【第54回全日本大学駅伝・関東地区予選会2022】予想の答え合わせ
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本日、2022年(令和4年)6月17日(日)、第54回全日本大学駅伝・関東地区予選会2022が行われました。

蒸し暑い中で、選手の皆さんは本当にキツいコンディションでしたが、それ以上に熱い戦いでした。

予想の答え合わせとしては、外しまくってしまい、恥ずかしい限りですが、レースが素晴らしかったので良かったです。

感想なども書きましたので、少しお付き合いいただければと思います。

 

第54回全日本大学駅伝・関東地区予選会2022の総評

全体的に、例年よりも速いペースでレースが進んだため、かなり苦しいレースとなった大学もあったように思うのが、全体の総評です。

1組目は東海大学の吉田響選手が、2組目は大東文化大学のピーター・ワンジル選手がガンガン引っ張っていき、3組目は牽制して恐ろしくスローの神経戦という、出入りの激しい展開でした。

予選会はいつも厳しい戦いですが、今回はレースとしてはかなり荒れたレース展開だったかもしれません。

一部の選手のレベルが突出しすぎていて、周回遅れが続出したりして、順位がわかりにくかったですね。

 

 

6月17日のコンディション

晴れたこともあり、懸念された蒸し暑い中でのコンディションとなってしまいました。

この予選会の難しさであり、仕方のない面かもしれませんが、本当に過酷な予選会だなと、改めて思い知らされました。

 

順位予想の答え合わせ

滝山の順位予想、区間予想の答え合わせをしたいと思います。

各大学の実力が拮抗しているので、予想は本当に難しくて、外しまくってしまいました。

 

【第54回全日本大学駅伝・関東地区予選会2022】順位予想をした記事↓

 

 

持ちタイムはやはり当てにならないですし、蒸し暑い中で勝負強さを見られたので良かったのですが、選手は本当に大変でしたね。

予想は外しまくってしまいました。過小評価してしまった大学の皆さん、本当にごめんなさい。

滝山予想 結果(正解)
1 東海大学 神奈川大学
2 東洋大学 東洋大学
3 創価大学
4 日本体育大学 東海大学
5 法政大学
6 中央学院大学
7 大東文化大学
8 拓殖大学 西
9 城西大学 帝京大学
10 帝京大学 国士舘大学
11 山梨学院大学 立教大学
12 神奈川大学 山梨学院大学
13 駿河台大学 駿河台大学
14 立教大学 法政大学
15 日本大学 日本体育大学
16 上武大学 専修大学
17 東京農業大学 上武大学
18 国士舘大学 拓殖大学
19 専修大学 東京農業大学
20 日本薬科大学 日本大学

 

 

第54回全日本大学駅伝・関東地区予選会2022・順位推移

各組終了時の順位の推移です。

1組目 2組目 3組目 最終結果
1 東海大学 東海大学 神奈川大 神奈川大
2 神奈川大 神奈川大 東海大学 東洋大学
3 国士舘大 東洋大学 東洋大学
4 西 東海大学
5 駿河台 帝京大学
6 東洋大学
7 法政大学 国士舘大 日本 日本
8 日本 西 帝京大学
9 立教大学 帝京大学 西
10 帝京大学 西 国士舘大 国士舘大
11 駿河台 駿河台 駿河台
12 日本 立教大学 立教大学 山梨学院
13 日本体育 山梨学院 山梨学院 立教大学
14 日本体育 法政大学 法政大学
15 山梨学院 法政大学 日本体育 日本体育
16 拓殖大学 拓殖大学 日本薬 上武大学
17 日本薬 日本薬 上武大学 専修大学
18 専修大学 専修大学 専修大学 東京
19 東京 上武大学 東京 拓殖大学
20 上武大学 東京 拓殖大学 日本薬

 

各大学陸上競技部のHP一覧

各大学の陸上競技部のHPの一覧です。ひいきの大学の情報をチェックしてください。

シード校

駒澤大学 『HP』『instagram』
青山学院大学 『HP』『twitter』『instagram』
順天堂大学 『HP』『twitter』『instagram』
國學院大學 『HP』『twitter』『instagram』
東京国際大学 『HP』『twitter』『instagram』
早稲田大学 『HP』『twitter』『instagram』『YouTube』
明治大学 『HP』『twitter』『instagram』
中央大学 『HP』『twitter』『instagram』

 

予選会参加校

創価大学 『HP』『twitter』『instagram』
東海大学 『HP』『twitter』『instagram』
日本大学 『HP』『twitter』
東洋大学 『HP』『instagram』『公認応援』
日本体育大学 『HP』『twitter』『instagram』
拓殖大学 『HP』『twitter』『instagram』
中央学院大学 『HP』『twitter』『instagram』
城西大学 『HP』『twitter』『instagram』
法政大学 『HP』『twitter』『instagram』
山梨学院大学 『HP』『twitter』
大東文化大学 『HP』『twitter』
立教大学 『HP』『twitter』
帝京大学 『HP』『twitter』
駿河台大学 『HP』『twitter』『instagram』
上武大学 『HP』『twitter』『instagram』
神奈川大学 『HP』『twitter』
東京農業大学 『HP』『twitter』
国士舘大学 『HP』『twitter』『instagram』
日本薬科大学 『HP』『twitter』
専修大学 『HP』『twitter』『instagram』

