【第33回出雲駅伝2021】学生3大駅伝の緒戦・出雲の区間&順位予想
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2021年(令和3年)10月10日(日)、2年ぶりに出雲路で『第33回・出雲駅伝』が行われます。

非常に予想が難しい大会ではありますが、滝山なりの予想をお届けさせていただきます。

 

箱根駅伝に出場が予定されている大学のイケメンランナー↓

 

 

第33回出雲駅伝の展望

昨年は、コロナ禍の影響により中止となってしまった出雲駅伝。大学三大駅伝が今年は何とか行われそうです。

この出雲駅伝が、学生三大駅伝・最初の大きなレースとなります。

その出雲駅伝ですが、距離が短い上に6区間しかなく、本命ともいえる箱根駅伝とは比べものになりませんし、どの大学も出雲駅伝だけを本気で狙ってくるということはないと思います。

 

実際のところ、1年生や故障明けの選手を試しながら、あわよくば優勝したいというのが本音ではないでしょうか。

ですので、各校とも順位予想および区間予想するのは、とても困難です。

しかし、区間エントリーが出れば、2人しか交代できませんので、ほぼ絞れると思っています。

【第33回出雲駅伝2021】公式サイトはこちら

 

展開予想

駅伝シーズン初のレースですが、大きく出遅れることは避けたいと考えるでしょうから、1区の前半は牽制し合って、様子見になるのではないかと思っていました。

 

1区は8.0kmと出雲駅伝では長い距離の区間ですが、出遅れだけは避けたいので、なかなか仕掛けることが難しいと思うからです。

しかし、どの大学も6区に東京国際大学のヴィンセント選手がいるため、そこまでに大きな差を作りたいという思惑か、主力を1区に投入してきました。

特に、青学の近藤選手、順天堂の伊豫田選手、東海の市村選手はガチガチのエースなので、彼らを中心に早めに仕掛けてくるかもしれません。

毎回、残り2kmからのスパート合戦となりますが、それよりも前、早ければスタート直前から引き離しにかかるかもしれません。

この1区で勝った大学が、有利にレースを進めていくことは間違いないと思います。

そして2区はつなぎで、エース区間の3区は、耐える大学と、前を追うもしくは逃げる大学に分かれて、エース力のある大学とない大学で順位が決まってきそうです。

4区と5区は細かい順位変動をしながら、最終6区で再度エースが試合を決める展開になるでしょう。

以上から考えて、3区と6区のエース2人の走力があり、1区で遅れないことが最低限必要で、選手層よりも個々のランナーのスピードがものをいう大会です。

今回は、6区で東京国際大学のイェゴン・ヴィンセントが猛烈に追い上げるでしょうから、最後まで何が起こるかわからないハラハラドキドキするレースになるでしょう。

僕はヴィンセント選手がすべてぶち壊してしまうと思います。それくらい圧倒的な学生最速ランナーだと思います。

 

10月10日の天候

レースの結果を占う上で、当日の天気も気になります。

2021年10月10日(日)の出雲地方の天気予報は晴れときどき曇最高気温31℃最低気温19℃降水確率10% です。

 

距離が短い駅伝とはいえ、とんでもない暑さの中での過酷なレースになりそうです。

 

 

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各大学の順位予想

出雲駅伝は、距離の短い区間が6区間しかありません。

したがって、前半から先頭の見える位置でレースを進めたいところ。

こうした短距離のレースは、トラックの5000mおよび10000mの持ちタイムが、ほぼそのまま成績に反映されるだろうと思われます。

勝つための鍵は、①1区のふるい落としとロングスパートで負けないこと、②2区4区5区でスピード選手を配置できること、③3区と6区のエースの力量、これら3つの要素で決まります。

 

順位予想(優勝予想)

滝山の順位予想は、以下の通りです。

滝山の当初の順位予想
①駒澤大学
②青山学院大学
③東京国際大学
④順天堂大学
⑤早稲田大学
⑥國學院大學
⑦東海大学
⑧東洋大学
⑨創価大学
⑩帝京大学

↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓

出雲駅伝2021・順位予想(最終)
東京国際大学
駒澤大学
青山学院大学
順天堂大学
早稲田大学
國學院大學
東海大学
東洋大学

帝京大学

 

