札幌から40分!すぐ行ける小樽の行き方・楽しみ方①【北海道】

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札幌の知り合いに「札幌のオススメ観光スポット」を聞いていたときに、『小樽にも行けばいいのに!海鮮が美味しいし、運河とかいろいろ見るところもあるよ』と聞いて、「それなら近いし行ってみよう」と思いました。

でも、正直なところ「小さな町であっという間に終わっちゃうんでしょ。」と失礼なことを思っていました。

確かに小さな町なんですけど、見るところが意外と多くあって、びっくりしました。正直なところ、小樽をナメてましたね。小樽の皆さん、本当にごめんなさい。

歩き回ってみて『小樽めっちゃエエやん!』と思いながらすごく楽しめたので、小樽の町への行き方・楽しみ方をご紹介させていただきます。

 

小樽の街歩きは、もう1記事あります。ぜひご覧ください。

 

小樽について

小樽市は北海道西部に位置し、石狩湾に臨む北海道有数の港湾都市として発展してきた町です。

かつてはニシン漁が盛んで、ニシンは農業用肥料として使われていました。

夕張で取れた石炭を使い、札幌を総括都市として、小樽から石炭船でニシンを全国に運んでいたため、小樽には豪商が数多く誕生していたようです。

そのため、かつては北海道経済の中心地と繁栄し、今もなお多くの倉庫が建ち並ぶ都市です。

また、ガラス工芸、オルゴールなど名産も多い上に、寿司の町としておいしい海鮮が食べられる町として有名で、札幌から日帰りで容易に訪れることができるため、人気の観光地となっています。

さらに、あんかけ焼きそばや和洋スイーツも有名で、食べ歩きに最適の町です。

 

札幌から小樽への行き方

JRの快速エアポート列車で、札幌から約40分で着きます。

札幌駅からは、2番or3番ホームから快速列車に乗ってください。

新千歳空港駅からは、札幌に向かうときに乗る「快速エアポート」で、約80分で着きます。

 

小樽のオススメ定番観光地10選

小樽の定番観光地はたくさんありますが、数で競い合うようなことはしたくないですし、わかりやすくしたいので、あえて10個に絞ってみました。

観光客が行くところといえば、こんなところなんじゃないかと思います。

小樽の定番観光地
①小樽運河と倉庫群
②小樽三角市場
③日本銀行旧小樽支店「金融資料館」
④寿司&海鮮
⑤小樽硝子
⑥ルタオ(LeTAO)
⑦小樽オルゴール堂
――――――――――――――――――――――
⑧天狗山
⑨おたる水族館
⑩小樽海上観光船(4月中旬~10月中旬まで)

 

小樽運河や堺町通り周辺だけなら半日程度で回れると思っていただいて良いかと思います。

天狗山、おたる水族館、小樽海上観光船などまで行くなら、所要時間は1日みておいた方がいいと思います。

 

観光客はエリア毎に小樽を攻略しよう!

定番観光地などは、北海道旅行専門サイトなどにたくさん出ています。

でも、僕は何でもかんでも褒めすぎても気持ち悪いですし、観光客がさくっと回って楽しめる内容にしたいなと思っています。

なのでアバウトですが、初めての方でも理解しやすいようにざっくりとした内容にしていますので、そのあたりをご理解いただければと思います。

小樽は見て回るところが本当にたくさんありますが、観光客はエリアで回っていくのがベストだと思います。

小樽運河エリア
①小樽運河と倉庫群
北のウォール街エリア
③日本銀行旧小樽支店「金融資料館」
寿司屋通りエリア
④寿司&海鮮
堺町通りエリア
⑤小樽ガラス
⑥ルタオ(LeTAO)
⑦小樽オルゴール堂
三角市場エリア
②三角市場
その他エリア
⑧天狗山
⑨おたる水族館
⑩小樽海上観光船(4月中旬~10月中旬まで)

 

 

まっぷる 札幌 富良野・小樽・旭山動物園'21 (マップルマガジン 北海道 2)

 

趣があるJR小樽駅

ノスタルジックな雰囲気の小樽にぴったりなガス燈ランプがあったり、趣深いJR小樽駅。

2003年(平成15年)に、駅開業100周年を記念して、小樽にゆかりのある石原裕次郎さんにちなんで、4番ホームに『裕次郎ホーム』の愛称がつけられ、等身大パネルも設置されています。

往年の大スターですね。

また、かつて小樽にあった『石原裕次郎記念館』の貴重な物が展示されています。ファンの方には嬉しい演出ですね。

価値もよくわからないですけど、写真だけ撮ってみました。

 

小樽を効率よく回るなら『小樽散策バス』が楽!

