第54回全日本大学駅伝・関東地区予選会2022予想と各大学の戦力
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来る2022年(令和4年)6月19日(日)、17時30分(午後5時30分)から、相模原ギオンスタジアムにて、全日本大学駅伝・関東地区予選会2022が開催されます。

 

名目上ではありますが、全国一を決める大学駅伝です。もちろん三大駅伝のひとつですし、来年の箱根駅伝を見据えて重要な大会になります。

その中で特に、優勝争い、またシード権争いに絡むことが予想されるのが、やはり関東地区の大学です。

今回は、出場20大学の戦力分析を行い、全日本大学駅伝・関東地区予選会2022の予想をしていきたいと思います。

 

目次

全日本大学駅伝・関東地区予選会2022の日程とルール

まず、全日本大学駅伝2022の本大会の日程は、2022年(令和4年)11月6日(日)、午前8時05分スタートです。

 

そして、今回の主題である全日本大学駅伝・関東地区予選会は、2022年(令和4年)6月19日(日)、午後5時30分から、相模原ギオンスタジアムにて行われます。

この予選会の様子は、当日の17時15分からYoutubeで配信されます。熱い戦いを観戦できるのは嬉しいですね!

 

 

全日本大学駅伝2022のシード校と実力

まずは、全日本大学駅伝2021の順位と、シード校およびその実力を見ておきましょう!

第52回全日本大学駅伝2021の結果
駒澤大学
青山学院大学
順天堂大学
④ 國
東京国際大学
早稲田大学
明治大学
中央大学
-----------
⑨ 法政大学
⑩ 東洋大学
⑪ 中央学院大学
⑫ 東海大学
⑬ 帝京大学
⑭ 拓殖大学
⑮ 日本体育大学

 

①前回優勝の駒澤大学は、日本人学生最強の田澤廉ほか、鈴木芽吹、唐澤拓海、主将の山野力など、個々の能力が高い。

そこにくわえて、1500m・3000m・5000mの日本人高校記録保持者の佐藤圭汰が加入。全日本大学駅伝は相性も良く、今年も優勝候補筆頭だ。

 

②前回、惜しくも2位となった青山学院大学。その後の箱根駅伝は分厚い選手層を見せつけ圧勝だった。お茶の間的には青山学院大学が最強だと思われているに違いない。

昨年ルーキーイヤーを怪我で棒にふった鶴川正也、駅伝未出場の主将・宮坂大器など、まだ一般的には知られていない選手もまだまだ揃っていて、その実力は底知れない。

 

順天堂大学は選手の育成力が高く、エースの三浦龍司を筆頭に、気づけばジワジワ上位に上がってくる。

長門監督としても戦力が揃っている今年度は、勝負の年となるだろう。

 

④エース級の選手がズラリと揃い、今年は不気味な。出雲駅伝なら優勝するかもしれない。

主将の中西大翔、日本学生ハーフ優勝の平林清澄、関東インカレハーフ優勝の伊地知賢造、日本人学生ハーフマラソン歴代2位の山本歩夢、1年浪人して最後の勝負に挑む島﨑慎愛の5人はいずれも強烈だ!

 

⑤3人のエースが、他大学を圧倒する東京国際大学

最強留学生イェゴン・ヴィンセント、日本人エース丹所健、スピードスター山谷昌也が持てる力を発揮したら、他大学は呆然と立ち尽くす他ないだろう。

 

⑥日本一の名門私立・早稲田大学。昨年の選手層からすると、少し物足りないが、それでも毎年、最高級のルーキーが入学して活躍する。

今年は少し厳しいと思うが、花田新監督の下がんばっていくだろうし、そう簡単にシード権は譲るまい。

 

⑦手堅い走りが持ち味の明治大学。鈴木、手嶋の2枚看板は卒業したが、今年の新入生は、昨年の全国高校駅伝1区区間賞の森下翔太をはじめ強力だ。

すべての選手があと一歩成長すれば、優勝争いにも絡んできて、面白い存在になれるかもしれない。

 

⑧前回は、10大会ぶりにシード権を獲得した中央大学。その流れで箱根駅伝でもシード権をつかみ取った。

藤原監督の育成が実を結び始め、新入生も強力!今年はさらに上位を伺う勢いだ。

 

 

この8つのシード校は、はっきり言って強すぎます。

正直なところ、これらシード校と今回の予選会に参加する大学の間には、かなり大きな隔たりがあって、勝負するのは難しいかなとも思います。

予選会を戦うチームから、これらのシード校と勝負できるのは2校程度ではないでしょうか。

 

 

全日本大学駅伝・関東地区予選会に出場する20大学

全日本大学駅伝・関東地区予選会2022に出場する20大学は、持ちタイム順に、以下の20大学です。

創価大学 東海大学 日本大学 東洋大学 日本体育大
拓殖大学 中央学院大 城西大学 法政大学 山梨学院大
大東文化大 立教大学 帝京大学 駿河台大学 上武大学
神奈川大学 東京農業大 国士舘大学 日本薬科大 専修大学

 

全日本大学駅伝・関東地区予選会2022のルール

予選会のルールは、トラック10000mを4組に分け、各大学2名ずつでレースを実施し、8名の合計タイムの上位7校を推薦対象校とします。

なお、8名のうち1人でもリタイアすると、その大学は失格となってしまいます。

2016年の第48回大会予選会は、創価大学と神奈川大学が、最終組でリタイアする選手が出て、通過圏内にいながら、最後の最後に失格となってしまいました。

さらに、2018年の第50回大会予選会では、中央大学が1組目で熱中症のためリタイアで失格となり、2~4組の選手は走ることすらできず、選手および関係者が呆然としていたことが忘れられません。