優勝争いは駒澤大学と青山学院大学だと考えてきたが、東京国際大学の評価が急上昇している。

区間エントリーを見ても、ヴィンセント選手のゴボウ抜きが見られるに違いない。

よって、東京国際大学の初出場・初優勝を予想する。

その次の2位、3位争いを駒澤大学と青山学院大学が2強を予想する。エースの力量で、駒澤大学がやや優勢か。

4位、5位予想の順天堂大学、早稲田大学、はほとんど差がない。この2チームはレース展開次第では優勝する可能性もある。

6位予想の國學院大學はこの辺りで堅いと思う。3区までにどの辺りでレースを進められるかによって、レース結果はかわってくる。

7位、8位予想の東海大学、東洋大学は主力を外してきた。中間層を試すのが主目的だと思われるので、この辺りではないか。

9位、10位予想の創価大学、帝京大学もほとんど差がない。スピードレースでは少し分が悪い2チームだと思う。

東京国際大学は、出雲で10000mにも強いヴィンセント選手を使って、ハーフマラソンが強いルカ・ムセンビ選手を全日本で使って、箱根駅伝で再度ヴィンセントを使ってくるのではないかと、個人的には思っています。

関東勢以外だと、近畿の立命館大学、関西学院大学などは10位以内に割って入ってくる可能性があると思われます。

 

出雲駅伝・今後の日程(エントリー)

出雲駅伝は、以下の日程で行われます。

チームエントリー 9月22日(水) 12:00まで
(監督1名+マネジャー1名+選手10名)
区間メンバーエントリー 10月9日(土) 14:15~15:00まで
(正選手6名+補員2名)
当日のメンバー変更 10月10日(日)  9:00~9:20
(正選手と補員との間のみ、2名まで)
出雲駅伝・本戦 10月10日(日)  12:05スタート

※チームエントリーが発表されましたので、区間予想を変更しています。

 

フジテレビ系列で、10月10日(日)12:00~14:25に生放送されます。

 

各大学・陸上競技部HP一覧

各大学の陸上競技部の情報一覧です。ひいきの大学の情報をゲットしてください!

駒澤大学 『HP』『instagram』
創価大学 『HP』『twitter』『instagram』
東洋大学 『HP』『instagram』『公認応援』
青山学院大学 『HP』『twitter』『instagram』
東海大学 『HP』『twitter』『instagram』
早稲田大学 『HP』『twitter』『instagram』『YouTube』
順天堂大学 『HP』『twitter』『instagram』
帝京大学 『HP』『twitter』
國學院大學 『HP』『twitter』『instagram』
東京国際大学 『HP』『twitter』『instagram』

 

 

 

大学駅伝2021夏秋号(陸上競技マガジン 2021年 10 月号増刊 )[雑誌]

 

各大学の区間予想

各大学の区間予想をしてみました。

全日本大学駅伝、箱根駅伝も睨み、選手を試しながら勝負も意識していくことになるでしょう。

 

※チームエントリー、区間エントリーメンバーが発表されましたので、区間予想も当初の予想から一部変更し、個人ベストタイムを掲載しています。

 

1位予想:東京国際大学

『HP』『twitter』『instagram』

東京国際大学は、2人のケニア人留学生、学生№1イェゴン・ヴィンセント、関東インカレ・ハーフ3位のルカ・ムセンビをどう使っていくのか見所だと思う。

実力がものを言う世界なのだから、三大駅伝すべてヴィンセントを使うべきだと思うが、本人の調整もあるだろうし、ムセンビ選手も他校なら一番手の選手だと思う。

チームエントリーにおいて、出雲駅伝はイェゴン・ヴィンセント選手がエントリーされましたので、おそらく6区で起用されるのは間違いない。

日本人選手も力を付けているだけに、留学生の使い方次第によって、順位は大きく変動しそうだが、どんなに悪くても5位より下はないと思うし、ヴィンセントの爆発力次第ではすべてをひっくり返して、優勝する可能性も十分あり得る。

ちなみに、ヴィンセントは『私にたすきが届いたときに、トップと2分差なら逆転は簡単だ』とまで言っています。楽しみすぎますね!

