大涌谷への行き方(アクセス)と箱根海賊船【神奈川・観光】
スポンサーリンク

 

 

今回、行った箱根の観光地の中で、僕が一番良かったと思ったのは『大涌谷』でした。

おそらく箱根に行かれた方は、ほとんどの方が『大涌谷が一番良かった』と答えるのではないかと思います。

自然の美しさと雄大さを、これだけ身近に感じられて感動するところもなかなかないと思います。

今回は、箱根最大の見所ともいえる『大涌谷』と『箱根海賊船』について、お話をさせていただきます。

 

大涌谷とは

『大涌谷』は標高1044m、約3000年前の箱根の火山爆発によってできた火口爆裂跡です。

辺りは常に白煙が立ちこめていて、現在も火山活動が続いています。また、目の前に山が迫ってくるような迫力を感じることができます。

近くに富士山も見えますし、非日常を味わうことができます。

本当に素晴らしい場所なんですけども、人体に有害な火山性ガスが常に噴出している場所です。

命に関わりますから、以下の方は車で出掛けて、車外には出ないようにしてください。

・アレルギー性ぜん息の方
・気管支疾患の方
・呼吸器(肺)疾患の方
・心臓疾患の方
・心臓ペースメーカーを装着している方
・体調不良の方

 

また、健康な方であっても、火山性ガスのニオイが強いとき、目・鼻・のどに刺激を感じるときは危険ですので、その場から離れてください。

24時間体制で、火山性ガスの観測が行われており、突然、大涌谷が立ち入り禁止になるときがあります。下記で確認するようにしてください。

 

箱根・大涌谷情報(神奈川県)

 

大涌谷
所在地 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町箱根 仙石原
電話番号 0460-84-8437
営業時間 9:00~17:00
休業日 年中無休
URL http://www.kanagawa-park.or.jp/owakudani/

 

 

 

まっぷる 箱根'22

 

箱根への行き方

まず箱根への行き方を見ておきましょう。

首都圏にお住まいの方にとっては、いまさらという感じかもしれませんが、首都圏以外にお住まいの方はチェックしておいてください。

基本的にはJR小田原駅まで行けば、箱根登山鉄道で小田原から箱根湯本まで10分ほどで行けます。

ですので、まず『小田原』駅を目指しましょう。

新幹線『ひかり』号高速バスなら『小田原』駅を目指しましょう。

 

横浜から箱根への行き方

在来線で行くなら、JR横浜駅の5・6番ホームから『熱海』行きに乗ってください。

特急は別料金がかかりますので、快速か各駅停車で十分だと思います。『小田原』まで、片道45~50分程度で着きます。

JR小田原駅に着いたら、この改札を左折して、西口『箱根登山鉄道』へ向かってください。

箱根登山電車で、箱根湯本まで行きましょう。この右隣で『箱根フリーパス』が買えます。

箱根湯本まで10分ほどです。

 

新宿から箱根への行き方

新宿からなら、小田急の特急『ロマンスカー』に乗れば、乗換なしで箱根湯本まで行けるので、一番便利です。

小田急『新宿』駅の2番ホームから、箱根湯本行きのロマンスカーに乗ってください。

1時間30分ほどで箱根湯本に着きます。

もちろん旅費を節約するために、急行などで向かってもいいと思います。この場合は2時間ほどかかります。

 

羽田空港から箱根への行き方

箱根駅伝からですと、京急『箱根空港』駅から『新逗子』『逗子・葉山』行きなど、神奈川方面に乗って『横浜』に行き、JRに乗換てください。

あとは「横浜から箱根への行き方」を参照してください。

 

スポンサーリンク

箱根を観光するなら絶対お得!箱根フリーパス

箱根に行くなら1泊2日以上がオススメです。見るところが多いですし、お得に利用できるチケットがあるんです。

それが『箱根フリーパス』です。

箱根登山電車、箱根登山バス(同じ路線を走る西武系列の伊豆箱根バスは使えません)、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェー、箱根海賊船などが、2日間or3日間、使い放題のチケットです。

また、温泉や美術館など各種施設の入場料が割引になるなど、かなりお得です。

日帰りなら料金を考えないといけないと思いますが、2日以上なら断然お得なので、ぜひ検討してみてください。

『箱根フリーパス』は、①小田原駅、②箱根湯本駅の案内所の他、インターネットで購入できます。

チケットはこんな感じ。乗り物にのるとき、入場券を買うときに提示する必要があります。

ただし、箱根フリーパスでは伊豆箱根バスは乗れません(箱根ではけっこう見かけるけど)

 