全日本大学駅伝・関東地区予選会2022
①チームエントリー
 2022年6月5日(金)-各チーム13名
②組エントリー
 2022年6月18日(土)-各チーム8名(各組2名)
 ※組エントリー後は、原則変更禁止

 

全日本大学駅伝・予選会の突破が難しい理由

全日本大学駅伝の予選会を突破することは、箱根駅伝予選会を突破するよりも難しいと言われることがあります。

箱根駅伝予選会が10大学に門戸が開かれているのに対し、全日本大学駅伝では予選会を突破できるのは7大学しかありません。

 

コンディション調整が難しい

予選会当日は、梅雨時期である6月であるため、高温多湿になりやすいです。

晴れると恐ろしく暑くなり、酷暑といわれるときがありますし、曇りだと蒸し暑くなり、雨が降れば気温は上がりにくいものの走りにくいという、いわゆる最悪のコンディションの中で争うのが、全日本大学駅伝・関東予選会なのです。

したがって、各選手は攻めながらも、守りの走りもすることが大切になってきます。

また、1組目および2組目でしっかり上位をキープして、3組、4組の各大学のエースがリタイアすることなく、しっかり実力を発揮する必要があります。

 

持ちタイム(ベストタイム)はあまり当てにならない

各選手の持ちタイムは、そのほとんどが晩秋か冬、春先の気温が上がりにくく走りやすい季節・環境で出されたものです。

ですから、高温多湿の6月に行われる全日本大学駅伝・関東地区予選会においては、このタイムではまず走れません。

悪環境の中での勝負強さや真の実力が問われるので、持ちタイムだけでは判断できないです。

当日の気温・湿度などのコンディションや各選手の調子に大きく左右されるため、予想はとても難しいものとなります。

 

タイムを稼げる留学生がいるチームが有利

4組に分かれて行われる予選会。各大学のエースが4組目に登場することが多いです。

突破圏外にいるチームは、そうしたエースが最終組で、なんとか勝ち抜くために勝負してきます。

逆に、突破圏内にいるチームのエースは、そうしたチャレンジしてくる選手をペースメーカーに使いながら最後で抜くか、少なくとも大きく離されなければいいわけです。

そのどちらもできるのが、突出した力をもつ日本人選手か、爆発力をもつケニア人留学生です。

その中でも、最後に大逆転できるだけの実力あるケニア人留学生がいるチームはやはり有利だと思います。

 

1組・2組が大事

予選会は1~4組まで、大事ではない組はありませんが、やはり勢いに乗るためにも、1・2組でしっかり上位にいることが大事です。

いくら4組のエースで挽回できるといっても、限度がありますし、相手も各大学のエースです。

それに、無理をして挽回しようとするとオーバーペースになって潰れてしまったり、他大学のエースに、体よくペースメーカーにされてしまいます。

しかし逆に、4組のエースが突出している場合、1組2組を走る選手は心理的に余裕があるかもしれません。

どちらにしろ、勝負はやはり最初が肝心ですね。

 

全日本大学駅伝・関東地区予選会2022の予想

全日本大学駅伝・関東地区予選会2022の滝山の予想は、以下の通りです。

最初に逃げるわけではありませんが、各順位は±3くらいは十分にあり得ると思います。

全日本大学駅伝・関東地区予選会の予想
① 東海大学
② 東洋大学
③ 創価大学
④ 日本体育大学
⑤ 法政大学
⑥ 中央学院大学
⑦ 大東文化大学
――――――――――
⑧ 拓殖大学
⑨ 城西大学
⑩ 帝京大学
⑪ 山梨学院大学
⑫ 神奈川大学
⑬ 駿河台大学
⑭ 立教大学
⑮ 日本大学
⑯ 上武大学
⑰ 東京農業大学
⑱ 国士舘大学
⑲ 専修大学
⑳ 日本薬科大学

 

順位予想について

今回の関東地区予選会は、予想がとても難しいと思っています。飛び抜けた実力校が少ない気がするからです。

予選会当日にしっかりピークを合わせ、コンディションを整えられた大学が、当然有利になります。

そして『絶対に予選会を突破してやる!』という意志が強い大学が勝ち抜いてくるのではないでしょうか?

ちなみに一番迷ったのが、法政大学、拓殖大学と神奈川大学。どれくらいやってくれるか読めなかったので、正直なところ勘だけで選びました。

 

突破有力なのは東海、東洋、創価

少し力が抜けているのではないかと思われるのが、1~3位予想にあげた東海大学東洋大学です。

このうち、東洋大学と創価大学はエースがしっかりいて、中間層も揃っており、戦力が充実しています。

東海大学はエースが欠場していますが、中間層が他校に比べてかなり分厚いと思います。

よほどのアクシデントがない限りは、この3校は安全圏だといえるでしょう。

もちろん油断はできませんし、番狂わせも起こり得ますが、きちんと実力を発揮できれば、突破する有力候補だと思います。

ただ、この3校であっても、シード校と勝負するのはかなり厳しい。ダントツのトップ通過するつもりで戦ってもらいたい。

 

