箱根神社、九頭龍神社新宮、箱根元宮への行き方【箱根三社参り】

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箱根には神社がたくさんあるのですが、その中でも箱根三社参りといわれるのが、『箱根神社』『九頭龍神社新宮』『箱根元宮』の3つです。

天下の険・箱根は昔の人々にとって、自然の雄大に圧倒されるというか、信仰の対象となっていたのだと思います。

この関東の山岳信仰の一大霊場ともいえる三社を回ってきました。

今回は、箱根神社、九頭龍神社新宮、箱根元宮への行き方【箱根三社参り】について、お話をさせていただきます。

 

箱根神社とは

『箱根神社』は、神奈川県足柄下郡箱根町元箱根にある神社です。

特に、鎌倉時代には国内の神社の筆頭にあげられるほど、鎌倉幕府の庇護を受けていたようです。

当時は鶴岡八幡宮に並ぶほどだったのかもしれません。

箱根神社には、源頼朝や徳川家康など歴代の有名武将が参拝に訪れてきたということで、箱根のパワースポットといわれています。

1999年(平成11年)、この箱根神社のすぐ隣に『九頭龍神社』本宮の御分霊を祀った『九頭龍神社』新宮が建立され、アクセスがよくなりました。

また、1964年(昭和39年)に、西武グループの創業者である堤康次郎の寄進により、駒ヶ岳山頂に『箱根元宮』が再建されました。

 

『箱根神社』と『九頭龍神社新宮』は元箱根にあり、『箱根元宮』は箱根園から駒ヶ根ロープウェイに乗って向かいます。

箱根神社
所在地 〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80−1
電話番号 0460-83-7123
営業時間 9:00~16:00
休業日 年中無休
URL http://hakonejinja.or.jp/

 

 

 

まっぷる 箱根'22

 

箱根への行き方

まず箱根への行き方を見ておきましょう。

首都圏にお住まいの方にとっては、いまさらという感じかもしれませんが、首都圏以外にお住まいの方はチェックしておいてください。

基本的にはJR小田原駅まで行けば、箱根登山鉄道で小田原から箱根湯本まで10分ほどで行けます。

ですので、まず『小田原』駅を目指しましょう。

新幹線『ひかり』号高速バスなら『小田原』駅を目指しましょう。

 

横浜から箱根への行き方

在来線で行くなら、JR横浜駅の5・6番ホームから『熱海』行きに乗ってください。

特急は別料金がかかりますので、快速か各駅停車で十分だと思います。『小田原』まで、片道45~50分程度で着きます。

JR小田原駅に着いたら、この改札を左折して、西口『箱根登山鉄道』へ向かってください。

箱根登山電車で、箱根湯本まで行きましょう。この右隣で『箱根フリーパス』が買えます。

箱根湯本まで10分ほどです。

新宿から箱根への行き方

新宿からなら、小田急の特急『ロマンスカー』に乗れば、乗換なしで箱根湯本まで行けるので、一番便利です。

小田急『新宿』駅の2番ホームから、箱根湯本行きのロマンスカーに乗ってください。

1時間30分ほどで箱根湯本に着きます。

もちろん旅費を節約するために、急行などで向かってもいいと思います。この場合は2時間ほどかかります。

 

羽田空港から箱根への行き方

箱根駅伝からですと、京急『箱根空港』駅から『新逗子』『逗子・葉山』行きなど、神奈川方面に乗って『横浜』に行き、JRに乗換てください。

あとは「横浜から箱根への行き方」を参照してください。

箱根を観光するなら絶対お得!箱根フリーパス

箱根に行くなら1泊2日以上がオススメです。見るところが多いですし、お得に利用できるチケットがあるんです。

それが『箱根フリーパス』です。

箱根登山電車、箱根登山バス(同じ路線を走る西武系列の伊豆箱根バスは使えません)、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェー、箱根海賊船などが、2日間or3日間、使い放題のチケットです。

また、温泉や美術館など各種施設の入場料が割引になるなど、かなりお得です。

日帰りなら料金を考えないといけないと思いますが、2日以上なら断然お得なので、ぜひ検討してみてください。

『箱根フリーパス』は、①小田原駅、②箱根湯本駅の案内所の他、インターネットで購入できます。

チケットはこんな感じ。乗り物にのるとき、入場券を買うときに提示する必要があります。

ただし、2点だけ気をつけてください。

①箱根登山電車は現在、箱根湯本~強羅の間は運休(台風被害のため。2021年11月に復旧予定)しており、代行バスを利用することになります。

②箱根フリーパスでは伊豆箱根バスは乗れません(箱根ではけっこう見かけるけど)

 

箱根神社への行き方

小田原から箱根湯本まで行き、箱根湯本からバスで『箱根神社入口』『元箱根港』を目指してください。

その他、箱根海賊船or芦ノ湖遊覧船で『元箱根港』で降りていただいても構いません。

 