 

●区間予想

一気に優勝候補の筆頭に躍り出てきた。大志田監督は本気で出雲駅伝を取りに来ている。

この布陣ならば、6区・ヴィンセントに渡るまでに他大学と大きく差がつくことはあるまい。

選手もそのつもりで走るだろうし、ヴィンセントなら田澤選手が相手でも1分差ならひっくり返してしまうだろう。

それだけに1区・山谷選手、3区・丹所選手の走りにすべてが掛かっている。

最終的には、すべてを破壊する男として、イェゴン・ヴィンセントの名前が出雲路に刻み込まれることになると思う。

ヴィンセント選手には、2度と破られないくらいの圧倒的な区間新記録を期待したい。

 

○滝山の当初予想

山谷昌也(3) 宗像 聖(3)
佐藤榛紀(1) 村松敬哲(2)
丹所 健(3) ヴィンセント(3)

補員

堀畑佳吾(3) 生田琉海(2)
冨永昌輝(1) 白井勇佑(1)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

○区間エントリー

山谷昌也(3) 白井勇佑(1)
佐藤榛紀(1) 村松敬哲(2)
丹所 健(3) ヴィンセント(3)

補員

堀畑佳吾(3) 宗像 聖(3)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

●滝山の最終予想

山谷昌也(3) 宗像 聖(3)
佐藤榛紀(1) 村松敬哲(2)
丹所 健(3) ヴィンセント(3)

補員

堀畑佳吾(3) 白井勇佑(1)

 

 

●エントリーメンバー個人ベスト

5000m 10000m
ヴィンセント(3) 13:15.15 27:30.24
丹所 健(3) 13:46.17 28:19.17
堀畑佳吾(3) 14:02.14 29:35.93
宗像 聖(3) 13:57.22 29:13.94
山谷昌也(3) 13:49.47 28:29.36
生田琉海(2) 14:04.82 29:59.17
村松敬哲(2) 13:54.79 29:37.29
佐藤榛紀(1) 13:50.31 ----
白井勇佑(1) 13:58.00 29:25.08
冨永昌輝(1) 14:03.54 30:06.92

 

2位予想:駒澤大学

『HP』『instagram』

本気で出雲に向けて調整してくるかはわからないが、学生駅伝三冠は当然ながら欲しいだろうから、取れるものは取ろうとしてくるだろう。

全大学の中で、エースの力量・選手層・実績など、地力では頭一つ抜けている。

特に田澤・鈴木・唐澤の3トップが強烈すぎる。あとはつなぎ区間にその他の良い選手を据えるだけでいい。

もし1区で抜け出してしまうと、そのままワンサイドゲームになる可能性すらある。絶対的本命だ。

 

●区間予想

当初の予想に反して、エース鈴木芽吹選手を外してきた。9月頭に疲労骨折していたらしいです。全日本も間に合わないかもしれません。

その他は、距離の適性から考えて、出雲駅伝にしかチャンスがない選手を入れてきたのかもしれない。

ここは田澤選手がヴィンセント選手の猛追に耐えていくしかない。

この布陣でも大本命には違いないが、優勝可能性は大きく下がってしまった。

区間エントリーのまま走っても良いが、2区だけ当日変更してくるのではないか。

う~ん。勝負という意味では少し微妙だが、十分に勝算ありと見ているのだろう。

 

○滝山の当初予想

唐澤拓海(2) 赤津勇進(2)
篠原倖太朗(1) 赤星雄斗(2)
鈴木芽吹(2) 田澤 廉(3)

補員

佃 康平(4) 山野 力(3)
花尾恭輔(2) 安原太陽(2)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

○区間エントリー

篠原倖太朗(1) 唐澤拓海(2)
赤星雄斗(2) 赤津勇進(2)
花尾恭輔(2) 田澤 廉(3)

補員

佃 康平(4) 安原太陽(2)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

●滝山の最終予想

篠原倖太朗(1) 唐澤拓海(2)
安原太陽(2) 赤津勇進(2)
花尾恭輔(2) 田澤 廉(3)

補員

佃 康平(4) 赤星雄斗(2)

 

 