上位に続くのが日体大、法政

正直なところ、上位予想にあげた3校以外は、どこが落ちてもおかしくないと思いますが、それでは予想にならないので、苦しみながら予想してみました。

上位3校に続くのが、日本体育大学法政大学ではないかと思います。

この両校は選手層が厚いので、大きな失敗がなければ、なんとか滑り込めるのではないでしょうか。

ただし、日体大はエースの藤本珠輝選手が欠場、法政大学はエースの力が他校に比べて弱いことが不安材料ではあります。

 

当落線上なのは中央学院、大東文化、拓殖、城西、帝京、山梨学院

6~11位の当落線上にいるのが、6校だと思います。

はいわゆる野武士軍団ともいえる。持ち前の勝負強さを発揮して、なんとか突破したい。

は、真名子新監督の下、いま上昇気流に乗っていると思う。1組2組を走る日本人選手の出来次第か。

拓殖大学はエースのジョセフ・ラジニ選手が欠場したことが、どう考えても痛すぎるが、他の選手は意地を見せたい。

いまひとつ勝負強さが見えてこない西だが、ケニア人留学生キムタイ選手の爆走で、予選会突破を狙いたいところ。

山梨学院大学は、ポール・オニエゴが卒業。いまひとつブレークしないボニフェス・ムルア選手と日本人選手が全力を出せないと、突破は見えてこない。

 

それ以下の大学は苦しい

これまでに挙げた大学だけでもかなり強力で、予想は難しいです。神奈川大学あたりには期待したいのですが…。

残念ながら、それ以外の大学に入り込む余地はほとんどないと思います。

なぜそう思うのかは、以下の各大学についての分析をお読みいただければと思います。

 

各大学陸上競技部のHP一覧

各大学の陸上競技部のHPの一覧です。ひいきの大学の情報をチェックしてください。

 

シード校

駒澤大学 『HP』『instagram』
青山学院大学 『HP』『twitter』『instagram』
順天堂大学 『HP』『twitter』『instagram』
國學院大學 『HP』『twitter』『instagram』
東京国際大学 『HP』『twitter』『instagram』
早稲田大学 『HP』『twitter』『instagram』『YouTube』
明治大学 『HP』『twitter』『instagram』
中央大学 『HP』『twitter』『instagram』

 

予選会参加校

創価大学 『HP』『twitter』『instagram』
東海大学 『HP』『twitter』『instagram』
日本大学 『HP』『twitter』
東洋大学 『HP』『instagram』『公認応援』
日本体育大学 『HP』『twitter』『instagram』
拓殖大学 『HP』『twitter』『instagram』
中央学院大学 『HP』『twitter』『instagram』
城西大学 『HP』『twitter』『instagram』
法政大学 『HP』『twitter』『instagram』
山梨学院大学 『HP』『twitter』
大東文化大学 『HP』『twitter』
立教大学 『HP』『twitter』
帝京大学 『HP』『twitter』
駿河台大学 『HP』『twitter』『instagram』
上武大学 『HP』『twitter』『instagram』
神奈川大学 『HP』『twitter』
東京農業大学 『HP』『twitter』
国士舘大学 『HP』『twitter』『instagram』
日本薬科大学 『HP』『twitter』
専修大学 『HP』『twitter』『instagram』

 

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出場各大学の戦力分析

各出場大学の戦力を分析してみました。これによって予想がバッチリ当たってくれると嬉しいのですが…。

拓殖大学、法政大学、神奈川大学あたりは、正直なところどう判断してよいか、わからなかったです。

 

『各大学チームエントリー一覧』

 

 

1位突破予想:東海大学

僕が1位突破予想した東海大学は、両角監督の育成方針なのか、スピードランナーが多く、トラック種目が得意な選手が多いと思う。

昨年は苦しい戦いを強いられ、選手にも鬱憤が溜まっているのではないか?

エースの石原翔太郎、主力の4年生・松崎咲人が欠場するのは痛いが、予選会レベルならそれを補って余りある選手層を誇っている。

持ちタイムが上位で、かつトップ通過を狙っていくであろうから、手堅く上位通過を果たすと思う。

強み:トラック種目が得意な選手が多い。両角監督の育成力。
弱み:エース石原翔太郎、主力の松崎咲人が欠場。

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
金沢有真(4) 14:16.49 28:48.76
杉本将太(4) 14:04.77 29:16.89
竹村拓真(4) 13:58.29 28:54.56
入田優希(4) 14:04.17 29:02.30
神薗竜馬(3) 14:01.45 28:42.61
喜早駿介(3) 13:53.42 28:52.13
松尾昴来(3) 13:57.91 28:21.80
溝口 仁(3) 13:49.60 28:24.48
梶谷優斗(2) 14:05.38 28:27.77
越 陽汰(2) 13:53.77 28:48.37
吉田 響(2) 14:03.44 29:17.11
大内 瞬(1) 14:14.91 29:32.03
竹割 真(1) 14:09.65 29:55.16

 

