前回お話させていただいた『星の王子さまミュージアム』の近くにも、たくさん美術館があるので、あわせて行ってみようと思いました。
その中でも気になっていた『ポーラ美術館』に行ってきました。
今回は、『ポーラ美術館』についてお話をさせていただきます。
目次
ポーラ美術館とは
ポーラ美術館は、ポーラ化粧品の創業家が収集した美術品を展示する美術館です。
「箱根と自然と美術の共生」をコンセプトに、西洋絵画、日本画、版画、彫刻、東洋陶磁、日本の近現代陶芸、ガラス工芸、化粧道具など、幅広い美術品が展示されています。
また、併設の庭は「森の遊歩道」として、四季折々の箱根の豊かな自然に触れることができます。
ポーラ美術館 | |
所在地 | 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 |
電話番号 | 0460-84-2111 |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入館16:30) |
休業日 | 年中無休(悪天候による臨時休館あり) |
URL | https://www.polamuseum.or.jp/ |
箱根への行き方
まず箱根への行き方を見ておきましょう。
首都圏にお住まいの方にとっては、いまさらという感じかもしれませんが、首都圏以外にお住まいの方はチェックしておいてください。
基本的にはJR小田原駅まで行けば、箱根登山鉄道で小田原から箱根湯本まで10分ほどで行けます。
ですので、まず『小田原』駅を目指しましょう。
新幹線『ひかり』号や高速バスでもJR『小田原』駅を目指しましょう。
横浜から箱根への行き方
在来線で行くなら、JR横浜駅の5・6番ホームから『熱海』行きに乗ってください。
特急は別料金がかかりますので、快速か各駅停車で十分だと思います。『小田原』まで片道45~50分程度で着きます。
JR小田原駅に着いたら、この改札を左折して、西口『箱根登山鉄道』へ向かってください。
箱根登山電車で、箱根湯本まで行きましょう。この右隣で『箱根フリーパス』が買えます。
箱根湯本まで10分ほどです。
新宿から箱根への行き方
新宿からなら、小田急の特急『ロマンスカー』に乗れば、乗換なしで箱根湯本まで行けるので、一番便利です。
小田急『新宿』駅の2番ホームから、箱根湯本行きのロマンスカーに乗ってください。
1時間30分ほどで箱根湯本に着きます。
もちろん旅費を節約するために、急行などで向かってもいいと思います。この場合は2時間ほどかかります。
羽田空港から箱根への行き方
箱根駅伝からですと、京急『箱根空港』駅から『新逗子』『逗子・葉山』行きなど、神奈川方面に乗って『横浜』に行き、JRに乗換てください。
あとは「横浜から箱根への行き方」を参照してください。
箱根を観光するなら絶対お得!箱根フリーパス
箱根に行くなら1泊2日以上がオススメです。見るところが多いですし、お得に利用できるチケットがあるんです。
それが『箱根フリーパス』です。
箱根登山電車、箱根登山バス(同じ路線を走る西武系列の伊豆箱根バスは使えません)、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェー、箱根海賊船などが、2日間or3日間、使い放題のチケットです。
また、温泉や美術館など各種施設の入場料が割引になるなど、かなりお得です。
日帰りなら料金を考えないといけないと思いますが、2日以上なら断然お得なので、ぜひ検討してみてください。
『箱根フリーパス』は、①小田原駅、②箱根湯本駅の案内所の他、インターネットで購入できます。
チケットはこんな感じ。乗り物にのるとき、入場券を買うときに提示する必要があります。
ただし、1点だけ気をつけてください。
箱根フリーパスでは、この伊豆箱根バスは乗れません(箱根ではけっこう見かけるけど、西武グループなので。)
ポーラ美術館への行き方
小田原から箱根湯本まで行き、①箱根湯本からバス、②強羅から観光施設めぐりバスのいずれかで向かいます。
①箱根湯本からバスでの行き方
箱根登山電車で『箱根湯本』に着いたら、バスに乗り換えです。
『桃源台』行きのバスに乗ってください。バスは下記のルートを通ります。
※一部のバスが、ポーラ美術館へは行かない場合があります。そのときは『仙郷楼前』で、2番乗り場「観光施設めぐりバス」の強羅or天悠行きに乗り換えてください。
『ポーラ美術館』で降りてください。45分程で着きます。
すぐ横が、ポーラ美術館です。
②強羅から観光施設めぐりバスでの行き方
箱根登山電車で『箱根湯本』に着いたら、隣のホームの『強羅』行きに乗り換えてください。
終点『強羅』駅で下車してください。
下記ルートで、バス停へ向かいます。
『湿生花園前』行きの「観光施設めぐりバス」に乗ってください。「天悠」行きは逆方向になりますので注意してください。
『ポーラ美術館』で降りてください。10分程で着きます。
すぐ横が、ポーラ美術館です。
ポーラ美術館
それでは、ポーラ美術館を見ていきましょう
エントランスからカッコイイ!
中はとてもオシャレな造りです
僕も成金になって、美術品の収集とかやってみたい
ゆっくり美術品を見て回るのは、本当に贅沢な時間です
エミール・ガレの美しい花瓶
フィンセント・ファン・ゴッホ『青い炎』
芸術はよくわからないけど、いい感じ
女性の裸体
ピエール・オーギュスト・ルノワール『水のなかの裸婦』
クロード・モネ『バラ色のボート』
オーギュスト・ロダン『カレーの市民(第二試作)』
ワシリー・カンディンスキー『支え無し』
ラウル・デュフィ『パリ』
クロード・モネ『睡蓮』
エミール・アントワーヌ・ブールデル『わが子を捧げる聖母』
オディロン・ルドン『日本風の花瓶』
ジョルジュ・スーラ『グランカンの干潮』
帽子をかぶった女性の像
ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル『男の頭部(《ホメロス礼讃》のための習作 )』
ポール・シニャック『オーセールの橋』
レオナール・フジタ (藤田嗣治)『ラ・フォンテーヌ頌』
アンリ・ルソー『飛行船「レピュブリック号」とライト飛行機のある風景』
サルバドール・ダリ『姿の見えない眠る人、馬、獅子』
ピエール・オーギュスト・ルノワール『髪かざり』
北大路廬山人『赤絵金襴手向付』
桑田卓郎『茶垸』
ハーゲナー工房の手鏡
ルネ・ラリックの香水瓶『ダン・ラ・ニュイ』(夜中に)
アメリカっぽい香水瓶
カフェ・ショップ
紅葉をバックにカフェでお茶しました
食べるものもオシャレ
売店も美術館っぽいものが多くてよかったです
森の遊歩道
外の紅葉が美しかったので、庭も散策することにしました
箱根は本当に空気がおいしいです
niŭ 『しあわせな犬』
ポーラ美術館から他の施設へ
ポーラ美術館を見終わったら、バスで近隣の『星の王子さまミュージアム』、『ガラスの森美術館』や『大涌谷』などに行ったりしても楽しいですね。
観光施設めぐりバスの内部。陽光が気持ちいいです。
『箱根フリーパス』があると、値段を気にせず乗り放題なのでうれしいです。
『箱根登山バス路線図』をご覧いただいて、いろいろ回ってみてくださいね。
最後に
ポーラ美術館、いかがだったでしょうか?
少し対象年齢が高めかもしれませんが、たまに芸術性の高いところに行ってみるのもいいですね。
芸術性の高さと、箱根の自然や空気のおいしさがぴったりだと思いますし、本当に贅沢な気持ちになれますので、ぜひお出掛けしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。