2月10日、11日と、真冬の北海道・札幌に行ってきました。
北海道の寒さがどのくらいなのか体感しに行くというのが一番の目的で、せっかくだから冬のイベントにも便乗してしまおうというわけです。
さっぽろ雪まつりは以前から興味はあったものの、なかなか行く機会がなかったので、楽しみにしていましたが、本当に素晴らしかったです。
行ったことがない方も多いと思いますので、冬の札幌がどんな感じなのかも含めて、お話させていただきます。
目次
冬の札幌について
冬の札幌の気温は、最低気温が-10℃前後、最高気温は0℃前後です。
もちろん寒いのですが、「寒い」ことは誰もがわかっているので、皆さんしっかり防寒しています。
僕も少し不安でしたが、防寒をしっかりすれば、「寒くて死にそう」ということはありませんでした。
北海道でも、陸別町のような-30℃になるような場所だと、もっと考えないといけないかもしれませんが、札幌のような都会はそれほど寒くないですね。
防寒をしっかりしよう!
僕は、ヒートテックのシャツと、ズボン下はタイツ(大阪弁でパッチ)を履いていました。上着はユニクロで買ったダウンコート。
これだけで十分でした。それほど寒くなかったです。
雪靴を用意しよう!
服装以上に大事なのは「雪靴」です。この「雪靴」は、底が凸凹で滑りにくくなっています。
また厚底の為、雪が入りにくくなっていて、暖かい構造になっています。僕が買った雪靴はAmazonで買いました。
それでも、雪が多いところは歩きにくく、やはり毎日生活するとなると、慣れるまで大変かもしれません。
札幌の雪質がすごくいい!
札幌の雪はさらさらの雪質です。
ダウンコートのフードをすっぽり被ってしまえば、防寒になりますし、傘なんかいらないです。
コートに雪が積もってきますが、パッパッと払うだけで全部落ちていきます。
さらに、雪を踏みしめると、ギュッギュと心地いい音がして、いい感じです。
ただ、たくさんの人に踏み固められれば、ほぼ氷になって滑りやすくなりますので、転ばないように気をつけてください。
さっぽろ雪まつりとは
『さっぽろ雪まつり』は、大通公園、すすきのを中心に、複数会場で2月上旬(2020年は、2月4日~11日)に行う、北海道の冬を代表する雪と氷のお祭りです。
札幌市や札幌商工会議所、札幌市内の企業、団体などからなる「さっぽろ雪まつり実行委員会」によって企画運営されています。
1950年(昭和25年)から始まったお祭りで、毎年270万人ほどの観光客が訪れますが、2020年(令和2年)は新型コロナウイルスの影響で、70万人ほど減ってしまいました。
ケベック・ウィンターカーニバル(カナダ)、ハルビン氷祭り(中国)とともに、世界三大雪まつりの1つです。
まっぷる 札幌 富良野・小樽・旭山動物園'21 (マップルマガジン 北海道 2)
さっぽろ雪まつりの3会場
かつては、もっと大規模にやっていた『さっぽろ雪まつり』ですが、現在は①大通公園会場、②すすきの会場、③つどーむ会場の3会場となっています。
近年はスポンサー企業の減少など、北海道経済の縮小に伴って、雪まつりの規模も縮小されています。
やはりバブルがはじけてからの、首都圏以外の地方経済って、しんどいんですよね。
①大通公園会場
大通公園では、大きな雪像を中心に、様々なイベントが催されています。
出店なども多数出店されており、さっぽろ雪まつりの中心会場です。
雪の札幌って、本当に美しい!
大きな雪像というより、壁のような大きなものも多いです。
大きなスノボ施設もあって、地元の小中学生が見事なパフォーマンスを見せてくれます。
アニメを題材にした展示も多かったです。
オリンピックイヤー!夜に降り積もった雪のせいで鮮明さに欠ける。
美味そう…。食べ物、サッポロビールなども充実しています。
これでも70万人も減ったんですね…。
たまに、頭上から大量の雪が落ちてくるので、ご注意を!
いい宣伝になりますね。ネコ😸のエサ「ちゅーる」
ぶりぶりざえもん。
よくこんなの作れますよね。
冷たい沖縄!?
リーチ・マイケル!
ヒカキン&セイキン
キングスライム
お子さんが乗れる小さな電車も。
サザエさん。
全て載せられないのが、とても残念です。
おいしいものがたくさんありますけど、食べ過ぎに注意!
②すすきの会場
すすきのでは、たくさんの氷像が展示されています。
ふわっと舞う粉雪に、日の光が当たるとすごくキレイで、気持ち良かったです。ぜひ現地で体感してください。
積もった雪を吹き飛ばしていきます。
素晴らしい彫刻が現れます。
本当にキレイな彫刻の数々。
こちらは座って写真が撮れるエリア
氷の滑り台
どんどん雪が積もってしまうので、運営の方も大変ですね。
パチンコ「海物語」。いい広告になりますね。Win-Win!
すすきのの顔「Nikkaウイスキー」宝船。
すしざんまい
色々な工夫を凝らして、いい宣伝をして、北海道経済を盛り上げていって欲しい。
③つどーむ会場
JR札幌駅の北東にある札幌コミュニティドーム(通称:つどーむ)。
ここでは、家族連れ向けに雪氷の滑り台などが設置されていて、特に、小さなお子さんが楽しめる内容になっています。
こちらへは札幌市営地下鉄の東豊線・栄町駅からも行けますが、期間中は大通公園会場からシャトルバスが出ていて、利用することができます。
クマとネズミ
こういうの楽しいね。
スノーモービルに引っ張ってもらうやつ
この滑り台も、順番待ちがハンパなかった。
雪の迷路。
雪が降り積もって、原型がわからなくなってしまったバイキンマン。
氷柱(つらら)が危なすぎるやろ!
つどーむは休憩所として解放されている他、飲食コーナーや遊具などで楽しむことができます。
夜の雪まつりもキレイ!
昼に見て回るのもいいですが、夜はライトアップされますので、夜も楽しいです。
お仕事帰りの方も、大勢みにきていました。
写真スポットは順番待ちがすごかったです。
光のアーチ
光のカボチャの馬車
大通公園も人がたくさんいました。
夜のチコちゃん
雪像をライトアップすると、独特のやわらかい光加減になりますね。
夜もやっぱりキレイです。
いったん雪が降り始めると、すごいことになります。
でも、人の熱気もすごかったです。
最後に
『さっぽろ雪まつり』、いかがだったでしょうか?しっかり防寒さえすれば、それほど寒くありません。
雪国でないところにお住まいの方にとっては、幻想的な雪景色を見に行って、おいしい北海道グルメを食べに行くのは、本当に楽しいですよ。
ぜひ真冬の北海道・札幌にもお出掛けしてみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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