●エントリーメンバー個人ベスト

5000m 10000m
佃 康平(4) 13:59.51 29:15.94
田澤 廉(3) 13:29.91 27:39.21
山野 力(3) 13:54.17 28:32.71
赤津勇進(2) 13:52.27 28:30.64
赤星雄斗(2) 13:57.55 30:10.29
唐澤拓海(2) 13:32.58 28:02.52
鈴木芽吹(2) 13:27.83 27:41.68
花尾恭輔(2) 13:51.89 28:29.82
安原太陽(2) 13:50.01 29:27.18
篠原倖太朗(1) 13:53.92 32:36.65

 

3位予想:青山学院大学

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選手層の分厚さがハンパではない王者・青山学院大学。

エースの地力では駒澤大学には及ばないものの、出場してくる全員が手堅くソツのない走りをしてくれるに違いない。

序盤でうまくトップに立てれば、駒澤大学といえど届かないのではないか。

選手層が厚く平均して強い選手がズラリと揃っているので、区間予想は一番難しい。

 

●区間予想

エース区間の3区に、近藤選手ではなく、佐藤一世選手を入れてきた。

佐藤選手も競り合いに強く、駅伝力のある選手だが、他大学のエースと比べると、今はまだ見劣りがするが、どうなのか?

その他の区間は、おおむね同意できるが、6区は西久保選手に替えてくると思う。

西久保選手なら、安心して6区の距離を任せられると思う。

この布陣を敷いたということは、青学は1区に賭けてきている。

1区は近藤選手がどこで仕掛けてくるかが、俄然おもしろくなってきた。

青学が優勝するためにも、6区で東京国際大学ヴィンセントとの差は1分30秒は欲しい。

 

○滝山の当初予想

佐藤一世(2) 目片将大(3)
若林宏樹(1) 飯田貴之(4)
近藤幸太郎(3) 西久保遼(3)

補員

髙橋勇輝(4) 中倉啓敦(3)
横田俊吾(3) 山内健登(2)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

○区間エントリー

近藤幸太郎(3) 若林宏樹(1)
飯田貴之(4) 目片将大(3)
佐藤一世(2) 横田俊吾(3)

補員

髙橋勇輝(4) 西久保遼(3)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

●滝山の最終予想

近藤幸太郎(3) 若林宏樹(1)
飯田貴之(4) 目片将大(3)
佐藤一世(2) 西久保遼(3)

補員

髙橋勇輝(4) 横田俊吾(3)

 

 

●エントリーメンバー個人ベスト

5000m 10000m
飯田貴之(4) 13:55.83 28:49.45
髙橋勇輝(4) 13:54.72 28:58.28
近藤幸太郎(3) 13:34.88 28:10.50
中倉啓敦(3) 13:55.29 28:56.13
西久保遼(3) 13:59.18 28:21.39
目片将大(3) 13:56.13 28:57.61
横田俊吾(3) 13:54.85 29:03.99
佐藤一世(2) 13:49.74 28:50.56
山内健登(2) 13:50.43 30:34.03
若林宏樹(1) 13:41.32 ----

 

4位予想:順天堂大学

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スピードランナーが揃っている順天堂大学が3位、もしくはそれ以上の上位に入ってくるのではないか。

1区・3区・6区は3人のメンバーが入れ替わることはあっても堅いと思う。

1区で抜け出して、3区で耐え抜けばワンチャンスあるかもしれない。

 

●区間予想

エースの3人・伊豫田、野村を、それぞれ1区、3区に入れてきた。

ということは、三浦龍司選手は2区、4区or6区、または出ない可能性もありますね。

1区に伊豫田選手を入れたということは、順天堂大学は1区で飛び出したいところ。

青学の近藤選手と伊豫田選手で、先頭争いをして勝てれば、順天堂はおもしろくなる。

順天堂の布陣は先手必勝だが、それは他校も同じこと。1区2区で首位に立ちたい。

6区にたすきが渡るときに、東京国際大学ヴィンセントとの差は、1分30秒は欲しい。

 

○滝山の当初予想

三浦龍司(2) 石井一希(2)
服部壮馬(1) 牧瀬圭斗(4)
伊豫田達弥(3) 野村優作(3)

補員

原田凌輔(4) 吉岡智輝(4)
四釜峻佑(3) 平 駿介(3)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

○区間エントリー

伊豫田達弥(3) 服部壮馬(1)
平 駿介(3) 石井一希(2)
野村優作(3) 四釜峻佑(3)

