長崎は見るところがたくさんあって、楽しい観光地といえると思いますが、実は夜景もたいへん素晴らしいところです。
坂が多く、すり鉢状の地形の長崎では、日本はおろか世界的に見ても素晴らしい夜景を見ることができます。
世界新三大夜景、日本三大夜景のひとつでもある長崎の夜景を楽しみましょう!
目次
長崎の主な観光スポット
ざっくりですが、長崎には以下のような観光スポットがあります。ここ以外にも、佐世保、平戸、五島列島なども有名ですね。
長崎市内の主な観光スポット
➀グラバー園~大浦天主堂
➁原爆資料館~平和公園
➂亀山社中(坂本龍馬)~眼鏡橋
➃新地中華街~出島
➄長崎の1000万ドルの夜景
長崎市外の主な観光スポット
今回は➄長崎の1000万ドルの夜景の見に行き方について、お話させていただきます。
その中でも、一番との呼び声が高い「稲佐山展望台」への行き方について、一般的な行き方とオススメの行き方の2つをご紹介させていただきます。
長崎の夜景【世界新三大夜景】【日本三大夜景】
2012年に、長崎は、香港、モナコとともに、世界を代表する「世界新三大夜景」都市として認定されました。
さらに、長崎市、函館市、神戸市は「日本三大夜景」と呼ばれます。
「何じゃ?その三大って?」という感じはしますが、とにかく夜景が素晴らしいということは言えると思います。
長崎市は、長崎港を中心に山が取り囲んでいて、坂が多いのでスリ鉢状の地形をしていて、長崎独自の立体的な夜景を創り出しています。
また、稲佐山・風頭公園など、たくさんの場所からキレイな夜景を楽しむことができます。
中でも素晴らしいと評判なのは、稲佐山から見る夜景と言われていて、稲佐山には夜景が見やすいように展望台があります。
稲佐山展望台への行き方(アクセス)
その稲佐山展望台への行き方ですが、大きく2つあります。
➀一般的な行き方(ロープウェイ)と、➁オススメの行き方(ツアーバス)の2通りを、ご案内させていただきます。
稲佐山展望台への一般的な行き方(ロープウェイ)
まず、一般的な行き方からご紹介させていただきます。
この行き方は、①②の順序で、稲佐山展望台へ向かいます。
➁ロープウェイで、稲佐山展望台まで向かう
➀無料送迎バスで、ロープウェイ乗り場まで向かう
まずは無料送迎バスに乗るために、WEBから予約しないといけません。予約ナシだと乗せてもらえないので、気をつけてください。
『無料送迎バス予約ページ』
https://reserve.nagasaki-ropeway.jp/
予約が完了すると、メールが届きます。その返信メールを無料送迎バスの運転手さんに見せて、バスに乗り込みます。
以下、無料送迎バスの時刻表です。
○行き
○帰り
自分が利用しやすいホテル前で、無料送迎バスを待ちましょう。
無料送迎バスが来ました。
展望台での滞在時間は十分にありますが、帰りのロープウェイの所要時間なども考えて、帰りのバスに遅れないように気をつけてくださいね。
➁ロープウェイで、稲佐山展望台まで向かう
バスが稲佐山の麓のロープウェイ乗り場まで着いたら、渕神社という神社の鳥居を通って、ロープウェイ乗り場に向かいます。斬新!
『長崎ロープウェイHP』
https://www.nagasaki-ropeway.jp/
ロープウェイのチケットを購入します。
大人の往復1,230円。高くない?これがこのコースを、あまりオススメできないところです。
GWや花火大会のときなどは、人でいっぱいになって、待ち時間が1時間とかになるそうです。
ロープウェイの中は人が多くて、ギューギューでした。でも、ロープウェイの中から見える夜景が一番いい感じでした。
ロープウェイで上に着いたら、階段を登っていき、左折します。
少し暗いですが、この「光のトンネル」を通っていきます。
「光のトンネル」を抜けて、この先200mほど先に、稲佐山展望台があります。
一般的な行き方をオススメしない理由
紹介しておいて、この行き方をオススメしないのは面倒だし、ロープウェイが不快だからです。
無料送迎バス→ロープウェイ→展望台で夜景観賞→ロープウェイ→無料送迎バスとなるので、乗換が多くてけっこう面倒ですし、ロープウェイはギューギューになります。
これで、もしロープウェイで長時間待たされたりしたら、結構しんどいと思います。
稲佐山展望台へのオススメの行き方(バスツアー)
僕のオススメは、稲佐山展望台「夜景見学ツアー」というバスで行くコースです。
このコースは1,500円かかりますが、こちらのコースの方がはるかに快適です。
一般的な行き方で紹介したロープウェイが1,230円なので、こちらのコースの方が少し高いです。
しかし、送り迎えしてくれるホテルの数が多く、稲佐山展望台まで乗換がなくて、バスは空調がきいていて快適なので、たとえ270円高くても、このコースの方が断然オススメです。
なぜ、夜景見学ツアーがオススメなのか?
