【第53回全日本大学駅伝2021】優勝は2年連続で駒澤大学&寸評
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本日、2021年11月7日(日)、第53回全日本大学駅伝2021が行われました。

出雲駅伝にくらべて、距離も伸びて走る選手も増えて、本当に楽しかったです。

実力がある大学が最初はかなり苦戦していましたが、終盤はさすがの追い上げでした。

そして、最後は青学が有利かと思いましたが、駒澤・花尾選手の素晴らしいスパートでした。

 

各選手への批評も含めて、感想をお話したいと思いますので、少しお付き合いいただければと思います。

 

 

全日本大学駅伝2021の総評

箱根駅伝にむけて試金石となる全日本大学駅伝。駅伝ファンにとって、とても楽しみな大会です。

気温はいい感じに下がったものの、天気は徐々に悪くなるという予報で、心配でしたが、レースにはそれほど影響はなかったと思います。

『全日本大学駅伝2021公式サイト』

 

 

 

目まぐるしく順位変動が起こり、前半から流れを掴めたチームと、逆に苦労するチームがあったと思います。

それと、2週間前に箱根駅伝予選会を戦った大学は相当厳しいと思っていましたが、疲れをもろともせずに、素晴らしい戦いぶりでした。

実力校が前半3区間で苦戦するケースが見られ、ヤキモキしましたが、最後はしっかり合わせてきました。

 

逆に、東洋大学、東海大学は少し心配になりました。特に、東海大学はほぼ見せ場がなかったので、しっかり立て直してきて欲しいです。

 

順位予想の答え合わせ

滝山の順位予想の答え合わせをしたいと思います。

各大学の実力が拮抗しているので、予想は難しくて、外しまくってしまいました。

 

【第53回全日本大学駅伝2021】順位予想をした記事↓

 

 

意外すぎる展開でしたし、みんなこんなもんでしょ?(笑)

滝山予想 正  解
1 青山学院大学 1 駒澤大学
2 駒澤大学 2 青山学院大学
3 東洋大学 3 順天堂大学
4 早稲田大学 4 國學院大學
5 東京国際大学 5 東京国際大学
6 順天堂大学 6 早稲田大学
7 國學院大學 7 明治大学
8 東海大学 8 中央大学
9 帝京大学 9 法政大学
10 明治大学 10 東洋大学

 

 

各大学・陸上競技部HP一覧

各大学の陸上競技部の情報一覧です。ひいきの大学の情報をいち早くゲットしてください!

駒澤大学 『HP』『instagram』
東海大学 『HP』『twitter』『instagram』
明治大学 『HP』『twitter』
青山学院大学 『HP』『twitter』『instagram』
早稲田大学 『HP』『twitter』『instagram』『YouTube』
東洋大学 『HP』『instagram』『公認応援』
帝京大学 『HP』『twitter』
順天堂大学 『HP』『twitter』『instagram』
東京国際大学 『HP』『twitter』『instagram』
國學院大學 『HP』『twitter』『instagram』
法政大学 『HP』『twitter』『instagram』
拓殖大学 『HP』『twitter』『instagram』
中央大学 『HP』『twitter』『instagram』
中央学院大学 『HP』『twitter』『instagram』
日本体育大学 『HP』『twitter』『instagram』

 

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各大学の批評

各大学と各選手の寸評をしていきたいと思います。

出場された全選手が凄まじい努力をされていると思いますし、尊敬しています。

しかし、評価というものは厳しくあるべきですし、それが選手の更なる向上につながると思います。

また、ここに上がってくるチームは優勝争いをするチームばかりですから、一流だからこそ評価はどうしても厳しくなります。

したがって、かなり辛辣に書いていますが、それを理解した上でご覧いただければと思います。

評価基準
☆ - (区間1~3位)文句なしの大活躍
◎ - (区間4~6位)予想以上の活躍
〇 - (区間7~8位)期待通り。計算できる戦力
△ - (区間9~10位)イマイチ乗り切れなかった
× - (区間11位以下)戦犯級。失敗を糧に頑張れ

 

 