大涌谷への行き方

大涌谷への行き方(アクセス)は、①伊豆箱根バスで向かう方法②箱根登山電車+ケーブルカー+ロープウェイで向かう方法の、2通りあります。

大涌谷だけなら、①伊豆箱根バスで向かう方法がオススメです。ただし『箱根フリーパス』は使えませんので注意してください。

箱根・彫刻の森美術館など、大涌谷以外も見て回る場合は②がオススメです。

時間がかかっても構わない場合、箱根の他のものもゆっくり見て回りたい場合は、②が断然オススメです。

 

①伊豆箱根バスで向かう方法

小田原駅東口or箱根湯本から、伊豆箱根バスで『大涌谷』に向かいます。『箱根フリーパス』は使えませんので、注意してください。

小田原駅東口のバス停5番乗り場、または箱根湯本のバス停1番乗り場から、J線『湖尻・箱根園』行きで向かいます。

 

『伊豆箱根バス時刻表』

『伊豆箱根バス路線図』

 

乗換もないので楽ですね。

小田原駅から50分程度、箱根湯本から35分程度で着きます。

 

②箱根登山電車+ケーブルカー+ロープウェイで向かう方法

箱根湯本で『強羅』行きの電車に乗り換えます。

 

終点『強羅』駅で、ケーブルカーに乗換します。

斜めに造られたケーブルカー

ケーブルカーは中の形状が、階段状になっていて面白いです。

 

ケーブルカーの終点『早雲山』駅で、箱根ロープウェイに乗換します。

『箱根ケーブルカー』は1分間隔でやってきます。

『箱根ロープウェイ』はどんどんやってくるので、1人で乗れました。

山を越えると、大涌谷が一望できます。びっくり!めっちゃすごいの!

箱根温泉供給株式会社の『蒸気井群』と呼ぶそうです。

今も火山活動を続けている爆発の跡です。

 

超絶景!大涌谷

『大涌谷』駅の駅舎を出た瞬間、皆さんが感嘆の声をあげます。

本当にすごい絶景なんです。現地で見て欲しい。

硫化水素のニオイがすごくします。ちなみに硫黄は無臭です。

『ロッキー山脈に来たみたい!』と言っている女性もいました。

冷んやりした空気の中で、雄大な景色に感動。夏でも長袖などの防寒も大事です。

人もかなり多いですね。

富士山がとても近くて、雄大で感激します!これ以上進めないのが口惜しい。

本当にめっちゃオススメです!箱根でダントツ一番です。

 

大涌谷くろたまご館

大涌谷駅のすぐ側に『大涌谷くろたまご館』があります。

黒たまごが大涌谷の名物です。

大涌谷をバックに『黒たまご』。大涌谷の温泉でゆでた卵です。温泉の成分により、殻が黒く変色します。味は普通のゆで卵です。

チョコレートのソフトクリーム。岩石に似せたパフみたいなのが◎

おみやげ目当てで、たくさんの方が来られていました。

大涌谷くろたまご館
所在地 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
電話番号 0460-84-9605
営業時間 9:00~16:00
休業日 年中無休
URL http://www.owakudani.com/

 

箱根ジオパーク(ジオミュージアム)

大涌谷くろたまご館の下の階に、『箱根ジオパーク(ジオミュージアム)』があります。

大涌谷の地形模型や展示など、箱根火山について学ぶことができます。

大涌谷の誕生の模型

地熱を使うのは、エコかもしれませんね

いろいろな鉱石

 

大涌谷延命地蔵尊

大涌谷くろたまご館から少し登っていくと、延命地蔵尊があります。

このお堂の横の手洗い場

ここもけっこうお詣りしている方がいました。

 

大涌谷駅食堂

『大涌谷』駅2Fの食堂。大涌谷の景色も見られて、なかなかいいですよ。

名物というカツカレーを食べました。うましっ!

 

箱根海賊船

ロープウェイで『大涌谷』から『桃源台』まで降りると、箱根海賊船『桃源台港』がすぐ隣にあります。

ここから『箱根町港』『元箱根港』まで行くことができます。『箱根フリーパス』が使えます。

片道1,050円、往復1,930円ですが、『箱根フリーパス』があれば値段に含まれるので、本当にお得です。

海賊船はすごくキレイでカッコイイです。

外国人の方も多かったです

皆さん、船内よりも甲板でくつろいでおられました。

巡航中は気持ちいいのですが、風がけっこう強いかもしれません。

元箱根港で降りて、散策するのも楽しいですね。

 

最後に

大涌谷の絶景、箱根海賊船、いかがだったでしょうか?

大涌谷を見た瞬間の皆さんの「うわぁぁ」という感嘆の声が忘れられません。

『絶対に行って良かった』と言ってもらえると思いますので、箱根に行ったときは是非お出掛けしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

お得に旅行したいなら、まずはExpediaで探してみましょう!僕もいつも使っています↓

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事