箱根駅伝の5区6区の過酷さをバスで体験しよう【神奈川・箱根観光】

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先日、2区3区4区を自転車で走ってみた感想を記事にさせていただきました。

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今回は、箱根駅伝の最大の特徴ともいえる5区6区を楽しんでみようと思い、箱根に行ってみましたので、お話をさせていただきます。

約1時間のバス旅になります。せっかくなので、芦ノ湖周辺も観光したいですね。

 

箱根への行き方

まず箱根への行き方を見ておきましょう。

首都圏にお住まいの方にとっては、いまさらという感じかもしれませんが、首都圏以外にお住まいの方はチェックしておいてください。

基本的にはJR小田原駅まで行けば、箱根登山鉄道で小田原から箱根湯本まで10分ほどで行けます。

ですので、まず『小田原』駅を目指しましょう。

新幹線『ひかり』号高速バスなら『小田原』駅を目指しましょう。

 

横浜から箱根への行き方

在来線で行くなら、JR横浜駅の5・6番ホームから『熱海』行きに乗ってください。

特急は別料金がかかりますので、快速か各駅停車で十分だと思います。『小田原』まで、片道45~50分程度で着きます。

JR小田原駅に着いたら、この改札を左折して、西口『箱根登山鉄道』へ向かってください。

箱根登山電車で、箱根湯本まで行きましょう。この右隣で『箱根フリーパス』が買えます。

箱根湯本まで10分ほどです。

 

新宿から箱根への行き方

新宿からなら、小田急の特急『ロマンスカー』に乗れば、乗換なしで箱根湯本まで行けるので、一番便利です。

小田急『新宿』駅の2番ホームから、箱根湯本行きのロマンスカーに乗ってください。

1時間30分ほどで箱根湯本に着きます。

もちろん旅費を節約するために、急行などで向かってもいいと思います。この場合は2時間ほどかかります。

 

羽田空港から箱根への行き方

箱根駅伝からですと、京急『箱根空港』駅から『新逗子』『逗子・葉山』行きなど、神奈川方面に乗って『横浜』に行き、JRに乗換てください。

あとは「横浜から箱根への行き方」を参照してください。

 

箱根を観光するなら絶対お得!箱根フリーパス

箱根に行くなら1泊2日以上がオススメです。見るところが多いですし、お得に利用できるチケットがあるんです。

それが『箱根フリーパス』です。

箱根登山電車、箱根登山バス(同じ路線を走る西武系列の伊豆箱根バスは使えません)、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェー、箱根海賊船などが、2日間or3日間、使い放題のチケットです。

また、温泉や美術館など各種施設の入場料が割引になるなど、かなりお得です。

日帰りなら料金を考えないといけないと思いますが、2日以上なら断然お得なので、ぜひ検討してみてください。

『箱根フリーパス』は、①小田原駅、②箱根湯本駅の案内所の他、インターネットで購入できます。

チケットはこんな感じ。乗り物にのるとき、入場券を買うときに提示する必要があります。

ただし、2点だけ気をつけてください。

①箱根登山電車は現在、箱根湯本~強羅の間は運休(台風被害のため。2021年11月に復旧予定)しており、代行バスを利用することになります。

②箱根フリーパスでは伊豆箱根バスは乗れません(箱根ではけっこう見かけるけど)

 

箱根湯本からバスで『箱根町港』を目指そう!

箱根湯本から箱根登山バスに乗って、『箱根町港(芦ノ湖)』を目指します。

2番乗り場から『箱根町港』行きに乗りましょう。このカップルは貸衣装だそうです。いい雰囲気ですよね。

バスは『R箱根新道線(急行)』と『H箱根町線(各駅停車)』があります。『H箱根町線』の方に乗ってください。

 

急行に乗ると、はやく芦ノ湖に着くのですが、箱根新道という何もない道を通ってしまいます。

今回は箱根駅伝5区・山登りを体験するのが目的ですので、各駅停車の方に乗ってください。

 

 

 

まっぷる 箱根'22

 

箱根駅伝5区・山登りを体験しよう!

箱根駅伝5区(20.8km)のコースを確認しておきましょう。

 

小田原中継所は、箱根登山電車『風祭』駅すぐの『鈴廣かまぼこの里』というところです。

このすぐ横からのバスに乗ってもいいですね。

箱根湯本駅は3km手前くらいになります。

それでは箱根湯本から出発しましょう。温泉街らしい町並で、食事ができるところが多いです。

箱根の山道への入口『旭橋』

旭橋からはキレイな景気が見られます。

老朽化のため使われなくなった『函嶺洞門』

山道に入っていきます。

 

大平台のヘアピンカーブ

この大平台のヘアピンカーブは、いつもTV中継で出てくるところですね。5区・7kmの給水ポイントです。

箱根駅伝の当日は、頭上にヘリコプターも飛ぶようです。

 

大平台~宮ノ下は渋滞する

大平台のヘアピンカーブ~宮ノ下は渋滞して、なかなか進みませんでした。

5区は、選手の邪魔になってはいけませんが、応援はしやすそうですね。

箱根登山電車が復旧して、車の通行量が減ってくれれば、少しはマシになるかもしれませんね。

 

宮ノ下・富士屋ホテルから本格的な登り

宮ノ下は富士屋ホテルという少し大きなホテルがあって、ここも温泉街です。

ひとりひとり選手の名前を呼んで応援する『宮ノ下スタイル』で有名。ここから坂の傾斜がきつくなります。

 