1位:駒澤大学

鈴木芽吹、唐澤拓海というWエースを欠いての、この優勝はすごい。

4区5区が今ひとつだっただけに、途中でもう苦しいなと思ったが、6区の安原選手の5人抜きがすごかった。

田澤選手もどんな状況であっても、流れを引き戻してくれることを、改めて証明してくれた。

そして、1年生の佐藤条二選手がかなり戦えることもわかったし、箱根駅伝をベストメンバーで迎えられたら、どれだけ凄いレースができるだろうか。

1 佐藤条二(1) スパート合戦を抜け出して区間賞!駒澤は本当に強い選手が出てくる。
2 青柿 響(2) 駅伝デビューとしては、少し残念な走りながら、食らい付いていた。
3 佃 康平(4) × 途中まで食らい付いていたが、岸本選手につけなかったのは残念。
4 赤星雄斗(2) しっかり前を追って差を詰めることができた。駒澤の黄金世代の1人。
5 東山静也(3) 今日の駒澤は知らない間に、先頭が見える位置まで上がっていた。
6 安原太陽(2) 出雲の走りもよかったが、距離が長くなって、さらに良くなってきた。
7 田澤 廉(3) さすがに学生№1。走り始めると、王者感がハンパない。強すぎる。
8 花尾恭輔(2) 追いつかれてから、精神的に苦しかったと思うが、よく振り切った。

 

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2位:青山学院大学

大きな収穫とともに、反省点が入り交じるようなレースだった。

反省点は2区と6区。ここがもっと普通に戦えていたら、もっと楽に勝てていた。

青学は選手層が厚いので、中村選手も若林選手も余程のことがない限り、箱根駅伝で走ることはできないだろう。

走るときは絶対に失敗がないようにしないと、こういう強豪校では居場所がなくなってしまうことを、肝に銘じて頑張って欲しい。

1 志貴勇斗(2) 最後のスパート合戦にも食らい付いていた。1区はやはり山谷選手だ!
2 中村唯翔(3) × 昨年よかっただけに期待していたが、調子が悪かったのか?少し心配。
3 岸本大紀(3) 区間3位。故障の影響もなさそうで安心。青学の頼もしい戦力だ。
4 高橋勇輝(4) タイム以上の強さを感じる走りだった。頼もしい副主将といえる。
5 佐藤一世(2) しっかり前を追いかけて2年連続の区間賞。さすが2年生エース。
6 若林宏樹(1) × まだ大学レベルではとても戦えない。もう一度やり直すしかない。
7 近藤幸太郎(3) 田澤選手に離されかけてからが強い。青学のエースとして区間2位。
8 飯田貴之(4) 相手を追い詰めるいい戦い方だったが、最後は仕掛けに対応できなかった。

 

 

3位:順天堂大学

出雲駅伝では、エース野村選手の不調で不本意な結果だったが、今回は野村選手もいい走りをしてくれた。

それにしても、三浦龍司選手の安定感がハンパない。世界レベルの切れ味だと思う。

実力のあるスピードランナーが揃っているものの、優勝するためには何かもうひとつピースが欲しいという感じもする。

しかし、出雲駅伝のふがいない戦いから復活はできたのではないか。ここから箱根駅伝に向けて、上げていって欲しい。

1 平 駿介(3) × しっかり集団に食らい付いていたし、着実に計算できる選手といえる。
2 三浦龍司(2) 集団でもつけるし、抜け出したときの強さはピカイチ。さすがの走り!
3 伊豫田達弥(3) 中谷選手にも食らい付いて、日本人エースとして十分に信頼できる走り。
4 石井一希(2) × 今日は終始苦しそうな顔で離れそうになりながらも、なんとか粘れていた。
5 野村優作(3) 佐藤選手に追いつかれてから、本来の強さを見せてくれた。安心した。
6 牧瀬圭斗(4) しっかり粘れていたと思う。実力は出し切れていたのではないか。
7 近藤亮太(4) 順天堂で主力となるには、長い距離でも安定した走りをしてほしい。
8 四釜峻佑(3) 長門監督が自信を持って起用しただけあって、粘り強いレースだった。

 

4位:國學院大學

7区・平林、8区・伊地知の下級生2人の充実ぶりが素晴らしかった。

ただ、それは前半区間で上級生がしっかり差を詰めてくれていたからだ。

出雲駅伝から距離が伸びても、この位置にいられたということは、箱根駅伝もかなりいい戦いができると思う。

全員が意識を高くもって、お互いに高め合っていき、箱根駅伝では過去最高順位を勝ち取って欲しい。

1 島崎慎愛(4) 最後のスパート合戦も全く問題なし!箱根も1区でいいんじゃないか?
2 木付 琳(4) 勝負強さも兼ね備え、着実に結果を出してくれる國學院の主将。
3 中西大翔(3) × エースとしてまずまずの走りだが、他大学のエースと比較すると苦しい。
4 藤木宏太(4) 昨年からつづく駅伝での不調は一体なんなのか?このままだと箱根も心配。
5 沼井優斗(1) × 上位を狙う國學院では、もう一段成長しないと居場所がなくなる。
6 坂本健悟(3) ゆっくり走って全然飛ばしていないのに余裕で区間賞。すごい安定感。
7 平林清澄(1) 1年生とは思えないほど、本当に強い選手。完全に國學院の主力になった。
8 伊地知賢造(2) 早さもあるが、本当に強くなった。区間賞をとり、國學院のエース候補。