2位突破予想:東洋大学

持ちタイムはそれほどでもないものの、勝負強い東洋大学を2位予想にした。

東洋の印象は、あまりトラック種目に出場していない感じで、持ちタイムは参考程度にしかならないと思う。

ただし、主将の前田義弘、昨年の駅伝でも活躍した2年生エース石田洸介の欠場は少し痛いところ。

それでも、この選手層なら、予選会はまず着実に突破してくるだろう。

強み:1秒を削り出す伝統の勝負強さと選手層
弱み:主将・前田義弘、2年生エース・石田洸介の欠場。

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
及川瑠音(4) 13:42.35 28:55.52
柏 優吾(4) 13:59.28 28:49.72
木本大地(4) 14:16.47 29:06.85
児玉悠輔(4) 13:55.22 28:45.74
清野太雅(4) 14:11.91 29:03.59
佐藤真優(3) 13:58.72 28:49.54
九嶋恵舜(3) 13:48.67 29:05.71
熊崎貴哉(3) 13:56.69 29:24.18
松山和希(3) 13:48.80 28:42.17
村上太一(3) 14:07.19 29:07.76
梅崎 蓮(2) 14:14.50 29:18.70
緒方澪那斗(1) 13:54.45 28:36.67
西村真周(1) 13:55.92 29:50.87

 

3位突破予想:創価大学

本来なら、昨年の予選会を突破していなければいけなかった創価大学。

ケニア人留学生フィリップ・ムルワ、勝負強さを誇る嶋津雄大が4組目に控えているのは、やはり大きい。

唯一の心配は、日本人エースの葛西潤、主力の新家裕太郎、主将の緒方貴典が欠場するなど、ケガ人が多いこと。それでも選手層からいって、突破は堅いと思う。

逆に、今回突破できないようだと、先が思いやられるし、創価大学を目指す高校生ランナーが減ってしまい、衰退していってしまうかもしれない。

それだけに、創価大学にとって絶対に落とせない予選会だといえる。

強み:箱根駅伝2年連続シード権の自信。ムルワ&嶋津の2枚看板
弱み:日本人エース葛西潤、主将・緒方貴典の欠場

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
嶋津雄大(4) 14:03.65 28:14.23
濱野将基(4) 14:06.76 28:37.06
Pムルワ(4) 13:29.42 27:35.29
本多晃士郎(4) 14:20.73 29:19.42
松田爽汰(4) 14:02.30 29:32.49
横山魁哉(4) 13:57.61 29:18.15
桑田大輔(3) 14:06.48 28:38.46
志村健太(3) 14:12.17 29:24.54
山森龍暁(3) 14:04.36 28:56.78
吉田 凌(2) 14:11.16 28:41.28
Lカミナ(2) 13:48.78 28:28.80
石丸惇那(1) 13:57.91 ---
野沢悠真(1) 14:13.27 29:23.82

 

4位突破予想:日本体育大学

持ちタイム5位の日体大を、4位予想にしたい。

日体大は今年はちょっと厳しいかなと思うときでも、なんだかんだ上位に上がってくるように思う。

ただし、精神的支柱であり、エースの藤本珠輝が欠場するのは痛すぎる。しかし、藤本頼みのチームは進化しなければならないと思う。

1・2組目で大きく失敗するようだと、予選会突破は危うくなってくるが、そうした失敗をしないのが、日体大の一番の強みだと思う。

強み:突出した選手はいないものの、選手層が分厚い。
弱み:エース藤本珠輝が欠場。誰も失敗できない。

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
名村樹哉(4) 14:13.68 29:08.76
松永悠吾(4) 14:14.91 29:38.14
盛本聖也(4) 13:56.42 29:02.98
大森椋太(3) 14:17.77 29:01.32
高濵大志(3) 14:09.67 29:15.43
中津川亮(3) 14:36.02 29:44.56
水金大亮(3) 14:24.78 29:18.40
三好紘生(3) 14:35.63 30:08.56
石川龍芽(2) 14:29.34 30:01.00
山下大毅(2) 14:18.20 29:28.89
分須尊紀(2) 13:59.10 28:59.82
平島龍斗(1) 13:59.00 ---
山崎 丞(1) 14:03.77 ---

 

5位突破予想:法政大学

昨年の全日本大学駅伝の本戦で、9位と善戦した法政大学。その後の箱根駅伝は10位で、3大会ぶりにシード権を獲得した。

上昇気流にあるとは思うが、それをもたらした精神的支柱の鎌田航生が卒業してしまった。

精神的支柱でありタイムも稼いでくれるエースが抜けた穴は、想像以上に大きいと思う。

しかし、全体の底上げが進んでいるのも事実。今後を占う上でも負けられない予選会だ。

強み:選手層が厚みを増し、箱根駅伝シード校としての自信
弱み:タイムを稼いでくれる留学生がおらず、エース力が弱い

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
内田隼太(4) 13:39.26 28:58.65
扇  育(4) 14:06.43 29:25.70
川上有生(4) 14:07.96 29:06.97
河田太一平(4) 14:26.23 29:06.76
中園慎太朗(4) 14:25.22 28:58.54
松本康汰(4) 13:46.62 28:52.82
稲毛崇斗(3) 14:19.74 29:14.14
緒方春斗(3) 14:34.93 29:27.96
細迫海気(3) 14:28.08 29:24.60
松永 伶(3) 13:50.45 29:17.95
宗像直輝(3) 14:10.00 29:25.43
武田和馬(2) 14:31.87 29:33.53
清水郁杜(1) 14:04.06 30:48.34

 