僕は帰りに歩き疲れて、このバスに乗ったのですが、最初からこのバスに乗ってグルッと小樽の町を一周するのもアリだったなぁと感じました。

ぜひ検討してみてください。

北海道中央バス『小樽観光』

『小樽散策バス』

小樽の主要な場所を回ってくれます。

バスターミナルは、JR小樽駅を出て右折したところです。4番乗り場から乗ってください。

歩き疲れたときにも、このバスは使えますよ!

 

一日乗車券がめちゃくちゃお得!

小樽で1日遊ぼうという場合は『一日乗車券』がお得です。

おたる水族館、天狗山などにも行き放題ですから、かなりお得ですね。

 

三角市場エリア

三角市場は、JR小樽駅からすぐの場所にある海鮮が食べられる市場です。朝7時からお店が開いているので、腹ごしらえにはぴったりの市場ですね。

小樽三角市場
所在地 〒047-0032 北海道小樽市稲穂3丁目10-16
電話番号 0134-23-2446
営業時間 7:00~17:00
定休日 年中無休
URL http://otaru-sankaku.com/

 

小樽三角市場に行こう!

JR小樽駅前ロータリーを左折してすぐです。パッとみて、すぐわかる入口ですね。

観光客の方もたくさん来られていました。

大人気店・滝波食堂さん!

海鮮なら北海道はハズレなしですね。

どんなもんじゃい!と言われているよう…。

まさに黄色い宝石や!

 

三角市場から小樽運河へ

三角市場から小樽駅のロータリーに戻ったら、海側(東)へまっすぐ500mほど行くと、小樽運河が見えてきます。

 

線路の上を歩ける!旧手宮線跡地!

JR小樽駅と小樽運河のちょうど中間くらいの場所に残る廃線跡・旧手宮線。

北海道最初の鉄道、幌内鉄道の一部として1880年(明治13年)に開業。後に国鉄に買収されましたが、利用客減少により1985年に廃止されました。

現在は踏切なども含めてほとんどの廃線跡が保存されているので、線路の上を自由に歩けます!

 

小樽運河までに素敵なお店がたくさん

小樽運河に行く途中にも、魅力的なお店がいっぱいあります。

安いよね。三角市場でお腹いっぱいになってなかったら入ってたかも。

メロン好きには別腹だった。また食べ過ぎてしまう…。

 

観光案内は『小樽プラザ』で

小樽運河の手前に、小樽の観光案内所『小樽プラザ』があります。小樽のいろいろなことを丁寧に教えていただきました。

AM9時~PM6時の年中無休で、英語・中国語・韓国語にも対応していただけます。

おたるポータル【一般社団法人 小樽観光協会】

小樽運河の隣を走る臨港線。すごい良い天気!

 

小樽運河エリア

小樽運河は、小樽の観光地の中でも、定番中の定番ですね。

 

小樽運河とは

小樽運河は、1923年(大正12年)に完成した運河で、日本国内唯一の海岸の沖合い埋立て方式で造られていて、緩やかに湾曲しているのが特徴です。

全長は約1.14kmで、幅が20mです。運河の北部の通称「北運河」と呼ばれるエリアは、大正当時の幅40mのまま残っています。

1986年(昭和61年)に、臨港線沿いの運河の一部を埋め立てられ散策路が整備されると、周辺地区を含めて「小樽歴史景観区域」に指定され、小樽市の観光資源となっています。

散策路には63基のガス灯が設置されている他、運河沿いにある石造倉庫群は当時の姿を残しており、夕暮れ時からライトアップされています。

日が暮れてからは、また違った趣があっていいですね。

 

小樽運河ができた理由

小樽は水深が浅く、大型船が乗り入れできないため、沖に停泊している大型船に、小舟が近づいていって荷揚げをしていました。

しかし、取扱量が増えて運搬作業を効率的に行う必要が出てきたことから、①小舟が接岸できる距離を長くするため、②小舟が直接倉庫の近くまで入って行ける水路を作るために、海を埋め立てられ出来たのが「小樽運河」です。

その後、戦後になると、小樽港の埠頭岸壁の整備により、小樽運河の使命は終わり、現在は観光資源として当時の面影を、今に残しています。

 

小樽運河クルーズ

小樽運河は、運河クルーズの船で回ることができます。

観光客の方がいっぱいだったので断念しましたが、ナイトクルーズもあるので良いですね!

