駒澤大学の勝因と青山学院の敗因(他大学も)【第99回箱根駅伝2023】
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2023年1月2日(月)、1月3日(火)、第99回箱根駅伝2023が行われ、駒澤大学が総合優勝し、大学駅伝3冠を達成しました。

 

本当におめでとうございます。

この記事では、駒澤大学の勝因と青山学院大学の敗因を中心に、他大学の結果について述べさせていただきます。

素人が適当に思っていることを書くだけなので、お手柔らかにお願いいたします。

 

前回の圧勝が産んだ青山学院大学の敗因

まずは、青山学院大学の敗因についてですが、大きな原因として「飢餓感がなかった」ということがあげられると思っています。

その一端が「大学駅伝2022春号」の中の「青山学院大4年生座談会」に、宮坂主将の発言に見受けられます。

「正直なところ、箱根駅伝で優勝してから気が抜けているところがあります。練習にしても、生活態度にしても緩んでいるところが見られる」

 

前回大会では、青学が独走して、2位の順天堂大学に10分51秒差、3位の駒澤大学に11分15秒差をつけたことで、知らず知らず慢心が産まれていたのではないでしょうか。

それに対して、特に駒澤大学は、箱根駅伝の次の日から「打倒青学!」を掲げていたに違いありません。

その駒澤大学が、春のトラックシーズンに結果を出し、青学が少し低迷しました。

そして、駅伝シーズンが始まると、駒澤大学の圧倒的戦力を前に、青山学院大学の選手は焦りはじめ、そしてビビり始めたように思います。

今回、5区を走る予定だった若林選手が、直前に体調不良ということで、コロナウイルスかもしれませんが、大きな心理的ストレスを受けていたのでしょう。

戦う前から気持ちで負けていたのではないかと思っています。

原晋監督も青学の選手たちも、口では「箱根駅伝では負けない」と言いながらも、戦う前からもうすでに圧倒されていたかもしれません。

 

駒澤大学の勝因

今回の箱根駅伝における駒澤大学の戦術だけを見れば、青学よりも常に先行していたことが勝因でしょう。

青学は先頭に立たせてしまうと、中継車を風よけにしながら、前半はやく入って後続を慌てさせ、後半粘ってしまうので、2度と追いつけなくなってしまいます。

今回はそれを駒澤がやってしまった。トラックのスピードに勝る相手にそれをやられると、他大学はとても苦しくなってしまいます。

青学の駅伝の戦い方を、地力に勝る駒澤にやられると、すぐ後ろを追っていた中央大学もあと一歩まで見えて来ていても、どうにもならなかったですね。

 

駒澤は勝利への執念で勝った

そもそも駒澤大学については、前回大会でも優勝候補の大本命でした。

しかし、3区7区8区と少しブレーキ気味の区間が出てしまい、「やはり駒澤は箱根駅伝だとやらかすなぁ」と思ったものです。

その後、大八木監督が「安原も白鳥も青柿もスタミナがない」と愚痴っていました。でも、逆にこのスタミナの問題を修正すれば、青学にも勝てると思ったはずです。

選手も優勝候補の大本命から転がり落ちて、相当悔しかったはずで「今回露呈して弱点を修正して、来年こそは優勝してやる!」と決意したはずです。

その決意が、1年間の苦しい練習に耐えていく原動力になっていったことでしょう。

さらに、青山学院大学の原晋監督が「うちは誰が抜けても、代わりがいくらでもいるというくらい選手層が厚い」と胸を張っていました。

 

それを見た大八木監督は、「それなら、駒澤も青学に負けない選手層を築いてやる」と強く決意したはずです。

駒澤大学の各選手にも、大八木監督の意思を全員が共有して、「打倒青学!」を意識できていたのでしょう。

自らの強みと弱みを認識して、強みであるスピードをさらに伸ばし、弱点であるスタミナをつけ、青学に負けない選手層を築いていきました。

さらに、夏頃には、主将の山野選手、エースの田澤選手、円選手には「大八木監督が箱根駅伝終了後に退任する」ことを聞いていたそうです。

おそらく「ここだけの話だから、絶対他では言うな」と口止めをした上で、選手全員がそのことを共有していたことでしょう。

選手たちには「絶対に大八木監督を勝たせて、花道を飾らせる」と強い決意をさせたはずです。

こうして考えてみると、自分たちの実力を過信して慢心していたが余裕がなくなっていった青山学院大学と、打倒青学に燃えあがる駒澤大学

両校にはモチベーションの面で、大きな差があったように思います。

 

反省ではありませんが、両校の力量にはほとんど差がなかった中で、僕はこの「選手たちの思いの差が読み切れなかったな」と思っています。

しかし、両校はいい意味で競争原理が働いていて、ともに成長していった面が大きいとも思います。

やはり自分を強くするのはライバルの存在がとても大きい。

この2校が日本の陸上競技の発展のために、切磋琢磨して引っ張っていって欲しいですね。

 

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全体を通して感じたこと

今回の箱根駅伝を見ていて、思ったことが大きく分けて2つあります。

皆さんも感じたのではないでしょうか?