6位突破予想:中央学院大学

この中央学院大学あたりからは、どこが落ちてもおかしくない厳しいサバイバルゲームとなるだろう。

高校時代は実績がなくても、大学ではしっかり活躍させる川崎監督の育成力が光る中央学院大学。

ケニア人留学生がいないため、全員に高度な走りが要求される中で、高校球児から主力に成長した武川流以名の欠場は痛すぎる。

2年生エース吉田礼志には、チームの勝利のために爆発力な走りを期待したい。

強み:28分台ランナーが3名いるのは大きい
弱み:ケニア人留学生がいない&主力の武川流以名が欠場。

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
中島稜貴(4) 14:18.93 29:39.69
吉本光希(4) 14:08.75 29:34.69
荻沼直人(4) 14:11.09 29:29.45
前田篤志(4) 14:25.62 29:40.94
松島 匠(4) 13:52.69 29:05.81
伊藤秀虎(3) 14:06.66 28:52.15
飯塚達也(3) 14:07.84 29:06.55
吉田礼志(2) 13:52.85 28:22.42
掘田晟礼(2) 14:01.67 28:49.05
工藤巧夢(2) 14:19.57 29:21.52
蒲田陽生(2) 14:11.37 29:43.65
黒岩勇禅(1) 14:20.61 29:58.55
近田陽路(1) 14:23.77 29:46.50

 

7位突破予想:大東文化大学

今年の3月より、仙台育英高校を全国一に押し上げた真名子新監督を迎え入れた大東文化大学。

近年低迷してきたチームの雰囲気は、一新している模様だ。真名子監督の今年の目標が、全日本大学駅伝と箱根駅伝の出場だ。

急ごしらえにはなるだろうが、ここは当日にピークを合わせてくるのではないか?

持ちタイムは11位なので、まだ苦しいことに変わりないが、昨年の箱根駅伝予選会でやらかした高校時代の教え子ピーター・ワンジルが奮起すれば、予選会突破は見えてくる。

強み:真名子新監督の下で急成長し、勢いがある
弱み:ここ数年、善戦するも勝ちきれない勝負弱さ

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
大野陽人(4) 14:03.11 29:11.16
金田龍心(4) 14:23.53 29:13.53
木山 凌(4) 14:08.14 28:35.47
塩田祥梧(4) 14:19.39 29:52.41
菊地駿介(3) 14:03.77 29:15.78
久保田徹(3) 13:52.50 28:43.55
長島玲音(3) 14:23.54 30:21.27
大谷章紘(2) 14:31.19 30:38.52
小田恭平(2) 14:25.11 ---
西代雄豪(2) 14:22.78 30:31.40
Pワンジル(2) 13:31.97 28:25.20
赤星龍舞(1) 14:53.74 31:15.81
入濵輝大(1) 14:07.69 30:15.11

 

8位敗退予想:拓殖大学

実績のない選手を集めて、長い距離をしっかり走り込んで育成していく岡田イズムを今も継承する拓殖大学。

昨年の箱根駅伝予選会を敗退した悔しさは、今も強く残っているはずだ。

それだけに、この全日本大学駅伝・関東地区予選会は是が非でも勝ち抜く心意気に違いない。

圧倒的走力のジョセフ・ラジニが欠場するので、タイムを稼げる選手がいないのが痛いが、持ちタイム6位。1組2組で上位に入って、なんとか滑り込みたいが如何に。

強み:スピードに欠けるが、スタミナで強さをみせる育成方法。
弱み:留学生ジョセフ・ラジニが欠場。誰も失敗できない。

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
江口清洋(4) 14:36.97 28:49.31
工藤 翼(4) 14:29.12 29:11.73
佐々木虎太郎(4) 14:18.54 29:04.47
関根大地(4) 14:49.80 29:47.27
原田大希(4) 14:41.70 29:15.00
山田拓人(4) 14:51.29 29:32.13
小山晴空(2) 14:42.76 29:01.76
富永匠海(2) 14:34.21 29:20.06
富永悠生(2) 14:54.50 30:10.15
安村零音(2) 14:42.56 29:30.65
荒木喗登(1) 14:23.50 ---
熊谷哲平(1) 14:44.19 30:52.59
玉利和己(1) 14:25.51 ---

 

9位敗退予想:城西大学

昨年の箱根駅伝予選会で惨敗し、失速気味の城西大学。やはり勝てる戦いをミスすると、全体の雰囲気も暗くなってしまう。

こういうミスがポコポコ出るところが、城西大学の弱さであり脆さだと思う。

しかし、初のケニア人留学生キムタイが加入して、何とかしたいという意思は感じる。

ヴィクター・キムタイは持ちタイムが10000m29分台となっているが、5000mの走りを見ている限り、どんなに悪くても28分40秒くらいでは走ってくるはずだ。

1組2組で上位に食い込めれば、4組目のキムタイ、日本人エース山本唯将で最後にまくれるかもしれない。

強み:ケニア人留学生キムタイ選手の加入&1年生の逸材
弱み:日本人の上級生がいまひとつピリッとしない

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
木村吉希(4) 14:08.23 28:55.53
小島 拓(4) 14:34.85 29:33.64
藤井正斗(4) 14:22.99 29:01.93
成田龍之介(3) 14:17.23 29:57.61
野村颯斗(3) 14:43.94 28:54.48
山中秀真(3) 14:02.15 28:57.70
山本唯翔(3) 14:02.94 28:48.72
片渕大晴(2) 14:14.86 32:06.49
林 晃耀(2) 14:03.22 29:26.31
平林 樹(2) 14:13.20 29:14.30
斉藤将也(1) 14:02.12 30:16.28
鈴木健真(1) 14:08.38 29:57.99
Vキムタイ(1) 13:38.43 29:16.02

 