 

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各大学の批評

各大学と各選手の寸評をしていきたいと思います。

出場された全選手が凄まじい努力をされていると思いますし、尊敬しています。

しかし、評価というものは厳しくあるべきですし、それが選手の更なる向上につながると思います。

また、ここに上がってくるチームは優勝争いをするチームばかりですから、一流だからこそ評価はどうしても厳しくなります。

厳しめというか、辛辣に書いているかもしれませんが、ご承知の上でご覧ください。

 

 

 

1位突破:神奈川大学

神奈川大学は予想が難しかったのですが、怖い存在だと思っていました。

ここまで勝負強いとは正直思いませんでした。着実に強化が進んでいることを証明する戦いだったと思います。

個々に飛び抜けた選手はいないものの、全員がしっかり結果を出せるという強さを見せていただきました。

 

 

2位突破:東洋大学

さすが東洋という、圧巻のレース運びでした。すべての選手がきちんとピークを合わせて、しっかり結果を残せるのは、さすがに鉄紺・東洋大学という感じでした。

本戦では当然、シード権に絡んでくることでしょう。

 

 

3位突破:創価大学

創価大学としては、まずは全日本大学駅伝に初出場を決められたことは良かったのかなと思います。

1組目の志村選手の失速は意外でしたが、他の選手がしっかり走れたのが勝因だったと思います。

ただ駅伝と違い、トラック種目だと少し力は落ちてしまうのかなと思いました。

本戦でシード校相手に、どのくらい走れるのか見てみたいですね。

 

 

4位突破:東海大学

1組目の吉田響選手の走りが本当に凄かったですね。

2組目の喜早選手、越選手もよく粘れていたので、確実に予選会を突破していく余裕のある試合運びでした。

3組目、4組目はエースがいない分、少し苦しい状況でしたが、最初に貯金を作れたことが良かったと思います。

これでエースの石原翔太郎選手が戻ってきたら、もっと上昇気流に乗れるのではないでしょうか。

 

 

5位突破:大東文化大学

真名子監督の采配が、ピタリとはまったという感じでした。

昨年、大失敗したピーター・ワンジル選手は4組目を走っていたら、あの走りはできなかったでしょうが、2組目で心の余裕をもって走れたことが大きかった。

他の選手もしっかり粘れていたし、やはり指導者って本当に大事ですね。

 

 

6位突破:中央学院大学

正直なところ、武川選手など主力が欠場して、苦しいかと思いましたが、やはり野武士軍団は強かった。

これだけ周りが強い中で、しっかり戦えたのは自信になったのではないか。

ここ数年苦しい状況が続いているが、これで主力が戻ってきたら再び上を目指せると思う。

ノーブランド大学かもしれないが、選手は頑張って欲しい!

 

 

7位突破:日本大学

大学と指導者ははっきりいって、ひどい状態だけど、選手は本当に頑張ったと思います。

これだけ揺れ続けた中で、選手のメンタルが心配だったが、本当によく走った。

3組終了時点でしっかり上位に入れたことで、ドゥング、樋口のWエースが冒険する必要がなかったのは大きかった。

名門復活に向けて頑張ってほしいし、大学側はいい加減しっかりしてもらいたい。

 

 

8位敗退:帝京大学

主力が卒業して、苦しい台所事情の中で、苦手のトラックでも、帝京はまずまずの戦いをしてくれた。

しかし、それ以上にやはり今年は厳しいなという感じもしてしまった。

ただ、帝京が得意とする箱根駅伝では、そこそこ戦えるのではないかという、実力の片鱗は見せてくれたと思う。

 

 

9位敗退:城西大学

残念ながら、わずかの差で敗退となってしまったが、まずまず戦えたのではないか。

本音をいえば、1組目で4位に入ったのでこれは行けるかと思ったものの、2組目がもったいなかった。

期待の留学生ヴィクター・キムタイ選手は、これから長い距離に対応していかないと、箱根駅伝予選会は少し厳しいだろう。

本命の箱根駅伝予選会に向けて、もう一段のレベルアップをして、歓喜の姿を見せてもらいたい。

 

 

 

10位敗退:国士舘大学

昨年の主力が大量卒業して、かなり苦しいかと思ったが、やはり実績があるだけにいい戦いはできたと思う。

持ちタイムの割によく走るよねという印象をもった。

遠入選手は大きな大会には久しぶりの出場だったと思うが、もう少し良い走りが見たかった。

ピーター・カマウ選手は未知数だったが、全体3位ということで、かなりの戦力だということが証明されたと思う。

 

 

11位敗退:駿河台大学

昨年は次点の8位だったが、今年は苦しかったと思う。

箱根駅伝に出場して、少し気持ちが抜けてしまったという気がするのは、自分だけか?

