先日、用事があって東京に行っていました。
東京の用事だけで、大阪に帰ってくるのはもったいないので、ついでに箱根観光をしてきました。
また、来年は箱根駅伝の応援に行きたいと思っているので、下見もかねて2区3区4区のコースをレンタサイクルで走ってきました。
でも…。
「メチャクチャしんどいから、自転車はやめた方がいい!バイクか車で走るべき!」
という結論にいたりました。
実際にコースを走ってみて、どんな感じだったか、お話をさせていただきます。
目次
はっきり言って重い。電動アシスト付き自転車
レンタサイクルを借りたのはいいんですけど、まず小さいですね。
身長178cmの僕には小さすぎて乗りにくい。
そして、バッテリーがついている分、やっぱり重いです。
電動アシスト付きなのはいいんですけど、電気を使い切ってしまうと、返却できなくなってしまうので、きつい坂道だけアシストしてもらうことにしました。
では行ってみましょう!
すぐに自転車にしたことを後悔するんですけどね。
↓箱根駅伝のコースや見所などが、くわしく書かれた書!
これを読みながらレンタサイクルに乗って、コースを見て回りました!
関西人にとっては土地勘がなかったのですが、楽しかった!ただ自転車で行くのは本当に大変なので、バイクか車で回るのがオススメ。特に2区の最後、戸塚の坂はヤバすぎる!
あまりに細かすぎる箱根駅伝ガイド2021 (ぴあ MOOK)
1区
まずは1区のコースを、おさらいしておきましょう。高低差はほとんどありませんので、走りやすかったです。
18km地点の六郷橋から鶴見中継所までデッドヒートが繰り広げられます。
蒲田駅のアパホテルに泊まっていたので、京急蒲田の近くからスタートしました。
京急蒲田駅すぐの『ローソン東蒲田二丁目店』。1区の15km付近です。
国道15号線を西に、横浜方面へ走っていきます。
16~17km付近は、青学の仕掛けどころ
蒲田消防署前が16km地点です。
この付近で、青山学院大学が仕掛けることがありますね。
びっくりドンキー東六郷店が17km地点です。
この辺りからが1区の仕掛けどころで、終盤にむけて盛り上がっていくところです。
1区の仕掛けどころ・六郷橋
この先が、1区の仕掛けどころ『六郷橋』です。ウキウキ!
六郷橋の上が、残り3kmなので、ここで監督車から声掛けされます。
19km地点の『ラーメン川崎家』榎町店。
お腹すいてたので、ここでチャーシューメンを食す!おいしかった!
20km地点の『ココス』川崎元木店。このあたりはデッドヒートが見られるでしょう。
残り1km地点の『横浜トヨペット』川崎店。最後の声掛けポイント。
21km地点の『池田一丁目バス停』。選手のラストスパートが見られる地点です。そのぶん観客も多いでしょうけど。
鶴見中継所
1区→2区のたすきリレーが行われる鶴見中継所。この歩道橋の下です。
往路側には、箱根駅伝の像『明日へ走る』があります。
ここに応援に来たいところですが、かなり人が多そうです。
毎年ここの応援一番乗りの方は、夜12時から場所取りするのだとか…。選手が来るのは朝9時過ぎなのに…。すごい…。
鶴見中継所の最寄り駅『鶴見市場駅』の様子。これは大変そうですね。
1区を走った感想
1区は都会を走るので、ほぼ平坦なので、スピードが出る区間です。
六郷橋はかなり大きな橋なので、上り下りがありますので、仕掛けどころです。
この六郷橋までも仕掛け合いなので、ここまで最低限こらえて、残り3kmで抜け出したいところでしょう。
2区
各校のエースが走る花の2区。中盤から登りが多いので、この区間は自転車でも本当に大変でした。
2区のコースを、おさらいしておきましょう。15kmの権太坂と20kmからの戸塚の登り坂がめちゃくちゃ苦しいところです。
12km保土ヶ谷駅までは平坦
8km地点のJR横浜駅まで、国道15号線をひたすら西に進みます。
2区1kmの横浜市総合庁舎前。声掛けポイント。
生麦を越えて、5km地点のライフィット株式会社前。声掛けポイント。
横浜駅の手前から国道1号線を西に進みます。このあたりは平坦なので楽。
横浜駅を越えて、10km地点の「西区役所入口」交差点。声掛け&給水ポイントです。オススメの応援スポット!