10位敗退予想:帝京大学

持ちタイム13位の帝京大学。箱根駅伝にコミットしており、それ以外の駅伝やトラック種目はあくまで箱根に向けた調整という感じだ。

それでも中野監督の育成力で、近年は強豪校として定着しており、その実力は安定感が増している。

しかし、昨年の主力であった4年生が一斉に卒業し、今年は戦力的に少し厳しいのが実情だ。

箱根駅伝のような長い距離ほど強みを増すが、10000mで争われる全日本大学駅伝・関東地区予選会はやはり苦しい。

今後の帝京大学の力量を見るのに、丁度いい試合となってくるだろう。

強み:1年生の逸材&箱根駅伝5年連続シード権の勝負強さ
弱み:昨年の主力が大量に卒業し、今の帝京の台所事情は厳しい

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
新井大貴(4) 14:13.45 30:16.64
大花将太(4) 14:02.80 29:39.47
小野隆一朗(3) 14:04.47 28:50.22
末次海斗(3) 14:29.07 29:31.83
西脇翔太(3) 13:56.71 28:57.21
小林大晟(2) 14:20.65 29:13.22
林 叶大(2) 14:17.53 30:27.92
福島渉太(2) 14:09.52 28:57.49
福田 翔(2) 14:14.11 29:37.33
尾崎仁哉(1) 14:20.45 29:51.99
栗田隆希(1) 14:00.04 ---
柴戸遼太(1) 14:06.83 ---
藤本雄大(1) 14:21.52 29:33.24

 

11位敗退予想:山梨学院大学

前回、前々回と箱根駅伝に復帰して、駅伝強豪校への返り咲きを狙う山梨学院大学。

しかし、その原動力となってきたポール・オニエゴは卒業してしまった。

現在のエースは、いまひとつブレークしないボニフェス・ムルア。それでも持ちタイムは申し分ないので、この予選会で大きく弾けてもらいたい。

日本人選手は4年生の2選手と、それ以外の選手との隔たりは大きい。日本人選手が相当がんばらないと、予選会突破は見えてこないだろう。

強み:留学生ムルアが好調&箱根駅伝2連続出場の自信
弱み:日本人選手の底上げが弱く、勢いに欠ける

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
伊藤大暉(4) 14:21.30 28:42.54
木山達哉(4) 14:12.02 28:43.31
篠原 楓(4) 14:19.58 29:26.37
Bムルア(4) 13:38.42 28:08.10
北村惇生(3) 14:22.55 29:24.48
島津裕太(3) 14:21.70 29:47.70
横山竜之介(3) 14:37.25 29:50.15
砂川大河(2) 14:21.76 29:16.68
髙田尚輝(2) 14:08.91 29:41.90
土器屋快都(2) 14:21.21 30:20.75
長谷田英義(2) 14:25.82 30:11.23
阿部 塁(1) 14:33.40 30:36.71
Jムトゥク(1) --- ---

 

12位敗退予想:神奈川大学

箱根駅伝の予選会は滅法強いが、全日本大学駅伝の予選会は苦手な神奈川大学。

神奈川大学については、主力が多い3年生が怪我なく、当日を迎えられるかによって結果は違ってくると思う。

3年生が全員揃った上で、しっかり実力を発揮して、1組2組で3位以内に入ってくるようだと、番狂わせで予選会突破も見えてくるかもしれない。

地味な存在に甘んじている間に、他校は着実に力をつけてきている。意地を見せたい。

強み:主力となる3年生の選手層がかなり分厚い
弱み:飛び抜けてタイムを稼げる選手が全くいない

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
有村祐亮(4) 14:10.52 29:28.21
島﨑昇汰(4) 13:54.93 29:01.15
山﨑諒介(4) 13:58.26 32:34.46
宇津野篤(3) 14:08.30 29:00.44
尾方馨斗(3) 14:10.61 ---
小林篤貴(3) 14:38.40 29:13.42
小林政澄(3) 14:09.98 29:17.33
佐々木亮輔(3) 14:23.64 29:28.40
高橋銀河(3) 14:05.73 28:57.71
巻田理空(3) 13:59.06 28:52.30
中原優人(2) 13:58.68 29:45.99
長谷川舜(2) 14:25.11 30:58.33
宮本陽叶(1) 14:06.75 ---

 

13位敗退予想:駿河台大学

今年の箱根駅伝で初出場して、上昇気流にある駿河台大学。しかし持ちタイムは14位。全日本大学駅伝・関東地区予選会の突破は難しい。

それに、箱根駅伝に出場したことで、少し気持ちが緩んできているのではないかと感じる。

それでも、4年生エースの清野太成、町田康誠の2枚看板、3年生の新山舜心、新留学生のムサンガ・ゴットフリーと、4人の28分台ランナーが揃う。

他の日本人選手が4人、他校と競える状態を作れるのかによって、結果は随分変わってくるに違いない。

強み:箱根駅伝初出場の経験&4人の28分台ランナーの存在
弱み:上位4人と他の選手との差が大きく、実力が読めない

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
清野太成(4) 14:04.34 28:49.66
小泉 謙(4) 14:23.51 29:47.36
出仙龍之介(4) 14:17.25 29:50.41
永井竜二(4) 14:33.54 29:32.45
古澤拓樹(4) 14:33.28 30:41.99
町田康誠(4) 14:04.83 28:39.82
長嶺龍之介(3) 14:21.21 30:09.92
新山舜心(3) 14:23.46 28:56.54
山内亮威(3) 14:34.22 30:30.06
池原悠月(2) 14:14.66 29:31.04
Mゴットフリー(1) 13:37.41 28:53.97
東泉大河(1) 13:57.65 30:28.80
藤井空大(1) 14:16.10 32:29.60