 

体調不良、ケガ人が多い

ひとつ目は、体調不良およびケガ人がとにかく多かったと思います。

レギュラーが万全の状態で揃ったと言えるチームは、ほとんどなかったのではないでしょうか?

優勝した駒澤大学は花尾選手、唐澤選手が外れてしまいましたし、田澤選手も12月初めにコロナウィルスに感染して、1週間ほど走れなかったようです。

青山学院大学も、若林選手が体調不良、前回MVPの中村選手がケガで離脱。

他の大学も、ケガで主力の選手が走れないというケースがとても多かったです。

反発力のある厚底靴の影響もあるでしょうが、それはみんな同じ条件ですしね。

仕方のない面もあると思いますが、いかにケガで離脱するのを避けるか、質の高い練習との両立は本当に大変でしょうが、考えていく必要がありそうです。

 

下級生の活躍が目立った

ふたつ目は、下級生の活躍がとても目立った気がします。

従来は、学生駅伝は最上級生である4年生が活躍しないといけないと言われ、それはその通りだと思います。

まだまだ体が成長期の過程にある大学生は、年を経るごとに体が大きくなり、出来上がっていくからです。

しかし、練習環境や練習方法がどんどん進化する中で、1年生が上級生を凌駕するケースがとても目立ちました。

こういう最高峰の戦いになると、やはり才能がほとんどなのかもしれません。

ただ、高校時代に強くて速かったからといって、大学に来てから成長するとは限りません。

また、大学を卒業して実業団に行ってから、大きく成長する選手もいます。

この辺りは、プロ野球などと同じで、プロでもどうなるかわかりませんね。

 

これからはMARCHが強くなる

今大会を通じて、成績が良かったのは、中央大学、青山学院大学、法政大学ですが、明治大学と立教大学も意外といい順位でした。

その他には、早稲田大学も上位に入ってきました。

これらを見ても、ブランド力のある大学が成績を上げてきています。なぜなら、選手もできることなら、ブランド力のある大学に入学したいと思うからです。

今はどんなFランク大学でも、箱根駅伝に出場して、その広告効果を狙っています。

「あの箱根駅伝に出てる大学だよね?」と言われれば、学生の就職にも少なからず影響があるのかもしれません。

そうした背景もあってか、関西人からすると「そんな大学があるんだ?」という大学も、懸命に箱根駅伝出場を狙っています。

しかし、それは資金力、ブランド力のある大学も同じです。いまは結果に結びついていませんが、慶應義塾大学も箱根駅伝にむけて強化を図っています。

今回、これらMARCHの大学がかなりの好成績をあげましたから、高校生ランナーは必然的に、これらの大学に入学していくことになるでしょう。

箱根駅伝に出場したからといって、実業団ランナーになれる選手はごく一握りであって、ほとんどの選手は就職していくことになるからです。

実業団ランナーというのは、いわゆるプロ野球選手みたいなもので、本当に狭き門ということがいえます。

ほとんどの選手が大学で競技を引退して、就職することを考えれば、ブランド力のある大学に入りたいと思うのは、人情というものでしょう。

学歴は一生ついてくるものですし、考え方が古い親御さんはもっと学歴にこだわるのは当然のことですね。

もちろんブランド力がない大学でも、体育会系の選手の就職は、普通の大学生にくらべれば、比較的いい就職を勝ち取っているケースが多いのは、皆さんもご存じでしょう。

体育会系の選手は体力もありますし、組織で仕事をしていくのに必要なコミュニケーション能力も高いケースが多く、採用する側としては使いやすい人材でもありますので。

それでも、大学のブランドがかなり重視される傾向は、これから先もっともっと顕著になっていくでしょう。

ブランド力のない大学は、奨学金という名目で、学生に補助を出して、学費全額免除や半額免除など、多額の資金を必要としていくに違いありません。

広告宣伝費と考えれば、そんなもんでしょうから、資金力のある大学も有利です。

しかし、ブランド力のない大学は、箱根駅伝でシード権を常時、獲得しているとか、指導者に魅力があるとか、競技をしていく上で何らかの圧倒的な魅力がなければいけません。

それがなくなれば、あっという間に、いい選手を集められなくなっていくことでしょう。

そう考えれば、ブランド力のある早稲田大学とMARCHの各大学が圧倒的に有利といえます。

これらの大学は一時的に、箱根駅伝の順位が下がったとしても、その後のリカバリーもしやすいですからね。

 

 

各大学・陸上競技部HP一覧

各大学の陸上競技部の情報一覧です。ひいきの大学の情報をいち早くゲットしてください!

