因島水軍城(村上水軍資料館)へのアクセス【広島しまなみ海道】
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生口島に行ったついでに、隣の因島にも行って、因島水軍城も見てきました。

因島といえば、ポルノグラフィティや東ちづるさんの出身地ですね。戦国時代なら、あの村上水軍の拠点があった瀬戸内海の島です。

広島の瀬戸内海、しまなみ海道に行ったら、ぜひ観光しておきたい島のひとつです。

今回は、村上水軍の資料館・因島水軍城について、お話をさせていただきます。

 

因島とは

因島は、広島県尾道市にある、しまなみ海道が通る島です。

古くから製塩業が盛んで、中世は瀬戸内海の海上航路の中心として栄え、村上水軍の拠点として発展しました。

近代でも造船業が盛んとなり、農産物は八朔などの柑橘類、除虫菊が有名です。また、本因坊秀策の出身地ということから、囲碁も有名です。

1999年(平成11年)、しまなみ海道が開通したことで交通の便が良くなり、観光客も多くなっています。

 

村上水軍とは

村上水軍は、中世に瀬戸内海で活躍した海賊で、海の大名とも呼ばれます。勢力範囲により、能島村上、因島村上、来島村上の3家に分かれます。

南北朝時代には、すでに瀬戸内海で水先案内や海上警護を行っていたようで、駄別銭という呼び名の通行警備料を徴収していました。

海上での軍事力も備えており、毛利氏と同盟を結んで、有名な厳島の戦い、木津川口の戦いでも活躍しましたが、太平の世になると、海賊の活動は制限され、解体されていきました。

しかし、瀬戸内海には、今も村上水軍の末裔が多く生活しており、彼らの誇りとなっています。

 

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因島水軍城とは

因島水軍城は、因島中央部にある城郭風建築物で、村上水軍の資料館です。

現在の位置に、村上水軍の天守閣があった記録はありませんが、因島村上氏の菩提寺である金蓮寺の境内にあり、どちらかというと村上水軍の功績を残すための資料館という感じです。

瀬戸内海の王者であった村上水軍に思いを馳せながら、楽しみたい場所です。

因島水軍城
所在地 〒722-2211 尾道市因島中庄町3228−2
電話番号 0845-24-0936
営業時間 9:30~17:00
休業日 木曜日
URL https://kanko-innoshima.jp/sightseeing_leisure/suigunjo

 

 

 

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因島水軍城への行き方(アクセス)

因島水軍城へは、ざっくりと3通りの行き方があります。

①三原から高速船+因島島内バス
②尾道からバス+因島島内バス
③福山からバス+因島島内バス

お車🚖の方は、しまなみ海道を通って因島に行くだけなので、簡単ですね。

 

①三原から高速船+因島島内バス

JR広島駅からだと、5番ホームから『三原』or『糸崎』行きに乗って、『三原』駅で降りてください。

JR三原駅から徒歩で、三原フェリーターミナルへ向かいます。

JR三原駅の改札口を出て、すぐ左折して南側に出ます。

JR三原駅の出口から、南へグレーの道順で向かいます。

三原港の定期市内航路図。瀬戸内海のいろいろな島に行けます。

駅南のマリンロードをまっすぐ進んでいきます。

この地下道に入っていきます。

地下道をくぐり抜けると、さすが海と船の町・三原という感じですね。

三原港フェリーターミナルに到着です。

下の券売機で、因島方面の中でも、高速船で『因島モール』or『土生(はぶ)』行きを購入してください。

僕は『因島モール』をオススメします。

この後に乗る因島島内バスがあまり便数がないので、食事や買い物をして時間が潰しやすいからです。

 

ちなみに、フェリーは下記ルートを通ります。

 

 

では、『因島』行きのフェリーに乗りましょう。

時刻表も確認しておいてください。

片道35分ほどで、『因島モール桟橋』に到着します。

因島モール桟橋から、『因島モール前』バス停に歩いてください。

 

『因島モール前』から『水軍城入口』へ行くバスは、本数が少ないので、因島モールで時間をつぶしながら待ちましょう。

『因島島内バス』

因島島内バスは、このバスです。

『因島モール前』から『水軍城入口』バス停へは、約15分ほどです。

向かい側に『セブンイレブン中庄店』があります。

帰りはセブンイレブン側の『水軍城入口』バス停から、『因島モール』or『土生港』まで行って、帰ってください。

 

 

 

まっぷる 広島・宮島 尾道・呉・しまなみ海道'22

 

 

広島空港から向かう場合

広島空港からなら、『三原駅前』行きのバスに乗ってください。

ただし、『三原駅前』行きは本数が少ないので、そのときは①リムジンバス『尾道』行きに乗って、尾道駅前からバスで因島へ向かうか、②芸陽バス『JR白市駅』行きに乗って、『白市』駅からJRで『三原』駅まで向かってください。

 