箱根湯本のバス停2番乗り場から

箱根登山電車で『箱根湯本』駅に着いたら、バスに乗り換えます。

2番乗り場から『箱根町港』行きに乗りましょう。

バスは『R箱根新道線(急行)』と『H箱根町線(各駅停車)』があります。『H箱根町線』の方に乗ってください。

1時間ほどで『箱根神社入口』に着きます。

 

箱根神社入口から箱根神社まで

『箱根神社入口』のバス停から箱根神社までは、徒歩10分ほどです。

芦ノ湖の湖畔を、西へ歩いて行きます。ブラウントラウトというマスが釣れていました。

看板が出ているので、すぐわかるはずです。

 

箱根神社

さぁ、箱根神社の境内を見ていきましょう。

大木の間を通っていきます。

手水舎

御本殿の方に登っていきます

登っていく途中にも、お詣りするところがあります

社務所

たくさんお詣りに来られていました

絵馬

おみくじ

いっぱいですね

有名な安産杉。たくさんの方が杉に触れていました。

本殿から芦ノ湖へ降りていくと、『平和の鳥居』が見えてきます。

皆さんカップルや友達で、順番に自撮りしています。

順番の入れ替えのタイミングで撮影

お疲れさまでした

 

九頭龍神社 新宮

『九頭龍神社』新宮は、箱根神社のすぐ隣にあります。

意識していないと、同じ神社かと思ってしまいます。

こちらにも、たくさんお詣りに来ておられます

九頭の龍

カァァァァーーーーーーッ

ちなみに、九頭龍神社の本宮は、芦ノ湖の北部の桃源台の手前にあります。

 

箱根元宮

三社巡りの3つ目は、『箱根元宮』です。

ここは、箱根神社とは少し離れた駒ヶ岳の頂上にあります。

 

箱根元宮への行き方(アクセス)

箱根元宮へは、元箱根などから箱根園に行き、箱根園からロープウェイに乗って向かいます。

ただ、『箱根元宮』へは少しアクセスが悪いです。

これは、かつての箱根山戦争とよばれた西武グループと東急・小田急グループの交通シェア争いの名残で、箱根登山バスと伊豆箱根バスが仲が良くないのが原因です。

行き方(アクセス)は3通りです。

①徒歩orタクシー+ロープウェイ
②芦ノ湖遊覧船+ロープウェイ
③伊豆箱根バス+ロープウェイ

基本的に、①徒歩orタクシー、②芦ノ湖遊覧船で向かう方法がオススメです。

③伊豆箱根バスは、本数がメチャクチャ少ないからです。

 

①徒歩かタクシーで向かう方法

箱根神社から、神社通りをさらに北西にまっすぐ進んでいくと、徒歩30分程で着くことができます。

歩くのはたいへんだという方は、元箱根からタクシーで向かってください。それほど高い料金にはならないはずです。

複数人なら、タクシーの方がいいと思います。

 

②芦ノ湖遊覧船で向かう方法

元箱根港から、芦ノ湖遊覧船『箱根園』を目指します。箱根海賊船とは違いますので、ご注意ください。

片道780円です。1日9~13本就航していますので、下記の時刻表を確認してください。

『芦ノ湖遊覧船時刻表』

 

③伊豆箱根バスで向かう方法

僕はこの『伊豆箱根バス』で向かう方法は、あまりオススメできません。バスの本数が極端に少ないですし、『箱根フリーパス』が使えないからです。

もし、この方法で向かう場合は、伊豆箱根バス専用の『ワンデーバスフリー』というのがありますので、こちらを検討してみてください。

バスで向かわれる場合は、下記の時刻表を確認して向かうようにしてください。

『伊豆箱根バス時刻表』

 

以下の3ヶ所から、『箱根園』を目指してください。

③-①伊豆箱根バスで、小田原駅東口から

小田原駅東口の5番乗り場から、伊豆箱根バス『箱根園』行きに乗ってください。

 

③-②伊豆箱根バスで、箱根湯本から

箱根湯本バス停1番乗り場で、伊豆箱根バス『箱根園』行きに乗ってください。

 

③-③伊豆箱根バスで、元箱根から

元箱根バス停の3番乗り場から、伊豆箱根バスの『箱根園』行きに乗ってください。

 

●箱根園で『箱根駒ヶ岳ロープウェイ』に乗ろう

箱根園に着くと、箱根駒ヶ岳ロープウェイ乗り場がありますので、駒ヶ岳頂上駅まで行ってください。

さぁ登っていきましょう。

ロープウェイからの眺めも素晴らしいです

富士山もめっちゃキレイ

 

箱根元宮

駒ヶ岳頂上駅から、箱根元宮はすぐ見えます。

徒歩5分ほどで着きます。

少し冷やっとしますが、空気が澄んでいます

晴れてくれて良かったです

神社のすぐ側から、美しい富士山も見ることができます

 

最後に

箱根神社、九頭龍神社新宮、箱根元宮【箱根三社参り】、いかがだったでしょうか?

箱根の山に対する畏敬の念というか、自然とともに生きてきた人間の歴史を感じるような気がしました。

箱根に行ったときは、ぜひお立ち寄りくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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