前回、前々回の香港の続きです。
少し香港の町を見て回ると、夕食の時間になりました。
目次
香港のエアコンはエグすぎる
この夕食会場の中華料理店に入って確信したのですが、香港ってエアコン効かせすぎです!
香港では極限までエアコンで冷やすのが、『おもてなし』らしいですね。
でも、ナンボなんでも冷やし過ぎですわ…。
ペンギン飼うんやないねんから…。
外が暑いから、汗をいっぱいかいてお店に入ると、もう寒さで震えるくらいメチャクチャ冷やすんですね。
エアコンの風もきついし、最強で冷房を効かせるから、汗だくの身体を急激に冷やされて、本当にぐったりしました。
期待した味と違いすぎる…
しかも、日本で食べる中華料理とは違うので、見た目は同じでも、味付けが全然違うんですね。
イカの天ぷらかな?と思って食べたら、中身は甘いお餅だったり、八角が入っていて漢方薬みたいで、日本人にはちょっと苦手な味だったり…。
見た目から期待する味と全然違う味がするし、それも結構ストレスでした。
見た目と味が一致していて、安心して食べられたのは炒飯とエビチリくらいでした。
今でもやっぱり日本のご飯がいい!って、海外に行くたびに思いますね。
ほぼ詐欺!の前ブレ
この食事の最中に、「皆さんの写真を撮ります!」と言って、1人ずつ写真を撮ってくれました。
にこやか😸に笑って、気持ちよく写真を撮ってもらいました。
この写真が、後で大変なことになるのですが…。
一番香港っぽい!女人街
夜は女人街という繁華街に繰り出しました。ザ・香港という感じのごちゃごちゃしながらも、色んな物が安く売られていました。
その中でも、当時、流行のたまごっちのバッタモンがたくさん売られていました。
僕も1つ買おうとしたのですが、向こうもたまごっちが人気なのはわかっていて、チョー強気!
全く値引いてくれないので、買うのは断念しました。
そして、夜11時になると、今までの騒がしさは何やったんやというくらい、どのお店も一斉にバタバタバタと閉めて、5分ほどであっという間に、香港人は人っ子一人いなくなってしまいました。
何か規制があるのでしょうが、この辺りの法律というか、決まりは日本より遙かに厳しいですね。
安いバスツアーって…
その後も、慣れない食事と蒸し暑さに加え、安いバスツアーだったので、色々連れ回されるのはいいのですが、とにかく土産屋に寄らされました。
そして、そこで買え買え攻撃の嵐!
しかも、土産屋に入ると、相変わらずの冷房地獄。
外との気温差に身体いわしそうになります。寒すぎるので外に出た瞬間、灼熱地獄。
みんな『金!金!金』
さらに、片言の日本語で、物売りのオッサンが寄ってきます。
『お兄さん!ベルト1本1,000円!』
「いらん!」
『じゃあ、もう1本サービス!』
「いらん!いらん!」
とかやり取りしてると、しまいには、
『じゃあ10本1,000円!』って、原価ナンボやねん!
面白がって買うと…
冷やかしで10本買った先輩が、次の日に「おい!あのベルト1日で全部つぶれたぞ!」と怒ってたので、それには笑い転げましたけど。
とにかく、どこに行っても買わせようとしてくる香港人のエネルギーとパワーに、完全グロッキー状態。
大阪人も歩くのめっちゃ速いですけど、香港人もめっちゃ速くて、追い立てられるような感覚に陥ります。
途中、タイガーバームという薬を売ってる場所に連れて行かれまして、試しに使ってみろというんです。
で、僕は肩こりがひどいので、肩に少し塗ってみると、肩がみるみるうちに熱くなってきて、匂いもなんか効きそうな感じなんです。
思わずこれだけは買ってしまいました。
香港一の観光地!ビクトリアピーク
2日目の夜は、夜景がキレイなビクトリアピークにも行きました。
まぁ、人の多いこと多いこと…。
スリが多いから気を付けろと言われていたので、「おいっ!寄ってくんなよ!」って感じで、警戒していました。
頂上に着いて、「さぁ100万ドルの景色を見たろかい!」と思った辺りから、みるみる霧が出てきて、もう5m前も見えないくらいに真っ白けになってしまいました。
髪の毛も服も、湿気でビチョビチョになるし、もう何なんや一体…。
なので、写真のようなキレイな夜景は一切見れていません…。
実はすげえ金持ちだった!バスガイドさん
そして、印象的だったのは、当時の香港人はとにかくお金の話が好き!
バスガイドのオッサンが、ずっと『もっと稼ぎたいです!もっと稼ぎたいです!』と言っていました。
もう何やねんな!このオッサン…。
オッサンの正体
極めつけは『日本人はとてもいいお客さんね!日本人のお客さんのおかげで、私は、ビル2つ買えました。もっと稼ぎたいです!』
これには、さすがにバスの中がざわつきました。
このオッサン、僕らよりも遙かにお金持ちやん…。
ハメられた!あの写真
そして、最後にそのバスの中で事件が起こりました。
この、がめついバスガイドのオッサンが「それでは、皆さんにこれを買っていただきます。」と言い出すのです。
「えっ?!えっ?!何?!」と困惑していると、なんと1日目の食事中に、1人ずつ撮られた写真が、安っぽい皿に印刷されていて、その皿を買えというのです。
『1枚6,000円です!』
みんなで「え~っ!高っ!なんで?」とか困惑していました。
すると、バスガイドのオッサンは、次々に皿を僕らに押しつけてきて、『はい。6,000円です。6,000円です。』と言いながら、どんどん僕たちからお金を奪い取っていったのです。
「うわっ!ダサッ!こんな皿いらんわ!恥ずかしいだけやん!」
みんな口々に文句を言っていましたが、オッサンは涼しい顔して、全くお構いなし。
憎たらしいことに、こんなときだけ日本語がわからないフリまでしやがるのです。
後でわかったのですが、僕らのバスは事務職ばかりだったので、こういう勢いで押しつけられたときに、みんな渋々この恥ずかしい皿を買っていました。
しかし、他のバスはみんな営業の人だったので、『こんなもん頼んでない!いらん!』と言って、みんな断っていたそうです。
後でそれを知ったときは、僕ら事務職はみんなガックリしました。
僕は営業の先輩に「お前あんなもん頼んだんか?」と笑われ、腹たつし悔しいしで、その皿は空港で捨ててきました。
だって、恥ずかしいだけで、こんなもん絶対使うことないもん…。
まぁ、そんなこんなで2泊3日の、初の海外旅行は終了しました。
食べまくってたのに…
旅行なんか食べるくらいしか、基本やることないですよね?
僕も結構あれやこれやと「マズイ、マズイ。これはちょっとマシ。」とか言いながら食べまくっていたのですが、この旅行でみるみる痩せていきました。
頬なんかビックリするくらいこけていましたね…。
もしかして、ストレス?
次に続きます。
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