 

5位:東京国際大学

もっと苦しい展開になると思ったが、かなり粘れていたと思う。各選手がきちんと仕事ができていた。

ヴィンセント選手と丹所選手は実力をいかんなく発揮して、ともに区間新。

山谷選手が少し残念な走りとなってしまったが、この3人で箱根駅伝の前半区間を担当するだろうが、他大学にとっても脅威となるはず。

7区の野澤選手もつなぎ区間なら、計算できる選手だと思うし、東京国際大学は育成が本当にうまい。

今後も目が離せないチームになったと思う。

1 佐藤榛紀(1) 出雲につづいて着実な走りを見せていた。これでスタミナがつけば!
2 山谷昌也(3) 及第点の走りだとは思うが、もう少し食らい付いて欲しかった。
3 Yヴィンセント(3) やはり圧巻の走り。誰も相手にならない。世界レベルを目指して欲しい。
4 堀畑佳吾(3) × 着実に自分の実力は見せてくれた。計算できる選手に成長しつつある。
5 生田琉海(2) × つなぎ区間だから、もう少し粘って欲しかった。ちょっと心許ない。
6 丹所 健(3) さすがの日本人エース。調子がよければ、他の選手は弾き飛ばしてしまう。
7 野澤巧理(4) 実力を考えれば、しっかり粘れていた。箱根も走れるのではないか。
8 宗像 聖(3) × 途中でガス欠してしまっていたので、長い距離は少し心配。

 

6位:早稲田大学

途中まで読み通りの展開だったと思うが、6区で撃沈してしまった早稲田大学。

実力があることは間違いないので、太田直希・千明龍之佑の2人が万全の状態で戻ってきても、上位に入るのがやっとという感じがしないでもない。

ただ、どの区間も無難に走れるだけの選手が揃っている。あとは取りこぼしを絶対に出さないことが、箱根駅伝での上位進出の鍵になると思う。

1 伊藤大志(1) 上に跳ねるような走りが少し気になるが、集団走の方が向いている。
2 井川龍人(3) 三浦選手には離されたものの、やはり実力者であることを証明した。
3 中谷雄飛(4) 日本人エースとして十分に存在感のある走り。箱根ではさらに上の走りを。
4 菖蒲敦司(2) 昨年は失速していたが、最後まで勢いが落ちなかった。着実な成長だと思う。
5 石塚陽士(1) 出雲につづき力強い走り。早稲田の主力となっていってほしい。
6 佐藤航希(2) × 期待されたが、少し力不足だと思う。せっかく1位だったのに…。
7 鈴木創士(3) 爆発力はないものの、しっかり計算できる走りができる選手。
8 山口賢助(4) 2年連続で粘り強く、いい走りだった。箱根でも主要区間を任せたい選手。

 

7位:明治大学

箱根駅伝予選会の疲れがとても抜けきるものではないと思うけど、かなり善戦した明治大学。

ここから年末にかけて、しっかり準備できれば、箱根駅伝のシード権を再獲得して、上位に食い込むことも可能ではないか。

今回もベストメンバーでもなければ、ベストコンディションでもなかった。箱根は万全な状態で見てみたい。

1 手嶋杏丞(4) 箱根駅伝予選会の後で、あれだけ食らい付いていければ十分だと思う。
2 児玉真輝(2) しっかり食らい付いていた。短い距離で実力を示せた。長い距離にも期待。
3 富田峻平(3) 持ちタイムから考えて、もう少し区間上位で走ってもらいたい。
4 小澤大輝(3) 明治の好成績の立役者かもしれない。区間3位は立派な成績。
5 尾崎健斗(1) もう少し戦えると思っていたが、疲れなのか力不足なのか。でもまだ1年生。
6 鈴木聖人(4) さすが明治のエース。ガンガン前を追っていて、頼もしかった。
7 橋本大輝(4) 本当にすごかったよね!本当にすごかったよね!
8 加藤大誠(3) × 2週間前に箱根駅伝予選会を走っているので、長い距離は厳しかった。