JR保土ケ谷駅を過ぎてすぐの帰楽院(サングレイス保土ヶ谷駅前)。12km地点。
この先を、道なりに右にカーブしていきます。ここから緩やかに登っていく印象です。
13km付近の『保土ケ谷二丁目バス停』。
14km地点の東横フェスタ8(パチンコ店)。
このあたりから権太坂の登り坂が急になっていきます。
電動アシストの助けを借りて登ります。やはり登りは自転車だとかなりキツイです。
レース中盤の権太坂
2区の15km付近の権太坂。『児童遊園地入り口バス停』。ここが声掛け&給水ポイントです。
権太坂のTV中継ポイントは15.3km。降りるバス停は『権太坂』よりも、最高点に近い『狩場町』がオススメ!
最高点なので登ってくる選手と下っていく選手が、比較的長く見ることができるからです。
権太坂の最高地点です。
19km地点の『かっぱ寿司』
19.3km地点の『不動坂』の交差点。右側の小田原・藤沢方面に進みます。
まさに地獄!20kmから戸塚への坂
2区の最終盤の戸塚の坂です。ここからマジで苦しかったです。
坂がキツイだけでなく、冷たい風が向かい風で吹き下ろしてくるので、本来は、人が走るところじゃないですね。
20km地点の『テンポス』横浜新道店。声掛けポイント。ここから戸塚の1つ目の坂が約1km続きます。
21kmから22kmまではいったん緩やかに下ります。22km地点の『戸塚町歩道橋』。
この先が22km地点から戸塚中継所(23.1km)までの『戸塚の壁』といわれる2つ目の坂。
ここは傾斜は、特にすごくて本当にキツかったです。電動アシストの力を借りても、なかなか上がらずメチャクチャしんどかった。
2個目の坂『戸塚の壁』をほぼ登り切った23km地点の戸塚警察署前。一番キツイところですが、あと少し!
戸塚中継所
戸塚中継所は、釣具店『タックルベリー戸塚中継所店』の駐車場です。
【悲報】戸塚中継所は、沿道からは見えない角度にあります。
左にわずかに『タックルベリー戸塚中継所店』が見えるだけで、ここで止められてしまうので、たすきリレーは見ることができません。
このあたりヤンキーが多いのか、バイクが轟音をさせながら爆走していました。
2区を走った感想
2区を走れる選手は本当にすごすぎます!
14km辺りから上り始める権太坂。そして、20kmからの戸塚の二段坂。
特に、戸塚の坂はヤバイ。ヤバすぎる。
電動アシスト自転車でこれだけキツイんですから、人力はあり得ないです。
ただ、選手としては走りがいがあると言えるのかもしれません。
3区
準エース区間の3区。スピードのあるランナーが多く配置されます。
3区のコースを、おさらいしておきましょう。
最初にアップダウンがあった後、遊行寺の坂を一気に下ってから平坦な道を抜け、海沿いを走りますが、海風を喰らいまくります。
遊行寺の坂
最初の4kmほどアップダウンがあってから、そのあとは遊行寺の坂を一気に下ります。
踊り念仏・時宗の総本山『遊行寺』。
3区は下るのでいいのですが、8区は逆に、最後にこのきつい坂ですから、かなり大変です。帰りは泣きそうでした。
遊行寺の坂を下りた後は、平坦な道が続きます。藤沢付近の様子です。
7.8km地点の藤沢警察署。右に折れていきます。ここから選手を正面に見た映像が、TV放映されます。
10km地点の『ライオンズマンション辻堂西海岸』声掛け&給水ポイント。
海沿いを走る国道134号線
12km地点の『浜須賀』交差点を右折して、ここから海沿いを走っていきます。
浜須賀の交差点付近。この動画は、復路8区になります。
駅から遠いのと、往路側は途中で歩道がなくなったりするので、すこし応援しにくいかも。
防風林がありますが、海風が容赦なく吹き付けてきます。
箱根駅伝の当日だと、かなり冷えると思うので完全防寒しないといけないでしょうね。
15km地点の『デニーズ』茅ヶ崎海岸店。声掛け&給水ポイント。
18km手前のトラスコ湘南大橋。ここで応援していると、TVに映りやすいのだとか。海風が強烈です。
残り3kmのデニーズ平塚海岸店。声掛けポイント。
この『虹ヶ浜』の手前からが、残り1kmの声掛けポイント。