小涌園前

11.8km地点の小涌園前。ここもTVの中継ポイントですね。

ここのすぐ隣に、『箱根小涌園ユネッサン』という温泉施設があります。

いろいろな種類の温泉がある他、水着で入れる温泉プールなどもある人気施設です。宿泊もできるので、ここに泊まってもいいですね。

箱根駅伝のとき、このユネッサンのゆるキャラ「ハコネコ ボザッピィ」がよく映っていますね。

箱根小涌園ユネッサン
所在地 〒250-0407 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
電話番号 0460-82-4126
営業時間

平  日  10:00~18:00(温水プール)
土日祝日   9:00~19:00(温水プール)

平  日  11:00~19:00(温泉エリア)
土日祝日  11:00~20:00(温泉エリア)

休業日 年中無休
URL https://www.yunessun.com/

 

元箱根

箱根最高点(874m)からは一気に下ります。

最高地点も応援するには良さそうです。

 

元箱根は、芦ノ湖に行く手前になります。

この元箱根には、箱根神社と食事ができるお店が多くあります。

ローソン元箱根店。19km地点の近く。あと少しです。

 

なぜか朝日新聞社が5区を車で走った動画を出していました。これを見れば、いかに5区が大変かわかっていただけると思います。

 

 

箱根町港(芦ノ湖)

バスの終点『箱根町港』で降りてください。約1時間で着きました。

山の上はやはり冷やっとします。あと天気がコロコロよく変わりますね。

下の地図を参考に、回ってみてください。

箱根駅伝にちなんだものがなかったら、人も少なくて何もない印象ですが、箱根駅伝ミュージアムと箱根関所跡は見ておいていいのかなと思います。

 

①箱根駅伝ミュージアム

『箱根町港』のバス停のすぐ隣に、箱根駅伝ミュージアムがあります。各大学のグッズや箱根駅伝の歴史などが閲覧できます。

駅伝ファンなら行っておきたいところですね。内部は写真撮影は一切ダメとのことで撮れませんでした。

箱根駅伝ミュージアム
所在地 〒250-0521 神奈川県足柄下郡箱根町箱根167
電話番号 0460-83-7511
営業時間 平  日  10:00~16:30
土日祝日    9:30~17:00
休業日 年中無休
URL http://www.hakoneekidenmuseum.jp/

 

②駅伝広場

箱根駅伝ミュージアムの向かい側、『箱根関所南』の交差点の角に、『駅伝広場』があります。

ぜんぜん広くないんですけど、写真スポットになっています。

 

③箱根駅伝・往路ゴール&復路スタート

『箱根関所南』の交差点を右折しましょう!箱根ランナーの気持ちになりますね。

右折したところ。ここに人だかりができて、選手が飛び込んでいきます。

『東京箱根間往復大学駅伝競走往路ゴール』。お疲れ様でした!

この碑の裏側は『東京箱根間往復大学駅伝競走復路スタート』

 

④箱根海賊船 箱根町港

海賊船という芦ノ湖を遊覧する船の乗り場『箱根町港』もあります。

『箱根フリーパス』があれば、この豪華な船にも乗ることができます。

 

⑤箱根駅伝・栄光の碑

箱根駅伝・栄光の碑『若き力を讃えて』

歴代優勝校が刻まれています。

箱根駅伝の記念碑

駅伝を讃えて

平和を願う碑

 

⑥箱根関所跡

『箱根町港』のバス停から少し北に進む、箱根ホテルを抜けると『箱根関所旅物語館』があります。ここはレストランと土産店です。

『箱根関所旅物語館』の中を抜けると、『箱根関所跡』があります。

江戸を守る天下の関所・箱根です。

関所という名の軍事拠点ですね。

資料も充実しています。

時間があれば、隣の『箱根関所からくり美術館』ものぞいてみてもいいですね。

箱根関所跡
所在地 〒250-0521 神奈川県足柄下郡箱根町箱根1
電話番号 0460-83-6635
営業時間 3月~11月  9:00~17:00(入場は16:30まで)
12月~2月  9:00~16:30(入場は16:00まで)
休業日 年中無休
URL http://www.hakonesekisyo.jp/index.html

 

その他(食事など)

このあたりでも食事は取れますが、わかさぎ定食1,800円とか、関西人にはケンカ売ってるとしか思えないようなバカ高い値段が書いてあったりします。

とことん節約するなら、セブンイレブン元箱根店のイートインで済ませるのが、一番安く済むと思います。

 

僕は『箱根町港』バス停のすぐ近くにある「茶屋本陣・畦屋」の2Fにある『Cafe湖紋』で食事しました。ここ良かったです。

 

●Cafe KOMON湖紋

芦ノ湖を目の前に見ながら、食事ができるカフェです。

ハンバーグ定食¥1,350-

店員さんに話しかけたら、材料にもかなりこだわっているそうで、かなり美味しかったです。

 

帰りも箱根駅伝6区・山下りを楽しもう!

箱根駅伝6区は、5区の逆を走ります。

 

『箱根町港』のバス停から、箱根湯本or小田原まで帰ることができます。

ここも①『各駅停車』、②『急行』の2つの乗り場があります。

②番乗り場の『急行』は、早く着けますが、箱根新道を通るので何もない所を通ります。箱根湯本まで途中下車もできません。

①番乗り場。箱根駅伝6区のコースを通るのは、①番乗り場『各駅停車』の方です。

5区の逆を行くだけですが、せっかくですから楽しんで、山を下っていきましょう!

 

箱根湯本

箱根湯本も温泉街なので、ここでも楽しめると思います。

少しですが、土産店や食べ歩きができるお店もあります。

箱根まんじゅうを作っているところ。

小さな今川焼きという感じ。70円。

 

最後に

いかがだったでしょうか?

バスで上り下りをするだけですが、やはり実際に通ってみると、箱根ランナーの大変さがわかります。

これなら箱根観光を楽しみながら、楽しく見て回れますのでオススメです。

また、他の箱根観光の記事も併せてお読みいただけますと、とても嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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