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順天堂大学 『HP』『twitter』『instagram』『サブinstagram』
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東洋大学 『HP』『instagram』『公認応援』
東京国際大 『HP』『twitter』『instagram』
中央大学 『HP』『twitter』『instagram』『You tube』
創価大学 『HP』『twitter』『instagram』
國學院大學 『HP』『twitter』『instagram』
帝京大学 『HP』『twitter』
法政大学 『HP』『twitter』『instagram』
大東文化大 『HP』『twitter』『instagram』
明治大学 『HP』『twitter』『instagram』
城西大学 『HP』『twitter』『instagram』
早稲田大学 『HP』『twitter』『instagram』『公認instagram』『YouTube』
日本体育大 『HP』『twitter』『instagram』
立教大学 『HP』『twitter』
山梨学院大 『HP』『twitter』
専修大学 『HP』『twitter』『instagram』
東海大学 『HP』『twitter』『instagram』
国士舘大学 『HP』『twitter』『instagram』

 

 

大学駅伝2022-2023決算号

 

 

2023箱根駅伝速報号 2023年 02 月号 [雑誌]: 陸上競技マガジン 増刊

 

 

陸上競技マガジン 2023年 02 月号

 

 

月刊 陸上競技 2023年 02 月号

 

 

第99回箱根駅伝2023の各大学の感想と次回への展望

今回の箱根駅伝の感想と、次回を見据えてどうなっていくのか展望を書いてみたいと思います。

 

総合1位:駒澤大学

今回は、大八木監督の退任を知った選手は、「打倒青学!」「大学駅伝3冠」という目標だけでなく、「大八木監督を男にして花道を飾る」という目標が加わり、圧勝しました。

走る力量はもちろんのこと、強い気持ちと切磋琢磨する明るい雰囲気が、全大学の中で一番だったと思います。

そして、とにかくミスをしなくなったことが大きいです。ブレーキが1区間もなかった。

選手層も厚いですから、レースで失敗したら2度とチャンスはやってこない、駅伝で使ってもらえないという危機感も感じられました。

 

来シーズンの展望

4年生の田澤選手、山野選手、円選手の卒業は確かに痛いです。目に見えない田澤効果はなくなります。

しかし、3年生では、ケガで離脱している花尾選手、唐澤選手が戻ってくるでしょう。

さらに、3年生には白鳥選手、赤津選手、金子選手など強い選手が、黄金世代として残っています。

2年生には今回は走れなかった吉本選手も強力で、1年生には怪物・佐藤圭汰選手もいます。

さらに、新1年生も有望な選手が入ってくるでしょうから、来年も大本命といっていいでしょう。

周囲が考えているほど簡単ではないと思いますが、大八木監督の後を継ぐ藤田敦史新監督の采配にも注目したいですね。

 

総合2位:中央大学

優勝した駒澤大学をあと一歩まで追い詰めた中央大学。

箱根駅伝の最多優勝記録をもつ中央は、次回100大会での優勝を目標に掲げています。

今回は往路がうまく嵌まったことで、復路の選手も前の駒澤大学が見える位置で追いかけることが出来ました。

あれだけ強い駒澤大学を追い詰め、苦しめたことは、大きな自信となったに違いありません。

 

来シーズンの展望

4年生の若林選手、千守選手、中澤選手、助川選手が卒業します。

しかし、3年生の吉居大和選手、中野選手、湯浅選手という主力がしっかり残ります。

2年生には阿部選手の他にも、今回走れなかった山平選手もいますし、他の選手もスタミナをつければ、面白い選手が複数います。

1年生では、溜池&吉居駿恭選手がさらに成長してくるでしょう。

さらに、新1年生も強力な選手が入ってくるようです。打倒駒澤!の一番手となって、優勝を狙ってくるでしょう。

 

総合3位:青山学院大学

いろんな言い訳があるのでしょうが、今シーズンは惨敗といっていい青山学院大学。

選手層は一番厚かったでしょうが、それでもやはりレギュラーと控えの選手では目に見えない差が大きかったように思います。

駒澤大学に勝つためには、おそらく箱根駅伝一本に搾って、強化してくるに違いありません。

今のところ、青山学院大学が駒澤大学に、出雲駅伝や全日本大学駅伝で勝つのは少し難しいように思います。

 

来シーズンの展望

黄金世代の4年生が大量に卒業することで、戦力は間違いなく低下してしまうでしょう。青学にとって苦しいシーズンとなるはずです。

4年生の近藤選手、岸本選手、目片選手、横田選手、脇田選手、西川選手、中倉選手が卒業します。

それ以外にも、主将の宮坂選手、中村選手、西久保選手まで卒業してしまいます。

今回走った選手の中で、ゲームチェンジャーといえる強い選手は、4区を走った太田蒼生選手だけでしょう。

彼を中心に、チーム再建していくに違いありません。

3年生では佐藤選手の他には、前回走った志貴選手がいます。その他は倉本選手や山内選手がいますが、少し力と安定感が落ちます。

2年生は、太田選手、田中選手、若林選手の3本柱以外に、白石選手、鶴川選手、野村選手がいます。

特に、勝負強い鶴川選手はケガをはやく治して、箱根を走って欲しいですね。

1年生は、今年はあまり育っていない印象ですが、荒巻選手、黒田選手、塩出選手が大きく成長してきて欲しいです。

新1年生にも有望な選手が入ってくるはずです。この中から怪物が出てきて欲しいですね。

 

