高雄シリーズ第7弾です!
僕は以前TVで、高雄に細長い島があるというのを見たことがあって、行ってみたいなと思っていました。
ただ、旗津半島という名前まではわかっていなくて、今回、船で渡ってみて「ここTVで見た所や!」と気づきました。
高雄市の中心部からアクセスがよくて、ゆっくりとした時間が流れる『旗津半島』に、ぜひお出掛けしてみてください。
ちなみに、ここは、駁二芸術特区、前清打狗英国領事館、高雄市立歴史博物館などと一緒に見て回ると、効率的です。
目次
独断と偏見!台湾南部・高雄の観光地21選
高雄の観光地といえば、これら以外にもあるかと思いますが、代表的な観光地をざっとあげてみました。
今回は、⑨旗津半島について、詳しくお話させていただきます。
高雄でのwi-fi(ネット環境)について
海外だと、宿泊するホテルにはほぼ無料WiFiが入っていると思いますが、外でも調べ物がしたくなったり、メールチェックしたくなったときに困りますよね。
台北旅行のときに感じたのですが、iTaiwanなどの無料のWiFiサービスはたしかにありますが、実際はとても使えたものではありませんでした。
つながっても速度はめちゃくちゃ遅いし、そもそもつながらないことが多かったです。
ですので、①WiFiルーターを日本で借りて持って行くか、②SIMカードを高雄國際機場で借りるなどした方がいいと思っています。
僕は恥ずかしながらインターネットとかスマホ環境とか詳しくないので、海外でそうしたサービスを利用しようとして、もしうまくいかなかったら困るので、僕はいつも日本の空港で『イモトのWiFi』を利用しています。
日本のサービスだと、きちんと説明を受けられますし、なにより安心ですよね。『イモトのWiFi』僕のオススメです。
旗津半島とは
『旗津半島』は、高雄港の沖にある細長い島で、高雄港にとって防波堤のような形状をしている島です。
長さは約11.3km、幅が約200mしかありません。
かつては地続きの半島だったので、今でも『旗津半島』と呼ばれますが、航路を確保するために1975年に切り離され、島となりました。
対岸との往来は、北側はフェリーで、南側は海底トンネルで確保されています。
穏やかな波が絶えず押し寄せるビーチに、高雄の街を一望できる絶景スポット、さらに新鮮な海の幸まで揃っています。
港町・高雄の海の魅力がギュッと詰まった場所として、観光客にも人気の「旗津半島」。
観光で見て回るのは、フェリーで渡って、徒歩やレンタサイクルで回れる北側がメインです。
旗津半島への行き方
『旗津半島』へは、高雄捷運(MRT・地下鉄)の橘線(Orange Line)の終点『西子湾(シーズーワン)』で降りて、駅近くのフェリー乗り場『鼓山輪渡站』から向かいます。
橘線(Orange Line)は、『美麗島』駅で乗り換えてください。
西子湾駅→鼓山輪渡站
下記の道順で歩いてください。
『西子湾(シーズーワン)』駅の1番出口から出ます。
1番出口を出たら、左折してまっすぐ歩いて行きます。
つきあたりを右折してください。
途中にある『渡船頭海之冰』のかき氷が有名。お客さんがいっぱいでした。
150mほどで進むと、『鼓山輪渡站』が見えてきます。
鼓山輪渡站→旗津半島(旗津輪渡站)
高雄市輪船というフェリー乗り場『鼓山輪渡站』です。
時刻表。絶えず船がやってくるので、ほとんど待ちません。
料金表。良心的なお値段。
フェリーは片道40元(約150円)。自転車(自行車)と一緒に乗る場合は、片道プラス10元(約37円)。
「悠遊卡 EasyCard」「一卡通 iPASS」などの電子マネーだと半額の片道20元(約75円)。
鼓山輪渡站 | |
所在地 | 高雄市鼓山區濱海二路1號 |
電話番号 | +886 7 551 4316 |
営業時間 | 5:00~翌2:00 |
休業日 | 年中無休 |
URL | 『HP』 |
フェリーでプチ船旅!高雄市輪船
このレトロな船に乗り込みます。
出航です。
船に乗っている時間は5~10分程度です。
旗津半島のフェリー乗り場『旗津輪渡站』が見えてきました。前にいたペアルックのゲイカップルがイチャついてました。台湾らしい。
着いて、降りるところ。みんなエンジン吹かすから、めっちゃ空気悪い。
バイクと自転車が、先に下船していきます。
バイクが出たら、人間が下船します。
着いてすぐに、タクシーやレンタサイクルの勧誘が襲いかかってきます。
旗津半島に上陸!