補員

牧瀬圭斗(4) 三浦龍司(2)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

●滝山の最終予想

伊豫田達弥(3) 服部壮馬(1)
平 駿介(3) 石井一希(2)
野村優作(3) 三浦龍司(2)

補員

牧瀬圭斗(4) 四釜峻佑(3)

 

 

●エントリーメンバー個人ベスト

5000m 10000m
原田凌輔(4) 13:57.51 30:52.65
牧瀬圭斗(4) 13:57.87 28:45.10
吉岡智輝(4) 14:08.92 28:36.90
伊豫田達弥(3) 13:43.71 28:06.26
四釜峻佑(3) 13:52.90 28:55.56
平 駿介(3) 13:59.10 28:48.40
野村優作(3) 13:41.73 28:19.01
石井一希(2) 13:46.94 28:58.54
三浦龍司(2) 13:26.78 ----
服部壮馬(1) 13:55.56 ----

 

5位予想:早稲田大学

『HP』『twitter』『YouTube』

ちょっと迷ったが、27分台ランナーが3人もいる早稲田大学を4位予想。

タイムだけを見れば、もっと上位でもよかったが、エース・中谷雄飛選手の調子がイマイチなのが、どうしても気になるところ。

しかし、3人のエースと他の選手がしっかり走れば、十分に優勝するチャンスがある。

早稲田としてはこの出雲駅伝が優勝の可能性がもっとも高いと思うので、タイトルを本気で狙って欲しい。

 

●区間予想

早稲田は1区~3区に、菖蒲、井川、太田のスピードランナーに据えて、序盤から逃げ切るつもりらしい。

エントリーされた選手の名前を見ると、他大学がうらやむ顔ぶれで、優勝も十分に狙える。

4~6区もおおむね同意できるが、4区は千明選手に替えてくるだろう。

早稲田が優勝するためにも、6区の中谷選手までに、東京国際大学のヴィンセントとの差は、1分は欲しい。

 

○滝山の当初予想

井川龍人(3) 千明龍之佑(4)
伊藤太志(1) 菖蒲敦司(2)
中谷雄飛(4) 太田直希(4)

補員

辻 文哉(2) 諸冨 湧(2)
栁本匡哉(2) 石塚陽士(1)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

○区間エントリー

菖蒲敦司(2) 石塚陽士(1)
井川龍人(3) 伊藤太志(1)
太田直希(4) 中谷雄飛(4)

補員

千明龍之佑(4) 辻 文哉(2)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

●滝山の最終予想

菖蒲敦司(2) 千明龍之佑(4)
井川龍人(3) 伊藤太志(1)
太田直希(4) 中谷雄飛(4)

補員

辻 文哉(2) 石塚陽士(1)

 

●エントリーメンバー個人ベスト

5000m 10000m
千明龍之佑(4) 13:31.52 29:00.57
太田直希(4) 13:56.48 27:55.59
中谷雄飛(4) 13:39.21 27:54.06
井川龍人(3) 13:45.30 27:59.74
菖蒲敦司(2) 13:52.46 28:58.10
辻 文哉(2) 13:49.31 29:08.11
諸冨 湧(2) 14:07.20 ----
栁本匡哉(2) 14:12.41 29:17.37
石塚陽士(1) 14:08.79 ----
伊藤大志(1) 13:36.57 29:42.24

 

6位予想:國學院大學

『HP』『twitter』『instagram』

近年は、実力が安定して上位にある國學院大學を6位予想。

藤木宏太、中西大翔、島崎慎愛の3人のエースに加えて、どれだけ戦力を積み増していけるか。

新1年生にも楽しみな人材が多く入ってきた。國學院の覚醒の時が来るか?