総合4位:國學院大學

國學院としては、最低でも3位以内と思っていたはずでしょうが、最初にコケてしまった感じでしたね。

1区の青木選手が六郷橋のふるい落としに付いていけなかったことが敗因。1年生に責任を押しつけるのは酷ではありますが。

その後は、地力を見せましたが、主将の中西大翔選手がケガで離脱。國學院のスカスカの選手層では、これだけでジ・エンドでした。

まだまだ優勝するには選手層が薄かったと思います。それでも、強豪校となってきたことで、スカウトは以前よりうまくいくはずです。

 

来シーズンの展望

4本柱+1のうち、4年生の中西選手、島﨑選手、そして坂本選手、藤本選手が卒業します。これは結構ツライですね。

また、3年生には伊地知選手が残りますが、他には瀬尾選手くらいしか強い選手がいない谷間の世代です。

2年生は、平林選手&山本選手の2本柱が健在です。他に、佐藤選手、木村選手、鶴選手などもいるので、ここが國學院の黄金世代です。

1年生は、今回好走した上原選手と、1区の青木選手、8区の高山選手や控えだった嘉数選手がいます。ここも楽しみです。

國學院が本当に強くなれるかどうかは、最上級生から意外な成長をみせる選手を出せるかどうかに掛かってくるでしょう。

 

総合5位:順天堂大学

順天堂大学は、2区のエース三浦選手がズルズル後退してしまい、前半が苦しかったですね。

そもそも三浦選手は3000m障害の選手なので、長い距離は合っていないと思います。箱根駅伝だけで評価してしまうのは、ちょっと可哀相ですね。

他大学は4年生が低迷する中、順天堂は4年生がチームを支えてくれたと思います。

ここへきて4年生以外が今ひとつ成長していないことが影響して、優勝争いには一度も絡むことができなかったのは少し残念でした。

 

来シーズンの展望

主力の4年生、野村選手、伊豫田選手、四釜選手、平選手、西澤選手など大量卒業してしまします。

来シーズンは、ちょっと苦しくなってしまいますね。

3年生の三浦選手、石井選手が残りますが、他には藤原選手、内田選手がいますが、少し力は落ちます。

2年生は7区で好走した浅井選手を中心に、服部選手、海老澤選手、油谷選手、神谷選手などが成長していってほしいです。

1年生は6区の村尾選手がいますが、他の選手も成長しないと、新1年生に喰われてしまうことでしょう。

新1年生には、怪物・吉岡大翔選手が加入します。彼は意識も高いので、あっという間に大学陸上でも最上級の選手になってくるでしょう。本当に楽しみな選手です。

ただし、全体としては大きく力が落ちてしまいます。他の選手がどれだけ成長してくるでしょうか?

 

総合6位:早稲田大学

前半区間で苦労して沈んでしまうかと思われた早稲田大学が、3区の井川選手の爆走で上位に入ってくれました。

その後の選手もしっかり粘って、上位をキープし切れたことに驚きました。

花田新監督の采配が嵌まったと思います。名門大学として、どんどん上位に進出して盛り上げていってもらいたいですね。

 

来シーズンの展望

エースの井川選手と主将の鈴木選手が卒業してしまいますが、傷は浅い方だと思います。

3年生には、主力の佐藤選手、北村選手、新主将の菖蒲選手がいます。他にも辻選手など強い選手がいます。

2年生は、2区を走った石塚選手、5区の伊藤選手、8区の井福選手、10区の菅野選手と強い選手がいます。

1年生は、1区の間瀬田選手の他に、全日本で好走した山口選手、須山選手、宮岡選手などが成長してくると面白い。

超名門大学だけに、新1年生も学年トップクラスの選手が入ってくることは間違いありません。

花田監督の育成がこれから何年か続けば、名門・早稲田大学が近い将来、優勝争いをしてくるかもしれません。

 

総合7位:法政大学

前評判は低かったが、やはり強かった法政大学。

出雲駅伝で強さを見せていただけに、距離の問題だけだと思ったが、全く問題なかった。

1区2区がいい流れを作ってくれたので、後の選手も粘ることができたと思う。やはり駅伝は流れが大事だなと、つくづく思いますね。

復路の選手も競り合いでも負けなかったし、新入生にいい選手を獲得できれば、MARCHはどんどん強くなりますね。

 