 

14位敗退予想:立教大学

上野裕一郎監督の下、年々、着実に強くなっている立教大学。

節目となる再来年の第100回箱根駅伝に出場することを目標にしている。その中で、この全日本大学駅伝の予選会を戦うことは、とても意義があると思う。

しかし、勝負となると話は別。持ちタイムは12位と、突破圏内には遠い。

将来に強豪校となることを見据えて、ケニア人留学生を入れていないことも、この予選会に限れば、悪材料といえるだろう。

強み:10000m28分台が3人。着実に強くなってきている。
弱み:ゲームチェンジャーとなる選手が全くいない

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
金城 快(4) 14:34.95 30:36.95
内田賢利(3) 14:16.23 29:46.38
岸本健太郎(3) 14:27.14 29:43.62
関口絢太(3) 14:06.23 28:40.35
忠内侑士(3) 14:14.33 29:34.78
宮澤 徹(3) 14:25.56 30:34.83
安藤圭佑(2) 14:17.68 29:57.12
林虎太朗(2) 13:59.52 28:55.09
山口史朗(2) 14:23.74 29:51.88
山本羅生(2) 14:06.84 29:26.56
國安広人(1) 14:03.05 28:53.82
永井 駿(1) 14:11.02 29:51.39
馬場賢人(1) 14:11.71 29:08.09

 

15位敗退予想:日本大学

持ちタイム3位の日大がなぜ?と思われるかもしれないが、かつての強豪校の駅伝部は揺れまくっている。

何が本当の理由なのか外からはわからないが、昨年度、新入生(現2年生)の大量退部は衝撃。

また、日本大学自体が前理事長が脱税で起訴されるなど問題続きで、大学自体がまともな状態ではない。

それにここ数年、監督が次々と替わり、落ち着かない中で、選手が力を発揮できるとは思えない。

持ちタイムはあくまでベストタイムに過ぎず、そのタイムが予選会当日に出せなければ、何の意味もない。必死に頑張っている選手たちが可哀相だ。

強み:持ちタイム3位は普通に考えれば、通過圏内
弱み:駅伝部自体が揺れており、力を発揮できる状態にない

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
小野修平(4) 14:22.76 29:00.69
Cドゥング(4) 13:25.32 27:48.11
濱田祐知(4) 14:11.36 29:18.93
樋口翔太(4) 13:57.23 28:09.06
松岡竜矢(4) 13:47.18 28:21.52
若山 岳(4) 14:15.18 29:24.90
下尾悠真(3) 13:55.68 28:53.15
土井拓実(3) 14:38.16 31:52.94
西村翔太(3) 14:16.83 29:07.45
原田愛里(3) 14:19.58 29:58.13
安藤風羽(2) 14:18.73 29:26.33
大仲竜平(1) 14:26.59 ---
山内一宏(1) 14:12.57 30:21.50

 

16位敗退予想:上武大学

箱根駅伝に10年連続出場から、3年連続敗退と苦しんでいる上武大学。他大学の駅伝部強化によって、弾き飛ばされてしまった。

ここへきて大学側も重い腰をあげ、初のケニア人留学生パトリック・カマウを受け入れ、強化を図ってきた。

4組を走るであろう2人は強力だが、問題はそれ以外の選手がどこまで戦えるかだ。

持ちタイムからいって、現状では突破はかなり難しい。しかし、ここで戦えることを証明できなければ、箱根も難しいだろう。頑張って欲しい。

強み:日本人エース村上航大&パトリック・カマウの2枚看板
弱み:28分台ランナーが2人だけなのは戦力不足が露呈している

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
阿部爽真(4) 14:50.21 29:46.09
上本青空(4) 14:31.80 29:37.83
村上航大(4) 13:54.76 28:38.47
青山 澪(3) 14:20.49 29:13.29
上田陽向(3) 14:28.87 29:47.97
京谷晃生(3) 14:44.79 31:44.16
額賀稜平(3) 14:13.80 29:13.47
岩田楽也(2) 14:31.29 29:52.93
海村 蓮(2) 14:16.30 29:25.11
鍋野涼雅(2) 14:37.26 30:43.39
関本敬太(1) 14:32.35 30:52.24
前原秀一郎(1) 14:31.78 ---
Pカマウ(1) 13:25.57 28:06.31

 

17位敗退予想:東京農業大学

かつて箱根駅伝常連校ながら、近年は低迷に苦しむ東京農業大学。

昨年の箱根駅伝予選会は18位敗退ながら、前々回は高槻芳照が、前回は並木寧音が、それぞれ関東学生連合として箱根路を走った。

この2人は10000m28分台前半と、Wエースとして十分な持ちタイムをもっている。

しかし、他の選手との差があまりにも大きく、現在この地位に甘んじている。

ここに、ケニア人留学生でもいて、大きくタイムを稼いでくれたらなぁと思ってしまう。

強み:高槻芳照&並木寧音の3年生の強力2枚看板
弱み:Wエースと他の選手との隔たりが大きすぎる

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
大塚稜介(4) 14:07.51 29:21.36
北田大起(4) 14:24.76 29:20.04
野嶋大佑(4) 14:40.10 30:21.97
高槻芳照(3) 13:53.02 28:22.69
田中莉生(3) 14:25.07 30:11.73
並木寧音(3) 14:29.71 28:20.49
松本虎太郎(3) 14:29.77 29:17.11
吉村颯斗(3) 14:34.89 30:19.05
田岡航一(2) 14:37.78 30:11.33
高島侑翔(2) 14:35.04 30:40.34
原田洋輔(1) 14:36.34 29:50.99
深掘 優(1) 14:11.56 30:41.81
吉村智輝(1) 14:38.59 30:26.54

