての輝きを取り戻す戦いだったが、及第点。
9 手島 駿(3) 中央大学の主力として、実力を証明。次回も走りたい。
10 川崎 新太郎(4) 前回2区の誇りでシード権を狙ったが、届かなかった。

 

総合13位:神奈川大学

1区・呑村選手がしっかり粘れて、2区・井手選手があのせめぎ合いを耐え抜いたのは、感激した。

この2人が作ったいい流れで、この位置に来れたように思う。エースの頑張りって、本当に大事。

早稲田や青学が猛追してくるだろうが、何とか耐えてシード権を獲得したい。

1 呑村 大樹(3) 不思議な選手。気付いたら、前にいて勝負強さも見せた。
2 井手 孝一(4) エース区間で揉まれても耐え抜ける抜群の安定感だった。
3 川口 慧(3) 神奈川大の選手はしっかり粘れるのは素晴らしいと思う。
4 西方 大珠(3) 前回は1区で失敗したが、今回はしっかり粘れたと思う。
5 北﨑 拓矢(4) × ×だが、手堅くまとめたと思うし、順位を上げたのは◎
6 宇津野 篤(1) × 1年生としてはしっかり走れたが、箱根のレベルが…。
7 落合 葵斗(3) × シード落ちを決定づけた程のふがいない走りになった。
8 安田 響(3) × 3年連続で8区を走っている以上、区間1ケタでないと。
9 高橋 銀河(1) × 期待のルーキーだったが、ピークが合わなかったのか。
10 佐々木 亮輔(1) 期待のルーキーが激走して2人抜いたが手遅れだった。

 

総合14位:日本体育大学

1区・藤本選手はいい位置でたすきを渡し、2区のエース池田選手が凄かった!速いだけではなくて、本当に強い選手ですね。

しかし、4区、5区で墜落していってしまったのは残念。

シード権まで、それほどタイム差はなかったが、復路は耐えきれなかった。次につなげていきたい。

1 藤本 珠輝(2) 先頭から22秒差なので、及第点だと思う。安定してきた。
2 池田 耀平(4) 集団から抜け出して、名取選手と競り合える強いエース。
3 岩室 天輝(4) × 最後だからもう少し我慢して上位をキープしたかった。
4 福住 賢翔(4) × ここは耐えどころだったのに、あっさり落ちていた。
5 村越 凌太(2) × 山登りの準備がまだ足りなかったのでは。リベンジを。
6 菅沼 隆佑(4) × 頑張ったと思うが、少なくとも1時間は切りたかった。
7 森下 滉太(4) ボチボチ走れているが、1つ順位を落としてしまった。
8 大内 宏樹(3) × 実力者のはずなのに、なぜこんな走りになってしまうの?
9 野上 翔大(4) 前回たすきをつなげなかったが、今回は素晴らしい走り。
10 名村 樹哉(2) × 初の箱根だが、あの走りでは信用を落としてしまう。

 

総合15位:拓殖大学

1区・合田選手はトップから31秒差と、しっかり仕事をした。

2区・予選会トップのラジニをもってしても、東京国際のヴィンセントには、まるで歯が立たなかった。

3区、4区で失速したものの、5区の主将、石川選手がシード権内に押し戻した。厳しいが、復路も何とか粘りたい。

1 合田 椋(3) × トップから31秒差なので、しっかり仕事はしたといえる。
2 J・ラジニ(2) 小柄なラジニには強風はつらかったか…。それでも◎。
3 新井 遼平(3) × チームの主力として、もう少し良い走りが見たかった。
4 佐藤 広夢(3) × 持ちタイムからすると、走った方だが、もう一段上を。
5 石川 佳樹(4) 落ちかけたチームを押し上げる主将の強い意志を感じた。
6 佐々木虎太郎(2) × いくらなんでも1時間1分はかかり過ぎ。巻き返しを。
7 吉村 陸(2) × 主力選手は絶対に失敗してはいけないという見本の様。
8 江口 清洋(2) × 順位を1つ上げた。拓殖のゲームチェンジャーに。
9 竹蓋 草太(3) × 仲良く悪い流れに乗ってしまった。もう2段の成長を!
10 工藤 翼(2) × 意地で順位を1つ上げたのは◎。次につなげていきたい。

 

総合16位:城西大学

1区・砂岡選手、2区・菊池選手はうまくまとめて、いい流れになるかと思ったが、3区・菅原選手がぶち壊してしまった。

それでも、5区・山本唯翔選手が1年生ながら、素晴らしい走りで、なんとか戦える位置に押し戻した。

復路も何とか頑張って、シード権を獲得したかったが、逆に崩壊してしまった。

1 砂岡 拓磨(3) 離されてからの粘りは素晴らしい。エースとして頑張れ!
2 菊地 駿弥(4) × エースとして、あの集団での争いには勝って欲しかった。
3 菅原 伊織(3) × もう戦犯級。エースのあの走りはチームの士気を下げる。
4 梶川 由稀(4) × つられて仲良く失速してしまった。耐えどころだったが。
5 山本 唯翔(1) 1年生であの走りは今後に期待。城西の救世主の誕生!
6 野村 颯斗(1) × ×だが、ほとんど秒差がないので、実質的に良い仕事。
7 藤井 正斗(2) × もっとスピードをつけて距離を走れるようにならないと。
8 新井 颯人(1) × ここで崩壊させてしまったが、初めての選手だから。
9 宮下 璃久(3) × イケメンランナーもしっかり走らなければ値打ちはない。
10 雲井 崚太(4) × 苦しいレースだったが、箱根はいい記念になったはず。

 