②尾道からバス+因島島内バス

下の路線図のムラサキのルートで、因島へ向かいます。

JR尾道駅前から「本四バス」で、『因島土生港』行きに乗って、『要橋』or『因島モール前』or終点『因島土生港』のどれかで降りてください。

僕は『因島モール前』をオススメします。

 

尾道駅前~因島土生港 バス時刻表

尾道駅前~因島土生港 バス料金表

JR尾道駅の改札を出て、すぐ左折します。

左折したら、国道2号線を東に進みます。

7番乗り場から、『因島土生港』行きに乗ってください。

バス乗り場の位置を確認しておいてください。

バスは下記ルートを通って、因島土生港へ向かいます。

片道45分ほどで、『因島モール前』バス停に着きます。

 

『因島モール前』から『水軍城入口』へ行くバスは、本数が少ないので、因島モールで時間をつぶしながら待ちましょう。

『因島島内バス』

尾道から来た側の、向かい側の『因島モール前』バス停から、このバスに乗ってください。

『因島モール前』から『水軍城入口』バス停へは、約10分ほどです。

向かい側に『セブンイレブン中庄店』があります。

帰りはセブンイレブン側の『水軍城入口』バス停から、『因島モール』or『土生港』まで行って、帰ってください。

 

③福山からバス+因島島内バス

下の路線図の水色のルートで、因島へ向かいます。

JR福山駅・南口から「中国バス・因島バス・本四バス」のどれかで、『因島土生港』行きに乗って、『要橋』or『因島モール前』or終点『因島土生港』のどれかで降りてください。

 

『因島土生港』行きバス時刻表

JR福山駅・南口の3番乗り場から乗ってください。

バスは下記ルートを通って、因島土生港へ向かいます。

片道1時間10分ほどで、『因島モール前』バス停に着きます。

『因島モール前』から『水軍城入口』へ行くバスは、本数が少ないので、因島モールで時間をつぶしながら待ちましょう。

『因島島内バス』

尾道から来た側の、向かい側の『因島モール前』バス停から、このバスに乗ってください。

『因島モール前』から『水軍城入口』バス停へは、約10分ほどです。

向かい側に『セブンイレブン中庄店』があります。

帰りはセブンイレブン側の『水軍城入口』バス停から、『因島モール』or『土生港』まで行って、帰ってください。

 

 

※その他、愛媛県今治市からも、バスで因島に行くことができます。

広島バスセンターからも因島土生港行きのバスがありますが、本数が少ないので、あまりオススメできません。

 

水軍城入口から因島水軍城へ

『水軍城入口』のバス停の目の前、ここを左折して入っていきます。

道順は簡単ですね。

 

左折した入口部分。雰囲気ありますね。

櫓でしょうか。カッコイイ!

水軍出陣祈願所の碑

徒歩7分ほどで、因島水軍城が見えてきます。途中に駐車場もあるので、車の方は楽に行けますね。

 

因島資料館

水軍城に上がっていく前、すぐ左側に、因島資料館があります。

この因島資料館は、土日祝日の9:30~17:00のみ開館しています。

土日祝日に行く方は、こちらも是非お立ち寄りください。

 

因島水軍城

それでは、因島水軍城を見て回りましょう。

村上水軍、大好きなのでワクワクします。

なぜか、途中で船のアンカーが…。

かなりの急勾配。城攻め目線。

皆さん村上水軍に誇りを持っているので、お金も集まったのでしょうね。

かっこいい門

登るのは、けっこう大変です。

もうすぐ天守閣です。

水軍資料館が見えてきました。

 

水軍資料館

村上水軍の資料館です。楽しみ!

いきなりカッコイイ阿武船(安宅船)!

こういう船に乗ってみたいです。

 

こんなのを打ち鳴らして、戦をしていたんでしょうね。

兜が貝っぽくない?!

三家のうち、因島村上家の家紋が有名でしょうかね。

三日月のところに、なぜか犬が…。

珊瑚みたいな兜

カニの兜

海賊っぽい刀と火縄銃

海賊っぽいヤリ

激しい海戦の図。瀬戸内海って、もっと穏やかな気がするけど…。

こういう船って再現して欲しい。

 

因島水軍城・天守閣

天守閣の方も見ておきましょう。

もうちょっと大きくあって欲しいけど…。

天守閣の方は、村上水軍祭の様子の写真が多いです。

漕ぐのメッチャ速そうですね。

天守閣からの眺め

やっぱり村上水軍かっこいいです。

 

 

村上水軍のお墓

因島水軍城がある菩提寺の金蓮寺の中に、村上水軍の方々のお墓があります。

村上水軍のお墓は特別扱いですね。

手を合わせてきました。

来たい場所だったので、大満足でした。

 

最後に

因島水軍城、いかがだったでしょうか?

美しい瀬戸内海を支配し、他地域とも通じていた彼らは誇りをもって生きていたに違いありませんね。

自分も自信をもって生きていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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