 

18位敗退予想:国士舘大学

2017年から箱根駅伝に6回連続出場している国士舘大学。なかなかのしぶとさを見せつけている。

しかしながら、その原動力となってきたライモイ・ヴィンセントをはじめとする昨年の主力だった4年生が大量に卒業。今年はかなり厳しい。

エースは2年生のピーター・カマウだが、まだまだ未知数だ。

大学に入ってからずっと不調の遠入剛、主力の4年生と山本龍神など、全ての選手がもう何段階も成長しないと厳しそうだ。

強み:ピーター・カマウが好調&箱根駅伝連続6回出場の実績
弱み:昨年4年生だった主力が大量卒業し、戦力大幅低下

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
綱島辰弥(4) 14:08.04 29:09.33
福井大夢(4) 14:10.13 29:17.51
福士陽都(4) 14:23.59 30:17.22
遠入 剛(3) 14:14.44 30:05.85
山本龍神(3) 14:03.05 29:20.49
中島弘太(2) 14:11.35 29:33.22
西田大智(2) 14:15.20 30:08.44
松井遼太(2) 14:23.71 29:49.09
Pカマウ(2) 13:55.37 28:30.82
生駒直幸(1) 14:10.59 30:17.41
岩下翔哉(1) 13:55.47 29:44.49
川勝悠雅(1) 14:20.52 30:27.82
瀬川翔誠(1) 14:23.13 ---

 

19位敗退予想:専修大学

箱根駅伝2連続出場中の専修大学。前回は期待外れの結果に終わってしまったが、それでも選手の自信になったはずだ。

持ちタイムは20位だが、日本人エースの髙瀨選手が29分45秒ということは、実際とは違いすぎるだろうし、他の選手ももう少し走れると思う。

ただ、高校時代は無類の強さを誇っていたダンカン・キサイサが、いつまでもくすぶっているのが気になる。そろそろ爆発してほしい。

選手たちの本命は箱根駅伝予選会だろうが、全日本大学駅伝・関東地区予選会をしっかり戦って、ブレークのきっかけとしたい。

強み:箱根駅伝2連続出場&髙瀨・木村・キサイサの3人の実績
弱み:一部の選手を除いて、トラックのタイムが伸びていない

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
安達勇人(4) 14:21.12 30:08.31
髙瀨 桂(4) 14:17.84 29:45.82
寺井 望(4) 14:40.18 30:18.58
成島航己(4) 14:28.67 29:32.59
木村暁仁(3) 14:11.96 29:04.21
田島洸樹(3) 14:14.64 29:28.91
野下稜平(3) 14:36.69 30:01.73
藤野隼也(3) 14:24.37 30:54.14
水谷勇登(3) 14:08.00 29:38.83
Dキサイサ(2) 13:39.16 28:57.27
新井友裕(1) 14:15.73 30:25.43
手塚太一(1) 14:25.16 30:53.89
村上友哉(1) 14:36.22 ---

 

20位敗退予想:日本薬科大学

前回の箱根駅伝予選会は23位敗退の日本薬科大学。これだけなら何も注目点がないが、日本薬科大学には2人のエースがいる。

1人は留学生のノア・キプリモ。ケニア人の中でもかなりの実績を残している強い選手だ。

もう1人が日本人エースの中山雄太。日本選手権でも10000mに出場して好走するなど、注目の選手。

この2人が飛び抜けすぎていて、他の選手との隔たりが大きすぎるものの、この全日本大学駅伝・関東地区予選会はとても貴重な試合となる。大事に戦って欲しい。

強み:ノア・キプリモ&中山雄太の2枚看板の強烈な爆発力
弱み:他の選手の力は、明らかに戦力不足

 

エントリー13選手とベストタイム

5000m 10000m
白石大以夢(4) 14:42.90 29:56.67
谷口 蓮(4) 14:50.67 29:59.97
中野魁人(4) 14:23.32 29:29.20
中山雄太(4) 13:57.31 28:07.33
Nキプリモ(4) 13:37.57 27:50.94
設永凱暉(3) 14:56.85 30:57.94
福永一聖(3) 14:42.91 29:56.75
榎本正樹(2) 14:39.46 30:25.18
香西祐一朗(2) 14:58.40 31:20.94
波多江隆人(2) 14:25.81 29:57.40
矢板慈生(2) 14:37.40 30:34.88
江原守平(1) 14:37.01 30:42.39
尾辻雄大(1) 15:05.74 31:06.64

 

最後に

全日本大学駅伝・関東地区予選会2022予想と各大学の戦力、いかがだったでしょうか?

偉そうに予想してみましたが、正直なところ、おもいっきり予想を外しそうな気もしています。

それくらい予想は難しいですし、それだけに楽しみでもあります。

出場する全20大学の選手の皆さんが、持てる力を全て発揮して、熱い戦いを期待したいですね!

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

 

 

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