総合17位:法政大学

1区の超スローペースを見た坪田監督は「せっかくエースを投入したのに、なんでこんなに遅いのか」と、愕然としたのではないか。

しかし、残り3kmからのスパート合戦で勝ち抜いた鎌田選手は素晴らしかった。

2区の大失速は予定外だっただろうが、何とかもう一度、見せ場を作りたい。

1 鎌田 航生(3) 最後に差し切った末脚にはホレボレする。エースの仕事。
2 河田 太一平(2) × 何もかもが崩壊し、それがTVに映る時間も長かった。
3 松本 康汰(2) × 準エース区間。ここで悪い流れを変えたかったが…。
4 清家 陸(3) × そこそこ粘って、1つ順位は上げられたのは良かった。
5 古海 航(4) × 偉大な青木選手の後はツライが、もう少しいい走りを。
6 須藤 拓海(4) × 必死で走っていたが、次は最低でも1時間は切りたい。
7 田辺 佑典(4) × 粘れることができず、法政もここで崩壊してしまった。
8 糟谷 勇輝(4) × 主将として粘りは見せていたが、後輩がリベンジを!
9 川上 有生(2) × 悪条件下であったとしても、1時間12分は切りたい。
10 中園 慎太朗(2) × スピード・スタミナともにレベルアップして欲しい。

 

総合18位:国士舘大学

1区・山本選手にとって、スローペースはありがたかったのでは。

2区・ライモイ・ヴィンセント選手は、今回は向かい風に苦しめられたか。あと一息の爆発力が欲しかった。

3区~5区は苦しい戦いになったが、これは想定内のはず。復路は巻き返したい。

1 山本 龍神(1) × 超スローペースのおかげで仕事を果たせた。幸運も味方。
2 ヴィンセント(3) 今年は靴紐は解けなかった。悪条件下ではいいタイム。
3 清水 拓斗(3) × 調子が悪かったのか、もう少し良い走りがしたかった。
4 木榑 杏祐(3) × 実力的には出せた感じはする。もっと上げていきたい。
5 孝田 拓海(4) × 結果は良くないが、主将として、しっかり走り抜いた。
6 曽根 雅文(4) 安定感のある山下り。後輩にうまくつなげて欲しい。
7 荻原 陸斗(3) × 前回の1区よりもずいぶん成長している感じがした。
8 清水 悠雅(2) × あと1分30秒タイムを縮めれば、区間1ケタになれる。
9 三代 和弥(3) × 今回は残念だが、区間上位に入れる選手になって欲しい。
10 綱島 辰弥(2) × あと1分タイムが良くなれば、かなりの選手になれる。

 

総合19位:山梨学院大学

1区・新本選手はもう少し地力を付けたい。超スローペースでなかったら、山梨学院は終わってしまうところだった。

4区・オニエゴ選手が強さを見せて、区間賞を獲得したことは、山梨学院の自信につながると思う。

復路は少しでも順位を上げていきたい。4区にエントリーしていた主力の瀬戸選手を外してきたのは驚いた。

1 新本 駿(1) × まだ1年生。これを糧に練習して、成長して欲しい。
2 森山 真伍(4) × エースとして懸命に走っていたが、周りが強かった。
3 島津 裕太(1) × 同期で競走して、高め合って、成長していって欲しい。
4 オニエゴ(3) 区間賞を取れたことで、山梨学院に良いお手本ができた。
5 星野 一平(2) × 今回は良くなかったが、この経験を大事に更なる成長を。
6 日影 優哉(4) △だが秒差はほとんどなかった。後輩に経験を伝えて!
7 木山 達哉(2) × まだ2年生。しっかり練習して、強くなって戻ってきて。
8 篠原 楓(2) × まだ2年生。しっかり練習して、強くなって戻ってきて。
9 遠藤 悠紀(4) × 箱根を走れた経験が、これから人生に活かされるはず。
10 渡邊 晶紀(3) × 来年さらに成長して、チームを引っ張ってきて欲しい。

 

総合20位:専修大学

7年振りの箱根駅伝は、苦しい悪条件下でのレースとなってしまった。

正直なところ、まだ本戦で通用する戦力ではないと思う。しかし、この現状を直視して、見つめ直すところからしか何も産まれない。

それでも、最後まで専修らしい走りを見せてくれた。

1 高瀬 桂(2) × 持ちタイムを考えれば、頑張ったと思う。次を頑張って!
2 茅野 雅博(4) × 向かい風の2区はキツすぎたが、経験を後輩に伝えて。
3 金久保 遥(3) × ほろ苦いデビューとなったが、次の目標もできたはず。
4 国増 治貴(2) × 何とか耐え抜いて、たすきをつなげたのは良かった。
5 野下 稜平(1) × タフなレースだったが、今後の成長につなげて欲しい。
6 南 里樹(2) × まだ2年生。しっかり練習して、強くなって戻ってきて。
7 成島 航己(2) × まだ2年生。しっかり練習して、強くなって戻ってきて。
8 水谷 勇登(1) × まだ1年生。しっかり練習して、強くなって戻ってきて。
9 辻 海里(4) × 箱根を走れた経験が、これから人生に活かされるはず。
10 服部 友太(3) × 来年さらに成長して、チームを引っ張ってきて欲しい。

 

最後に

2021年・第97回箱根駅伝 駒澤大学がまさかの大逆転で総合優勝・感想、いかがだったでしょうか?

成績がよかった選手も、そうでなかった選手もお疲れ様でした。本当に感動しました。全ての選手、監督スタッフ、大会関係者に感謝いたします!

今から来年が楽しみです。箱根ロスになりそう。

僕たちも選手に負けないように、頑張っていかないといけませんね。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

 

 

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