平塚中継所
この『唐ヶ浜』交差点が、平塚中継所です。
7区→8区のたすきリレーをするときの平塚中継所の視点。
3区を走った感想
3区は、2区よりは走りやすい印象でした。逆に8区はかなりしんどいです。
5kmからの遊行寺の坂でスピードUPして、7.8kmの藤沢警察署から海までは平坦で、走りやすいですね。
12kmの海沿いからは、正面に富士山を見ながらで景色はいいのですが、横風がきつくて大変でした。
4区
かつては、つなぎ区間であった4区。
でも、今は5区・山登りに行くまでに、差をつけるor差を詰めるという重要な準エース区間になってしまいました。
全体的に、ゆるやかなアップダウンが続く印象で、乗っていければスピードも出る区間だと思いました。
●4区
4区は最初、少し登っていきます。2km地点の「さざれ石」バス停。
4kmの切通橋まで登ったら、少し下っていって、5km『大磯警察署』。声掛けポイント。
7.2kmのJR二宮駅前。
二宮にはフリーザ様
9.1kmの二宮のポイント。TV中継でよく映ります。
復路7区の二宮のポイントには、毎年フリーザ様のコスチュームの一団が話題ですね。
映り込もうとするフリーザ様と、映すまじとする日本テレビのせめぎ合い。
すっかり有名になっていて、皆さんも会えるのを楽しみにしておられるようです。
10km地点の「ローレルクリーニング」。声掛け&給水ポイント。ここから海沿いの細かいアップダウンを走っていきます。
15km地点の「連歌橋交差点」。声掛け&給水ポイント。
17.9km地点の小田原周辺。この先を左折します。ここのすぐ横にあるドラ焼き屋がおいしいです!
左折してすぐの18km「スズアコーヒー店」。声掛けポイント。この先すぐを右折。
小田原の右折ポイント。
20km地点の「上板橋交差点」。声掛けポイント。
小田原中継所は、鈴廣かまぼこ店の駐車場です。
4区を走った感想
ゆるやかな上下が続く感じで、意外と走りやすかったです。
神奈川県にしては田舎道を走っていく感じですが、アップダウンで変化があるので、走るのに楽しい区間だと思います。
気持ちの問題かもしれませんが、7区の方が少し下り基調な感じがして、ほんの少し楽な気がします。
復路
せっかくですから、復路区間も見ておきましょう。
7区
7区は4区の逆を走ることになりますが、後半すこし遠回りするので、全く同じコースというわけではありません。
気持ちですが、箱根から都心に向かって、下っていくイメージがあって、4区より若干ですが、楽な感じがしました。
8区
8区は、3区のまったく逆を走ります。
3区は、前半に遊行寺の坂を駆け下って、スピードに乗ることになりますが、8区は逆なのでキツイですね。
15kmという後半で、あのキツイ遊行寺の坂を登るのはヤバかったです。足が止まってしまいますね。
9区
9区は、2区の逆を走って行きます。
まず、たすきを受けて、すぐに戸塚の坂を駆け下っていくので、6区と変わらないような感覚になります。
そして、権太坂を登って下って、そこからが長い。「まだ鶴見中継所に着かないの?」という感じでしたね。
10区
10区は、1区の逆になりますが、後半大回りしていくので、23kmという長い区間になります。
ほぼ平坦なので、走りやすいです。
最後はフラフラになって、レンタサイクルを返却しました。自分にお疲れ様です。
5区と6区
5区と6区につきましては、別記事であげていますので、こちらをご覧ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
実際に走ってみた感想
箱根駅伝の2区3区4区のコース、いかがだったでしょうか?
もうね、自転車で行くのは絶対にやめた方がいい!
しんどすぎます。悪いことは言わないので、やるならバイクか車で行ってください。
それにしても、箱根ランナーがいかにすごいのかがわかりました。
皆さんケガなく実力を出し切って欲しいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。