僕が夜景見学ツアーをオススメする理由は、以下のとおりです。
【オススメその1】乗換ナシで超快適
このツアーに参加すれば、バスに乗れば、空調がきいた快適な空間で、乗換なしに稲佐山展望台まで行き帰りできます。一般的な行き方とは雲泥の差です。
【オススメその2】渋滞が避けられる
収容台数40台の稲佐山山頂駐車場では、夜はしょっちゅう満車になります。また、駐車場ゲート前で、中に入ろうとするたくさんの車でひどい渋滞になります。
しかし、このツアーバスは渋滞に関係なく、渋滞の横をすーっと通って展望台まで行くことができます。タクシーでもこうはいきません。
【オススメその3】所定の10ホテルなら、降りるホテルを自由に選べる
帰りは、行きとは別のホテルでも降りられるので、ツアー前後の観光や夕食などに便利!
【オススメその4】ガイドさんが観光案内してくれる
10ホテルを循環するコース途中では、いくつかの観光名所を通ります。そのとき、バスガイドさんが長崎の観光案内をしてくれます。
【オススメその5】帰り道も楽しめる!
ツアーバスの帰り道では、
左側席:稲佐山を帰る途中も、キレイな夜景を見れます。
右側席:福山雅治の実家が見える(バスガイドさんがアナウンスしてくれました)
ただし、もちろん欠点もあります。
【欠点その1】値段が少し高い。
ギューギューで、乗換も面倒なロープウェイのぼったくり具合(たった片道5分で往復1,230円)を考えると、なんとか納得できるけど、この近距離を運んでもらうだけで1,500円は高い。
【欠点その2】時間が限られている。
この1時間30分は拘束されますし、通常1日2便しかないので、選択肢が少ないです。
夕焼け+夜景を楽しむということが、ほぼ出来ないです。
また、稲佐山展望台での滞在時間40分なので、展望台内の『ひかりのレストラン』で食事をするのは、まず無理だと思います。
まぁ観光地値段だし、帰ってきてから、ゆっくりご飯を食べていただければと思います。
夜景見学ツアーの概要
(1)長崎市内の主要な10ホテルをツアーバスが循環し、稲佐山展望台まで送ってくれます。通常、毎日夜2便が運行されます。
(2)運賃は、大人1,500円、小学生以下1,000円、3歳未満は無料です。支払いはバス乗車時に現金で支払います。
(3)稲佐山展望台での滞在時間は約40分です。行き帰りと滞在時間を含めると、全部で約1時間30分です。
(4)帰りは、所定の10ホテルから、自由に選んで降りることができます。乗車したホテルと違う場所で降りても構いません。
(5)予約に空きがあれば、当日連絡でもツアー参加可能です。
夜景見学ツアーの予約はここから
➀希望の時間(第一便、第二便、臨時便)と、乗車するホテルを選んで予約しましょう。
予約は、下記HPで行ってください。
稲佐山展望台「夜景見学ツアー」HP
https://www.n-yuranbus.com/tour/index4.php
以下の10ホテルから、乗り降りできます。
(2)東横INN長崎駅
(3)エスペリアホテル長崎
(4)ホテルベルビュー長崎出島
(5)ホテルニュータンダ
(6)ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル
(7)ホテルJALシティ長崎
(8)長崎ワシントンホテル
(9)ホテルニュー長崎
(10)ザ・ホテル長崎BWプレミアコレクション
2.4月27日~8月25日の期間中は、第1便は運行されません。
3.4月27日~5月31日、7月25日~8月25日は、臨時便が運行されます。
➁支払いはバス乗車時に、現金払いです。
あとはバスガイドさんの観光案内をゆったり聞きながら、稲佐山展望台までバスで向かいましょう。
快適さからいって、一般的な行き方を体験した後なら、1,500円はなんとか納得できます。
というか、ロープウェイが高すぎる気がしますね。
複数名で行くならタクシーもあり
複数名で行く場合は、1人当たりの値段を下げられるので、タクシーを利用してもいいかもしれません。
路面電車を併用するときは、稲佐山に一番近い『宝町』駅から利用すれば、タクシー料金が節約できるので、検討してみてください。
帰りのタクシーは、行きのタクシーは待っていてくれないでしょうから、タクシー会社に電話して、『稲佐山山頂展望台まで迎えに来てください』と言ってみてください。
- キングタクシー 095-861-6161
- ラッキータクシー 095-844-1188
- 光・日光タクシー 095-843-8818
稲佐山山頂展望台
こちらが稲佐山山頂展望台です。
夜景はもちろん絶景です!
展望台の屋上部分も、いい感じですね!
長崎は海が市街地近くまで、入り組んでいて美しいです。
長崎港のあたり!
長崎港の逆側も美しいです。
中には、なぜか葉加瀬太郎が…。
展望台の外もキレイ!
風頭公園での夜景もGood!
長崎には、稲佐山展望台以外でも、夜景のキレイなスポットはたくさんあります。
たとえば、『風頭公園』で坂本龍馬像を見ながら、夜景を見るのもいいですね。
ただし、この風頭公園は、夜はかなり暗くなるので、足下に気をつけて出掛けてくださいね。
他にも、鍋冠山公園、金比羅山、唐八景公園などでも美しい夜景が見られるようです。
最後に
長崎の1000万ドルの夜景、いかがだったでしょうか?
日本的にも、世界的にも美しい夜景を、ぜひ見に行ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。