小樽運河の歴史など教えてもらいながら、40分かけて回ってくれるそうです。

皆さん気持ちよさそうに、船のクルーズを満喫されていました。

小樽運河クルーズ
所在地 〒047-0007 北海道小樽市港町5-4
電話番号 0134-31-1733
営業時間 9:30~20:00頃(季節によって変動有)
HPから時刻表を確認してください。
定休日 年中無休
URL https://otaru.cc/

 

小樽の倉庫街

小樽運河周辺の石造りの倉庫街は、レストランなどに改装されています。

当時の雰囲気を残しつつ、おしゃれな飲食街に生まれ変わっています。

北海道の素材にこだわった小樽ビールの数々…。飲みたい!

びっくりドンキーもオシャレ。そういえば北海道資本の会社でしたね。

 

小樽運河食堂

小樽運河の隣にある小樽運河食堂。レトロな外観がかっこいい!

この中には、海鮮やラーメン、スープカレーなどのお店が入っています。花畑牧場は北海道行くと、本当にどこにでもあるね。そら儲かるわ。

これにはそそられた。お腹いっぱいじゃなければ…。

 

小樽出抜小路

ここも、小樽運河の隣にある『小樽出抜小路』。

メロン好きなので、これにそそられ我慢できず…。

めっちゃ狭くてわかりにくいんですけど、奥に入っていくと、このお店『ポプラファーム小樽店』がありました。

『サンタのひげ』のメロン×メロン!うますぎる!

 

 

まっぷる 札幌 富良野・小樽・旭山動物園'21 (マップルマガジン 北海道 2)

 

北のウォール街エリア

かつて小樽は金融・海運・倉庫業で繁栄した商いの街として、北海道経済の中心でした。

そんな小樽には、明治から大正・昭和初期に建てられた当時としては最高級の豪華なビルが今に残っています。

レトロな洋風建築が立ち並ぶ北のウォール街エリアは、みんなの憧れだったことでしょう。今でも、一部が資料館や飲食店として利用されています。

 

日本銀行旧小樽支店「金融資料館」

北のウォール街で一番有名なのが、日本銀行旧小樽支店「金融資料館」です。

日本の影の王様・日本銀行にレッツゴー!

すごい金庫がありました!手を挟んだら、もげてまうね。

切り分けられる前のお札!それにしても、弐千円札って…。

レプリカの1億円を持たせてくれます。たったこれだけ???という感じ。

「近いうちにレプリカじゃなくて、本物をつかむぞ!」と気合いを入れました。

日本銀行旧小樽支店「金融資料館」
所在地 〒047-0031 北海道小樽市色内1-11-16
電話番号 0134-21-1111
営業時間 夏季4月~11月   9:30~17:00 (最終入館16:30)
冬季12月~3月 10:00~17:00 (最終入館16:30)
定休日 水曜日、年末年始
URL https://www3.boj.or.jp/otaru-m/index.html

 

小樽バイン

日本銀行旧小樽支店「金融資料館」の斜め向かいに、小樽バインがあります。

旧北海道銀行・本店跡にオープンした地元・北海道のワインと北海道産食材の洋食が楽しめるお店です。

ワインの飲み比べしました。3人とも美味しいやないの!

ワインショップでは「おたるワイン」やその他の北海道産ワインやチーズも販売されています。

小樽バイン
所在地 〒047-8601 北海道小樽市色内1-8-6
電話番号 0134-24-2800
営業時間 11:00~22:00(LO21:00)季節により営業時間の変動有
定休日 不定休(年末年始変動あり)
URL https://www.otarubine.chuo-bus.co.jp/

 

人力車に乗ってみた!

小樽の町を歩いていると、人力車のお兄さんが一生懸命、お客さんを獲得しようと営業していました。

そういえば、人力車が何台か走ってるなぁと思っていたんですけど、僕にも営業をかけてきたので「もう乗っちゃえ!」ということで、初めて人力車に乗ってみました!

今回お世話になった21歳のイケメンお兄さん!東京から出稼ぎに来ているそうです。

座席から見える景色。乗り心地は自転車に腰掛けてる感じ。

他の観光客から注目を浴びるのが照れますね。

いろいろ小樽の歴史などを教えてくれました。これは北運河近くの大正時代からある倉庫。なんと今も現役だそうです!

小樽運河の南運河から北運河までバッチリ回って、歴史を教えてくれます。

当時の豪商の家というか、商いをしていたお店。

当時の豪商の家は、火事による延焼を防ぐため、石造りの倉庫とお店の間に、木造の家を挟んでいたそうです。

若くて頑張ってる人とお話するのは楽しかったです。ありがとうございました。

 

最後に

小樽に行ってみて、お店の値段が札幌よりわずかながら安いように感じました。札幌からすぐの場所で、これは嬉しいですよね。

次回は、残りのエリアについてお話させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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