来シーズンの展望

主将でエースの内田選手、主力の扇選手、川上選手、中園選手、松本選手、河田選手などが大量卒業するのは、ちょっと痛いですね。

法政にとっては、試練の来シーズンとなるでしょう。

しかし、箱根駅伝を経験して好走した3年生、松永選手、細迫選手、宗像選手、高須賀選手が残ります。

2年生は、武田選手、宮岡選手が残っていますが、もう何人か欲しいところです。

1年生はまだ目立った活躍ができている選手がいません。谷間の世代にならないように、強化していってもらいたいですね。

ブランド大学ですから、新1年生もそこそこ有望な選手が入ってくるはずです。

主力だった4年生の抜けた穴を、他の選手でどれだけカバーできるかに掛かっていますね。

 

総合8位:創価大学

前評判はまずまず良かったのに、結果につながらなかった創価大学。

まぁ往路を大失敗しながらも、シード権を取れたのは良かったとしても、優勝候補にもあがっていた中で、この成績はいただけない。

前回、そして今回を見ていて、とにかくミス区間が多いのが原因。

3区5区で大失敗して、頼みの4区:嶋津選手は足の故障のためか不調で、往路で早々とジ・エンド。

しかし、復路はまず、6区:濱野選手が区間4位で流れを作り、7区の葛西選手が12月にすねを疲労骨折していたにも関わらず区間賞。そんなに早く回復できるものなのか?

8区:桑田選手はもうひとつの区間9位。そして、意外に箱根駅伝を初出場だった9区:緒方選手は競り合いにも強く、区間2位にしたのは見事だった。

しかし、心配していた10区:石丸選手がやっぱりやらかした。スタミナのなさを露呈して、後半に失速して区間15位。順位を4つも下げた。

吉田凌選手か小暮栄輝選手を使うべきで、もう少しマシな結果だったはずだ。

 

来シーズンの展望

創価大学にとっては、苦しい厳しいシーズンとなるだろう。

まず4年生は、主力のフィリップ・ムルワ選手、葛西選手、嶋津選手、横山選手、濱野選手、新家選手、そして主将の緒方選手まで、大量に卒業してしまうからです。

3年生は谷間の世代で、山森選手、桑田選手、そして、出雲に出た石井選手と、あまりパッとしない選手しかいない。

2年生は、今回補欠に回った吉田選手、小暮選手、そしてイマイチ爆発しないケニア人留学生リーキー・カミナ選手くらいか。

1年生は、ともに失敗した野沢選手、石丸選手くらい。新1年生もそれほど期待できる選手が入ってくる気配はない。

それだけ4年生に頼り切ってきたわけで、今のところ絶望的な状況です。

ここからどれだけ底上げができるかだが、今のところ箱根駅伝に出てもシード権は確実に失う水準でしかないのが実情でしょう。

 

あとひとつだけ。3区で創価大学の山森選手と國學院の山本選手が接触した場面で、突き飛ばしたなどと言って炎上していました。

しかし、あそこは急に、左の細い側道に入っていかないといけないところで間違いやすい場所なんです。

抜きながら左に行こうとした山本選手と、間違えてまっすぐ進もうとした山森選手がぶつかっただけです。

創価大学の肩をもつ気はありませんが、創価学会と創価大学駅伝部を一緒くたにして誹謗中傷するのはフェアではないと思います。

 

総合9位:城西大学

前半1区2区とやはり苦しんだ城西大学だが、それでも3区で少し巻き返して、4区で大失敗したものの、5区に一気に突き抜けてしまった。

復路はまずまず粘って、そのままシード権を獲ってしまったのには驚いた。

前回予選会でグズグズになって、出場権を逃したとは思えない粘りと執念だったが、それだけ前回の惨敗がこたえたのだろう。

今回は意地と執念が違っていたように思う。

そして、5区のエース山本唯翔選手の区間新が、チームに勢いをもたらした。やはりゲームチェンジャーがいるといないのとでは、全く違うなと思わされた。

しかし、4区6区8区を走った1年生はまったく戦いにならず、失敗区間も多かったので、自信と誇りはもっていいが、過信など全くできない。

ただ、9区の平林選手と10区の山中選手は競り合う展開になれれば、かなり戦える選手で、この2選手を後半2区間に置けたことが勝因といっていい。

しかし、まだまだ油断すれば、すぐに転がり落ちる程度のレベルでしかないことは知っておく必要があるだろう。

 