 

8位:中央大学

箱根駅伝予選会を戦って、たった2週間でまさかここまで戦えるとは思っていなかった。

この全日本大学駅伝においてシード権を取れたことは、箱根駅伝にむけて自身になったのではないか。

特に、吉居大和選手と三浦拓朗選手は、他大学相手でも十分に戦えることを証明した。

箱根はもう一段厳しい戦いになるが、がんばって欲しい。

1 吉居大和(2) 惜しくも区間賞は取れなかったが、さすがエースの走りだった。
2 阿部陽樹(1) × ちょっと見ていて、危なっかしい感じ。これから上げていってください。
3 中野翔太(2) エース区間を走る以上は、他大学のエース級には勝たないといけない。
4 助川拓海(3) × 丹所選手の貯金をしっかり守れた。1年生の初駅伝として及第点の走り。
5 三浦拓朗(4) 箱根駅伝予選会はひどかったが、今回で払拭できたのではないか。
6 山口大輔(1) × 下級生の選手が実力をつけないと、中央の来年は大変になる。
7 中澤雄大(3) こうしたエース区間を区間一桁で走ることは自信につながるだろう。
8 手島 駿(4) 最後は苦しそうだったが、最終学年としてシードへの執念を感じた。

 

9位:法政大学

2週間前に、箱根駅伝予選会を戦い、そこで出し切ったであろうと思っていたが、意地を見せてくれた。

シード権にわずかに届かなかったのは残念だが、箱根駅伝にむけて序盤でいい流れに乗ることが、いかに大切かを身をもって知ったのではないか。

箱根シード校との差は大きいと思っていたが、かなり拮抗していることが証明できたと思う。

これから自信をもって、箱根駅伝にむけて頑張っていって欲しい。

1 内田隼太(3) この1区で流れに乗れたことが、法政にとって本当に大きかった。
2 鎌田航生(4) だんご状態になったこともあるが、エースにはもう一段上を要求したい。
3 小泉 樹(1) いい流れに乗って、しっかり走れていたと思う。今後に期待。
4 松本康汰(3) 区間一桁でまとめられたのは良かったが、もう一段上を目指してほしい。
5 川上有生(3) こうしたつなぎ区間をしっかり走れたことで、法政は良いレースをした。
6 宗像直輝(2) 駅伝デビューとしては、上々のレースだった。さらに上を目指して欲しい。
7 中園慎太朗(3) × もう少しピリッとした走りを見たかったが、エース区間なので。
8 河田太一平(3) 前回の箱根2区を走ったことで、自信につながり実力が上がったのでは?

 

10位:東洋大学

出雲駅伝の走りから考えると、もっとすごい戦いができると思っていたが、残念な結果になってしまった。

優勝もあり得ると思っていたが、まさかのシード落ち。

今回のように、6区7区とミスが出てしまうと、しぶとい東洋といえども苦しい展開となってしまった。

ただ、途中までかなりいい戦いはできていたので、箱根駅伝では意地を見せて欲しい。

1 佐藤真優(2) 最後のスパート合戦にも食らい付いていた。1区はやはり山谷選手だ!
2 前田義弘(3) あの集団から後れてしまったのは×。最低限の走りはしたというところ。
3 九嶋恵舜(2) 出雲で見せたロードでのしぶとさは健在だった。東洋の主力となるだろう。
4 石田洸介(1) 出雲につづき他校を圧倒する圧巻の走り。箱根も楽しみだし、末恐ろしい。
5 梅崎 蓮(1) 1年生でこの走りができれば、東洋の主力になっていけるだろう。
6 菅野大輝(2) トラブルが起きてしまい、残念。でも根性で粘っていた。次がんばって!
7 松山和希(2) 事前の期待が大きすぎたか?箱根に向けて不安の残る走りだった。
8 宮下隼人(4) 前を追ってオーバーペースとなり、スタミナが切れてしまったのは残念。

 

最後に

第53回・全日本大学駅伝、本当にお疲れ様でした。

各大学ともコロナ禍の中で、並々ならぬ意気込みで大会に臨み、熱い戦いを見せていただきました。

 

まずはゆっくり休んで、ケガなく箱根駅伝を目指していって欲しいです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

 

 

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