前回王者としての意地も見せたいところだ。

 

●区間予想

國學院は4区に、中西大翔選手を入れてきたので、ここで抜け出したいはず。

ただ6区に、1年生の平林選手を入れてきたのは驚いた。

平林選手も10kmを28分38秒のタイムを持っているが、他大学のアンカーがエグすぎる。

國學院はこの出雲駅伝において、最適解の配置をしてきたと思うので、当日変更はないと思う。

平林選手がこの6区を無難に走りきったら、1年生の中でも頭ひとつ抜け出すことが出来るだろう。

ただし、東京国際大学ヴィンセントとの差は、最低でも1分30秒は欲しい。

 

○滝山の当初予想

島﨑慎愛(4) 伊地知賢造(2)
平林清燈(1) 木付 琳(4)
藤木宏太(4) 中西大翔(3)

補員

石川航平(4) 殿地琢朗(4)
川崎康生(3) 坂本健悟(3)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

○区間エントリー

島﨑慎愛(4) 中西大翔(3)
木付 琳(4) 伊地知賢造(2)
藤木宏太(4) 平林清燈(1)

補員

石川航平(4) 坂本健悟(3)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

●滝山の最終予想

島﨑慎愛(4) 中西大翔(3)
木付 琳(4) 伊地知賢造(2)
藤木宏太(4) 平林清燈(1)

補員

石川航平(4) 坂本健悟(3)

 

●エントリーメンバー個人ベスト

5000m 10000m
石川航平(4) 14:06.53 29:26.82
木付 琳(4) 13:56.45 28:27.59
島﨑慎愛(4) 13:50.20 28:27.98
殿地琢朗(4) 14:24.04 29:43.64
藤木宏太(4) 13:44.94 28:10.30
川崎康生(3) 14:08.59 29:20.77
坂本健悟(3) 14:27.09 29:09.74
中西大翔(3) 13:42.24 28:17.84
伊地知賢造(2) 14:09.88 28:56.08
平林清澄(1) 13:55.30 28:38.26

 

7位予想:東海大学

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一昨年、昨年に比べると、大幅に戦力は落ちているものの、下級生に強い選手が揃っている東海大学がこの辺りではないか。

今年はあまり前評判は高くないが、よくよく見ると上級生にも下級生にも実力者は十分に揃ってきている。

だが、エース石原翔太郎選手を外してきたので、色々な選手を試すのが、この出雲の主目的のようだ。

当日にピークを合わせられるのか、そして駒澤、青学といった他大学を食ってやろうという気合いがみなぎっているのか、とても楽しみ。

 

●区間予想

東海大学も1区に、エースの市村選手を入れてきたのは驚いた。

ただし、3区の佐伯選手は少し荷が重いのではないか?

前回の箱根のようにどんどん抜かれてしまうと、駅伝にトラウマが出来てしまいそうで少し心配。

4区は間違いなく替えてきそうだが、僕なら松崎選手が前々回の箱根からどのくらい回復していて、どれだけ走れるのかを見てみたい。

他大学と比べると、3区6区のエース区間がやや弱いので、東海大学としてはどれだけ辛抱できるレースを見せられるか。

正直なところ上位を狙うのは難しいが、両角監督は割り切って、2年生を試してきているのだと思う。

 

○滝山の当初予想

松崎咲人(3) 松尾昴来(2)
溝口 仁(2) 神薗竜馬(2)
本間敬大(4) 市村朋樹(4)

補員

竹村拓真(3) 喜早駿介(2)
佐伯陽生(2) 水野龍志(1)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

○区間エントリー

市村朋樹(4) 水野龍志(1)
溝口 仁(2) 神薗竜馬(2)
佐伯陽生(2) 本間敬大(4)

補員

竹村拓真(3) 松崎咲人(3)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

●滝山の最終予想

市村朋樹(4) 松崎咲人(3)
溝口 仁(2) 神薗竜馬(2)
佐伯陽生(2) 本間敬大(4)

補員

竹村拓真(3) 水野龍志(1)

 

●エントリーメンバー個人ベスト

5000m 10000m
市村朋樹(4) 13:37.50 28:03.37
本間敬大(4) 13:53.33 29:14.44
竹村拓真(3) 13:58.29 29:01.93
松崎咲人(3) 14:11.48 29:29.56
神薗竜馬(2) 14:01.45 28:42.61
喜早駿介(2) 13:53.42 28:52.13
佐伯陽生(2) 13:55.89 ----
松尾昴来(2) 13:57.91 28:21.80
溝口 仁(2) 13:49.60 30:50.98
水野龍志(1) 14:08.01 ----

 

8位予想:東洋大学

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タイムはさほどないものの、ロードでの走りがしぶとい東洋大学はこの辺りではないか。