来シーズンの展望

城西にとっては、黄金世代の現3年生が最終学年となるので、ここはしっかり結果を出しておきたいところだろう。

4年生は今回1人も走っていないので、まったく影響はない。

しかし、1年生は2区を走った斉藤将也選手とキムタイ選手以外は、他大学と競り合いできるレベルにない。

したがって、3年生はさらなるレベルアップを、1年生と2年生については選手層を厚くして、レベルを上げたいところ。

城西大学の場合、それほど高いレベルの選手が取れるわけではないので、これからも高校生ランナーの中から伸びそうな選手を如何に見抜いていくか、難しい仕事がある。

しかし、それが出来ているから、今の地位があるのだから、しんどいだろうが頑張って欲しい。

次回100大会は、シード権を狙う大学からは、城西大学は創価大学とともに標的にされるだろうが、何とか粘って2年連続のシード権を狙いたい。

 

総合10位:東洋大学

駅伝ファンの中では人気の高い東洋大学も、今シーズンは終始苦しい戦いだった。

出雲9位、全日本8位、箱根10位とずっとギリギリの戦いが続き、酒井監督はずっと胃が痛かったに違いない。

高校生のいい選手が駒澤や青学、そしてMARCHに流れてしまい、東洋をなかなか選んでもらえなくなったという面もあると思う。

そんな苦しい状況の中でも、最善解は出せたと思う。

まず、1区で出遅れ、2区で止まりかけて、3区でギリギリ持ち直し、4区もダメという中で、5区の主将は意地を見せて11位まで上げてくれた。

5区がなかったら、もう東洋は終わっていただろう。

往路は1区2区の出来をみたら、このひどい状態からよく持ちこたえたなと思う。

復路も苦しい展開が続き、6区も7区もダメでもう終わったかと思ったが、8区9区と上げてきて、何とかシード権だけは確保。

東洋ファンは冷や冷やしたことだろう。はっきりいって、東洋らしさはほとんど見られなかった。

 

来シーズンの展望

来シーズンというよりも、今後の東洋は少し厳しくなっていくだろう。

エース松山和希選手が最終学年だが、ここで結果を出せないと、高校生ランナーからは忘れられてしまう。

4年生の児玉選手、前田選手、木本選手、柏選手、清野選手という主力がごっそり卒業してしまう。

残る3年生は、松山選手、九嶋選手、佐藤選手を中心にしていくことだろう。

2年生は、伸び悩む石田選手、勝負強い梅崎選手の2トップが機能するかどうか。

1年生は、緒方選手、西村選手が中心になっていくだろうが、いつの間にこんなに選手層が薄くなってしまったのだろう。

いい選手はMARCHに流れていく中で、東洋はスカウトの選手を見極める目と行く精力が、今後かなり重要になってくるでしょう。

 

総合11位:東京国際大学

3本柱がしっかり揃ったものの、今ひとつ爆発せず、シード落ちしてしまった東京国際大学。

1区の山谷選手が少しで遅れ、2区の丹所選手もやはり伸びず、3区の白井選手もイマイチだった。

4区のヴィンセントは区間新とMVPの力走を見せてくれたが、彼の実力なら最低でも59分台の前半はいってほしかった。

5区以降はほぼ見せ場なし。9区の村松選手以外は全員が区間順位2桁では、シード権など夢のまた夢にすぎなかった。

今回はケガ人が多すぎたということもあるだろうが、それは他校も同じこと。

東京国際大学のようにブランド力のない大学は、結果を出す以外にないが、それが出来なかったのは残念だった。

 

来シーズンの展望

東京国際大学は来シーズンは相当厳しい。というより絶望的だ。

3本柱の4年生、山谷選手、丹所選手、ヴィンセント選手が卒業。それ以外にも、宗像選手、堀畑選手、ルカ・ムセンビ選手まで抜けてしまう。

3年生は、村松選手、川畑選手、林選手が経験者としているが、林選手はちょっと世の中を舐めすぎというか、ふざけすぎているような気がする。

2年生は、白井選手と富永選手を中心に、今回は出場できなかったが、佐藤選手、倉掛選手、牛選手などもいるので、この世代には期待したい。

残念ながら1年生はほぼ育っていない。

特に、1年生2年生からの突き上げがなければ、東京国際は厳しい。

新しく留学生が2名入ってくるとの情報もあるが、留学生なんかどれだけ走れるか全くわからない。

日本人のレベルも上がってきたためか、最近の留学生はそれほど爆発力は発揮できていないので、ここに期待するのは間違っていると思う。

ということで、創価大学以上に厳しくなることが予想されるが、僕の予想を裏切る活躍を見せて欲しい。

 

総合12位:明治大学

まず、3年連続でシード権を失ったということで、日本大学OBで味方のいない山本監督は解任されてしまうだろう。

児玉選手と櫛田選手が使えなかったことが大きいが、出入りの激しいレースで、見ていて何とも苦しいレースになってしまった。

1区はエースの富田選手が区間賞まではよかったが、2区の小澤選手は持ちこたえられず、13位まで下げた。

しかし、3区の森下選手はこれまでの不調がウソのように快走して、順位も7位まで上げた。

4区の尾﨑選手は高校時代の活躍が影を潜め、10位まで落とす。さらに5区の吉川選手に、箱根の山はちょっと荷が重すぎたか、12位まで下げてしまう。

櫛田選手がもし走れていれば、9区を櫛田選手で、5区を下條選手にすれば、もう少しマシだったように思うが、言っても仕方がない。

そして、復路はもっと残念な展開になってしまう。

まず6区は1年生の堀選手が快走するも順位は上がらず、しかし、7区の杉選手が区間賞の走りで10位まで上げ、8区の加藤選手で9位まで上げて、ここでシードはいけるかと思った。