1組目で5位に入った時点で、このまま行ってしまえ!と思ったが、その後は特に目立つこともなく、地味に敗退。

それでも、新留学生ゴットフリーはきちんと計算できる選手だと思うので、巻き返しを期待したい。

 

 

12位敗退:山梨学院大学

見せ場を作れず、まったく目立たず終わってしまった山梨学院大学。

日本人選手の全体の底上げができないと、この先厳しくなっていってしまうと思う。

唯一の見せ場は、今までくすぶっていたボニフェス・ムルア選手が全体2位と好走したこと。

オニエゴがいなくなって、留学生をどうするのか心配だったが、今後もまずまずの走りを安定して見せてくれるだろう。

 

 

 

13位敗退:立教大学

これが今の立教大学の実力か、ちょっと厳しいなと実感させられた。

関口選手以外は、まったく目立つこともなく、どこにいるのかという感じだった。

だが、箱根駅伝予選会の方が、この全日本大学駅伝・関東地区予選会よりも門戸が広いし、諦めず頑張って欲しい。

持ちタイムは間違いなく上がってきているし、もう一度他大学とのバトルを意識して、練習に励んで欲しい。

 

14位敗退:法政大学

箱根駅伝のシード校とは思えないほど、ひどいレースとなってしまった法政大学。

何が原因なの?と思うほど、予想を外した人は僕だけではなかったはずだ。

蒸し暑い過酷なコンディションでのレースとはいえ、ちょっとビックリしたとしか言いようがない。

出雲駅伝までにしっかり立て直してきてもらいたい。

 

15位敗退:日本体育大学

エースが欠場してしまうと、これだけチーム力は落ちてしまうのかと、改めて感じた惨敗だった。

ずっと下位に低迷して、そのまま終わってしまい、何も手を打てなかった。

この敗戦は痛いが、落ち込んでも仕方がない。

エース藤本選手には早く復帰してもらうとして、10月の箱根駅伝予選会はしっかり実力を発揮してもらいたい。

 

 

 

16位敗退:上武大学

Wエースと他の選手の実力差がそのまま出てしまったという、悔しい予選会だった。

ただ、日本人エースの村上選手が不調だったのか、ちょっとらしくない走りだった。

パトリック・カマウ選手はフィリップ・ムルワ選手にはかなわなかったが、これから期待できるのではないか。

箱根駅伝予選会に向けて、全体の底上げをしてほしい。

 

 

 

 

17位敗退:専修大学

箱根駅伝に2回連続出場ということで、もう少し上位での走りを期待したが、やはり状況は厳しかった。

2組目の木村選手が失速してしまったのは、ちょっと意外だったが、これだけ暑い中で最初から仕掛けるのは、あまりに無謀すぎた。

それと、ダンカン・キサイサ選手がやはり厳しい。他の留学生とバチバチにやり合えるレベルでなければ、周囲は騒がしくなってしまう。

もう一度コンディションを整えて、出直してほしい。

 

 

18位敗退:東京農業大学

高槻、並木というWエースがチームエントリーの段階で欠場した時点で、もうこれは苦しいなという感じだった。

それでも選手の皆さんは頑張ってくれたと思うが、Wエースが出ないというだけで、チームの雰囲気は厳しかったはずだ。

でも起きてしまったことは仕方がない。箱根駅伝予選会では両エースと他の選手の力強い走りを見たいと思う。

 

 

19位敗退:拓殖大学

ジョセフ・ラジニ選手が欠場したものの、他の選手も全くいいところなく終わってしまった拓殖大学。

この大惨敗は、ちょっと尾を引きそうな気がしてしまう。

これだけ惨敗したのだから、もう一度すべてをやり直していくしかない。

本命の箱根駅伝予選会は、オレンジ軍団の復活を目指して頑張って欲しい。

 

 

20位失格:日本薬科大学

今の実力からいって、3組目まではまずまず健闘したと思うが、最後のノア・キプリモ選手が体調不良で棄権したのは驚いた。

まぁ実績は抜群の選手なので、それほど心配してしないし、まずは体調を整えて、箱根駅伝予選会に臨んで欲しい。

特化した大学ということで、陸上競技はかなり不利ではあるが、頑張って欲しい。

 

 

最後に

【第54回全日本大学駅伝・関東地区予選会2022】予想の答え合わせ、いかがだったでしょうか?

それにしても、レベルは上がっているし、予想できない展開になるし、本当に興奮して見ていました。

選手の皆さんはかなり消耗したと思いますので、まずはゆっくり休んでいただいて、また元気な姿を見せてもらいたいです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

 

 

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