宮下隼人、松山和希のWエースが健在だが、他の選手もなかなかしぶとい。

酒井監督は、今回エースを2人とも外して、他の選手を試すようだ。それだけに、どんな走りを見せてくれるのか、本当に楽しみ。

5000mの高校記録を持つゴールデンルーキー石田洸介選手の大学生としての力強い走りを見てみたいが、昨年末からずっと調子が悪いのが心配。

 

●区間予想

東洋大学は今回、Wエースを外してきているので、上位を狙うというより、今回走る選手が実戦でどれだけ戦えるのかを見るのだと思う。

区間配置としては比較的オーソドックスだと思うし、各選手にはそれぞれの持ち場で、しっかり仕事をしてこいということだと思う。

酒井監督が当日変更はしないと明言しているそうなので、区間配置はこのままになりそうです。

それぞれの選手が名前負けしなければ、そこそこ他大学とも戦えると思う。

3区の前田選手がエース区間でどれくらい走れるのかが、一番関心があるし、そろそろシバキ合いで結果を残したい。

あとは、やはりゴールデンルーキーの石田選手が、学生駅伝でどれくらい通用するのかも、とても楽しみ。

東洋としては、次の全日本くらいから本格的にエンジンをかけていくことになるだろう。

 

○滝山の当初予想

児玉悠輔(3) 及川瑠音(3)
石田洸介(1) 兼原尚也(2)
前田義弘(3) 柏 優吾(3)

補員

大沼 翼(3) 奥山 輝(2)
九嶋恵舜(2) 梅崎 蓮(1)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

○区間エントリー

児玉悠輔(3) 九嶋恵舜(2)
奥山 輝(2) 石田洸介(1)
前田義弘(3) 柏 優吾(3)

補員

及川瑠音(3) 兼原尚也(2)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

●滝山の最終予想

児玉悠輔(3) 九嶋恵舜(2)
奥山 輝(2) 石田洸介(1)
前田義弘(3) 柏 優吾(3)

補員

及川瑠音(3) 兼原尚也(2)

 

●エントリーメンバー個人ベスト

5000m 10000m
前田義弘(3) 14:05.72 29:11.42
及川瑠音(3) 13:47.98 29:03.21
大沼 翼(3) 13:57.68 29:32.48
柏 優吾(3) 13:59.28 28:49.72
児玉悠輔(3) 13:55.22 29:56.20
奥山 輝(2) 13:58.72 29:51.95
兼原尚也(2) 14:23.49 ----
九嶋恵舜(2) 14:04.18 29:05.71
石田洸介(1) 13:34.74 28:37.50
梅崎 蓮(1) 14:14.95 30:41.43

 

9位予想:創価大学

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箱根駅伝は優勝目前までいったが、6月の全日本大学駅伝の予選会ではことごとく不調で、まさかの落選となってしまった創価大学。

フィリップ・ムルワ、嶋津雄大の2人は好調を維持しているので、そこそこ戦えるだろうが、他の選手は5000m・10000mのタイムがあまり良くないのが実情。

さらに、高校時代から実力者だった葛西潤選手がケガをしているのか、レースに全く出られていないのが心配。

下級生の仕上がりによって、箱根駅伝でどのくらい走れそうかを確かめることができそうだ。

 

●区間予想

フィリップ・ムルワ選手を3区においてくるとは思わなかった。

ということは、創価としては3区でトップに立つくらいのレースをしたいところ。

そのためにも、1区2区でどういった走りができるかに掛かっているが、当日変更はしないと明言しているそうです。

緒方選手は3月の新潟ハーフマラソンで、実業団選手に混じって3位に入っており、ある程度計算できる選手ですが、短い距離はどうなのか?