旗津半島のフェリー乗り場『旗津輪渡站』です。
帰りも、ここから帰ることになります。
レンタサイクルが便利
旗津半島は全長で約11kmあるので、全部を徒歩で回るのは厳しいと思います。
今回ご紹介させていただく範囲だけでも、徒歩だとしんどいかもしれません。僕はケチって徒歩で回ったのですが、かなりしんどかったです。
最初からレンタサイクルを借りれば良かったなと思いました。
料金は1日100元(=約370円)くらいです。身分証明書を預ける必要があるので、パスポートは携帯しておきましょう。
まぁこちらは外国人なので、パスポートは常に携帯しておくべきだと思います。
旗津半島のオススメの回り方
僕のオススメは、まずレンタサイクルを借りて、下記の順番で回るのがいいのではないかなと思います。
①高雄灯台(旗後燈塔)
②旗後砲台
③旗津星空隧道(星光隧道)
④旗津彩虹教堂
⑤双螺台
⑥旗津貝殻博物館
⑦旗津海珍味
⑧斗六氷城
⑨旗津老街
ベストの回り方というのはないと思いますが、僕は下調べナシで回ってしまったので、何度も同じ所を通って、ものすごく効率が悪かったです。
ある程度『ここを見たい!』というのを決めてから、お出掛けされるのがいいと思います。
①高雄灯台(旗後燈塔)
1860年のイギリス・フランスvs清王朝のアロー戦争の敗戦により、高雄港を開港させられたときから、西洋式灯台の必要性に迫られ建設された灯台です。
現在も残る灯台は、日本統治時代に改修されたもの。
景色よし!遠くに『高雄東帝士85ビル』が、ひときわ高く見えます。
高雄灯台(旗後燈塔) | |
所在地 | 80541 高雄市旗津區旗下巷34號 |
電話番号 | +886 7 571 5021 |
営業時間 | 4月~10月 9:00~18:00 11月~3月 9:00~17:00 |
休業日 | 毎週月曜日 |
URL | https://khh.travel/Article.aspx?a=6391&l=1&stype=1057&sitem=4078 |
②旗後砲台
1719年、清王朝はこの地に大砲を設置し、1840年のアヘン戦争の際に防御の際に使用されました。
その後、1875年に日本軍が侵攻した際に増強されたものが、現存する砲台です。
③旗津星空隧道(星光隧道)
日本統治時代に旗後山をくり抜いて作られた元・軍事用トンネル。内側の壁には十二星座のイラストや漂流木、蓄光石などの飾りがあります。
トンネルを抜けると、美しい海へと出ます。
この後は、海岸通りを歩いていきます。
④旗津彩虹教堂
海外通りを通って南下すると『旗津彩虹教堂』が見えてきます。旗津半島で有名な写真スポットです。
宗教的な教会ではなく、結婚した新郎新婦の写真をフォトジェニックに撮るための場所です。
なので、結婚式にふさわしくするため、「教堂(教会)」という名前がついているのだそうです。
⑤双螺台
2つのホラ貝のオブジェ。写真スポット。
⑥旗津貝殻博物館
色々な貝やカニの標本が見られるそうです。ごめんなさい。歩き疲れて、中には入りませんでした。
旗津貝殻博物館 | |
所在地 | 805 高雄市旗津區旗津三路887號 |
電話番号 | +886 7 571 8920 |
開館時間 | 9:00~17:00 |
休館日 | 毎週月曜日 |
URL | https://www.facebook.com/happy.cijin.shellfish https://khh.travel/Article.aspx?a=6882&l=1&stype=1058&sitem=4115 |
⑦旗津海珍珠
大きな貝のオブジェです。写真スポット。
⑧斗六冰城(斗六氷城)
安くておいしいと評判のアイスクリーム屋さん『斗六冰城』。
暑い高雄で外を歩いた後は、冷たいものが食べたいですね。これで35元(130円くらい)。
斗六冰城(斗六氷城) | |
所在地 | 805 高雄市旗津區中洲三路450號 |
電話番号 | +886 7 571 3850 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
休業日 | 年中無休 |
URL | 『Facebook』 |
⑨旗津老街
旗津半島のメインストリートです。フェリー乗り場『旗津輪渡站』からすぐです。
平日の昼間でも、人が多かったです。
海が近くの市場という感じ。
新鮮な海鮮料理が豊富なので、食事されるならこの中から気に入ったお店に入られるのが良いのではないでしょうか。
最後に
旗津半島、いかがだったでしょうか?
決して派手さはありませんが、ゆっくり見て回ったり、写真を撮ったりしながら、のんびり歩いたり、サイクリングを楽しむのにいい場所だなぁと感じました。
港町・高雄を一番感じられる旗津半島にも、ぜひお出掛けされることをオススメいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。