しかし、9区の4年生・下條選手はズルズル後退して、12位まで落とす大失態。10区の漆畑選手も凡走で万事休す。

下級生の懸命の頑張りを、まさかの上級生が壊しまくるという最悪の展開だった。

 

来シーズンの展望

間違いなく新体制となって、立て直しを図ってくるだろうが苦しいシーズンとなるだろう。

4年生はエースの富田選手、加藤選手、小澤選手、櫛田選手ほか、チームの主力が卒業してしまう。

3年生は、杉選手、児玉選手、斉藤選手が中心になってくるだろう。

2年生は、尾﨑選手、新谷選手を中心に、楽しみな選手が複数人いる。

1年生は、森下選手、吉川選手という世羅コンビと堀選手を中心に、選手層を厚くしていきたい。

さらに、新入生には、八千代松陰の綾選手など、有望な選手も入ってくるので、巻き返してほしい。

どちらにしろ厳しい戦いにはなるが、スカウトは有利なので頑張って欲しいと思う。

 

総合13位:帝京大学

もっと戦えると思っていたが、意外と脆かった。というか、完全に1区の小野選手が戦犯だ。

帝京のようなゲームチェンジャーがいないチームでは、1区が先頭集団でいなければ、どんどん流れが悪くなってしまう。

競り合いができれば、他校を利用しながら耐えて、力量が勝るときは前に出るという帝京らしい戦いが全くできず、後ろで単独走になってしまった。

1区のあれだけ遅い展開は、帝京にとって願ったり叶ったりだったはずだ。ところが、勝負所の六郷橋でズルズル後退。

もう見ていられなかったし、OBは「何やってんだよ!」と怒っていたに違いない。

あの時点でもう終わりだったが、後半はまずまず挽回したのではないか。

今はチームにエースといえるだけの存在がいないし、選手層といってもどんぐりの背比べに過ぎない。

ここから、星岳や遠藤大地、細谷翔馬といった偉大な先輩のようなランナーは現れるだろうか。

 

来シーズンの展望

展望は全く見えないが、苦手なスピードレースの出雲もないし、おそらく全日本大学駅伝・関東地区予選会も突破できないだろう。

ただ、それだけに箱根駅伝1本に絞って、練習を積めるというメリットもある。

ケガに気を付けながら、距離を踏む練習をひらすらやってくるだろう。

その中から、他校からも一目置かれるような選手が出てきて欲しいし、中野マジックというものをまた見てみたい。

今のところは箱根駅伝予選会は突破できるだろうが、油断もできないし、シード権など全く見えてこない。

4年生は5区の新井選手以外はそれほど貢献できていないので、ほとんど影響がないだろう。

今回の失敗を糧に、帝京がどんな逆襲を見せてくれるのか楽しみではある。

 

総合14位:山梨学院大学

山梨学院大学としては、予選会7位通過で、本選が総合14位なら、まずまずの結果だったのではないか。

外国人は今回が最後になるムルアがまずまず戦えたし、来年からはムトゥクがもっと強くなるだろう。

日本人選手も、自分たちの持てる力はまずまず出せたと思う。

1区の木山選手がいい位置で来たことで、2区ムルアも快走したが、3区で大きく落として4区は粘ったが、5区でまた下げてしまった。

この辺りで上げてしまうのは、ちょっと地力の差かなと思う。

復路は7区と10区がいい走りをしたので、あとは全体の底上げをしてほしい。

 

総合15位:東海大学

もっといい戦いができるかと思ったが、想像以上に事態は深刻だったのか?

まず1区が全然ダメで区間20位。あれで最初からレースを潰してしまった。

それでも2区のエース石原選手はさすがの走り。あの位置から9つも順位を上げた。

3区の花岡選手、4区の越選手もしっかり粘ったが、5区からはほぼいいところなし。

TVにもほとんど映らず、東海大学ファンは失望したに違いない。

ちょっと準備不足という感じがしたが、チームが内紛状態というのは本当だったのかもしれない。

どちらにしろチーム状態が悪いときほど、みんなで乗り越えないと、全体も個人も悪くなってしまう。

両角監督の指導力を信じて入学してきたのだろうから、ここは信じて練習していくしかないし、途中はいろいろ悪いことも起こるものだ。

こんなことくらいでグラグラしているようでは、社会に出たら全く使い物にならない人間になってしまいますよ。

4年生は抜けてしまうが、他大学に比べれば、まだ傷は浅い。

石原選手が最終学年となる来シーズンは、もっともっと強い東海大学が見たい。

 