箱根駅伝をあれだけ走った創価大学がどれだけ走れるのか、本当に楽しみ。

創価としては、箱根駅伝に向けてのテストの場所となるだろう。

 

○滝山の当初予想

濱野将基(3) 三上雄太(4)
新家裕太郎(3) 桑田大輔(2)
嶋津雄大(4) Pムルワ(3)

補員

緒方貴典(3) 石井大揮(2)
小暮栄輝(1) 吉田 凌(1)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

○区間エントリー

緒方貴典(3) 濱野将基(3)
新家裕太郎(3) 桑田大輔(2)
Pムルワ(3) 嶋津雄大(4)

補員

小暮栄輝(1) 吉田 凌(1)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

●滝山の最終予想

吉田 凌(1) 濱野将基(3)
新家裕太郎(3) 桑田大輔(2)
Pムルワ(3) 嶋津雄大(4)

補員

緒方貴典(3) 小暮栄輝(1)

 

●エントリーメンバー個人ベスト

5000m 10000m
三上雄太(4) 14:01.85 29:09.31
嶋津雄大(4) 14:03.65 28:34.40
緒方貴典(3) 14:14.20 30:01.07
新家裕太郎(3) 14:02.16 29:15.22
濱野将基(3) 14:06.76 29:38.02
Pムルワ(3) 13:30.44 27:50.43
石井大揮(2) 14:12.42 29:40.00
桑田大輔(2) 14:10.66 29:16.48
小暮栄輝(1) 14:25.59 30:13.66
吉田 凌(1) 14:15.84 29:52.13

 

10位予想:帝京大学

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昨年と比べ、戦力が落ちていることを隠せない帝京大学。だが個人記録は伸ばしてきているのは好材料。

箱根駅伝に特化して強化している大学なので、帝京大学にとって出雲・全日本はいろいろな選手を試す場所となるだろう。

帝京は高校時代はそれほど有名ではない選手を見いだして育成して、3・4年生で花開くケースが多い。

しかし、2年生の2選手が上級生を脅かして、全体の底上げを図っていきたいところだろう。

 

●区間予想

帝京としては主力が出てくるし、区間配置もオーソドックスだと思う。

帝京の場合、3年生4年生で花開くようにしっかり育成していくスタイルだと思うが、2年生の2人はそれだけ優秀だということだろう。

ただし、4区はさすがに森田選手に替えてくると思うが、3年生がいないので、少し寂しい気がする。

帝京は全日本大学駅伝で、3年生を試していこうという感じで、出雲はスピードレースに慣れるためと割り切っていると思う。

主力が本来の力を出せば、6位7位くらいは狙えると思うので頑張って欲しい。

帝京は爆発力がない代わりに、ソツなくまとめてくるのではないかと思っている。

 

○滝山の当初予想

小野隆一朗(2) 中村風馬(4)
西脇翔太(2) 橋本尚斗(4)
遠藤大地(4) 細谷翔馬(4)

補員

寺嶌渓一(4) 森田瑛介(4)
小林大晟(1) 福島涉太(1)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

○区間エントリー

小野隆一朗(2) 福島涉太(1)
遠藤大地(4) 西脇翔太(2)
橋本尚斗(4) 中村風馬(4)

補員

森田瑛介(4) 小林大晟(1)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

●滝山の最終予想

小野隆一朗(2) 森田瑛介(4)
遠藤大地(4) 西脇翔太(2)
橋本尚斗(4) 中村風馬(4)

補員

小林大晟(1) 福島涉太(1)

 

●エントリーメンバー個人ベスト

5000m 10000m
遠藤大地(4) 13:55.97 28:34.88
寺嶌渓一(4) 14:01.98 29:58.33
中村風馬(4) 13:56.43 28:52.37
橋本尚斗(4) 13:57.93 28:52.73
細谷翔馬(4) 13:55.77 28:53.90
森田瑛介(4) 13:53.28 30:32.59
小野隆一朗(2) 14:04.47 28:59.41
西脇翔太(2) 14:01.07 29:57.02
小林大晟(1) 14:24.33 29:35.05
福島渉太(1) 14:09.52 ----

 

中島怜悧さんの予想が面白い

東海大学の箱根駅伝・山下りのスペシャリストだった中島怜悧さんの出雲駅伝の予想がとても面白かったです。

忖度なし!えこひいきなし!の本音トークです!是非ご覧になってみてください。

 

最後に 

2年ぶりに行われる出雲駅伝。駅伝シーズン開幕が今から待ち遠しいです!

まずは無観客での開催ですが、事故なくコロナの感染拡大もなく、無事に大会が行われて欲しいですね。

選手の皆さんも夏合宿の疲れが残る中かもしれませんが、頑張っていただきたいです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

 

 

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