総合16位:大東文化大学

予選会はトップ通過だったが、箱根駅伝・本選はレベルが違うということを思い知ったに違いない。

まぁ、それでも真名子監督の就任1年目で、この成績なら十分にすごいと思う。

レースは1区の久保田選手も雰囲気に飲まれてしまったか、その後の2区のワンジルがひどかった。

ワンジルは前回大会の予選会でもやらかしているし、こういうやらかし癖があるのが心配。

ケニア人留学生が日本人にポロポロ負けるようでは、はっきり言って何の値打ちもない。

それだけ大学側もお金を使っているのだから、結果を出せなければ放逐されかねない。

その後はとにかく流れが悪かったが、それでも6区と10区は特によかったし、それなりに地力が付いているからこそ16位まで上げてきたと思う。

今大会の経験を糧に、さらに強くなって戻ってきて欲しい。

 

総合17位:日本体育大学

日体大については、ほぼ予想したレース内容だった。

それでも前半3区間は何とか粘っていたが、4区の分須選手には失望した。

2回目の4区であれはない。5区も惨敗という感じで、やはり定位置という感じだった。

根本的に変えないと、選手層も予選会レベルなら通用しても、本選では毎回通用しない。

監督、スカウト、コーチ陣が知恵をしぼって、どうやって日体大を強豪にしていくか考えてみて欲しい。

 

総合18位:立教大学

55年ぶりの箱根駅伝復帰を果たした立教大学。

僕は最下位予想だったので、18位は十分に立派な結果だったと思う。

今大会は予選会を勝ち抜いたことに意味があると思うし、次回100回大会でもっと上の順位を目指して欲しいし、目指せるチームだったと思う。

箱根駅伝に出場したことで、スカウトはさらに良いものになっていくだろう。

あと何年かしたら、手がつけられないほど強いチームになれるかもしれない。

 

総合19位:国士舘大学

国士舘大学については、1区のエース綱島選手が残念だった。

集団を引っ張って体力を消耗していなければ、もっと前で来られたのではないか。愚かな判断ミスだと思う。

しかし、2区のカマウもまずまずだったし、ここまでは良かった。

3区以降は地力のなさが露呈して、ズルズルと後退していったのは残念。

主力の4年生が卒業してしまうので、今年は予選会突破もかなり厳しいと思う。

しっかり準備して臨んで欲しい。

 

総合20位:専修大学

残念ながら、また最下位だった専修大学。

敗因はひとつ。3本柱のうち2本が折れてしまい、揃わなかったから。

ケガなのか体調不良なのかわからないし、仕方がないかもしれないが、3本柱は這ってでも出てきて欲しかった。

あれでチーム全体が動揺してしまい、全くいいところがなかった。

髙瀨選手も卒業してしまうので、2トップになってしまう。

6区の粟江選手以外は、区間ひと桁がいないので、今のところ箱根駅伝に出てきても、また最下位だろう。

その前に、予選会も突破は厳しいかもしれない。だが、頑張ってください!

 

次回大会(第100回記念大会)の展望

次回大会の本命は駒澤大学と中央大学でしょう。

駒澤大学は、エース田澤廉選手が卒業した穴は大きいものの、有望な選手が多く残っています。

対する中央大学は、今回あと一歩までいったメンバーが多く残っています。対抗馬の一番手といっていいでしょうし、優勝する可能性はかなり高い。

青山学院大学はこの2校の次くらいか。黄金世代の4年生が一気に卒業してしまうのが苦しい。しかし、箱根駅伝後のハイテクハーフで好走した選手も多いので、まだまだ強い。

そのさらに下が、國學院大學。ここも4本柱のうち3本が残るものの、4年生が抜けた穴は想像以上に大きい。それでも下級生もつぎつぎ育ってくるだろう。

この4校と、それ以下の大学の力の差はかなり大きい。大きすぎる。

4強とそれ以外のどんぐりの背比べという感じがしている。

 

それよりも、シード権争いがもっともっと熾烈になりそうで、こちらの方もかなり面白い。

主力が卒業して大きく力が落ちてしまう創価大学が、あっさり弾き飛ばされる可能性が高い。

逆に、明治大学あたりは、選手が順調に育つことが条件だが、まずまず有望なのではないか。

ということで、駒澤大学と中央大学を軸に、他大学が挑んでいくことになりそうです。来年が今から待ち遠しいですね。

 

 

最後に

駒澤大学の勝因と青山学院の敗因(他大学も)【第99回箱根駅伝2023】、いかがだったでしょうか?

ボロクソ書いてしまいましたが、選手の皆さん、そしてスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。

また来年、素晴らしいレースが見たいです。ケガなく力を出し切ってください。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

 

 

 

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