高雄シリーズ第4弾です!
香港に、映画『トランスフォーマー』のロケ地になったという、インスタ映えする団地『益発大廈』『益昌大廈』があるQuarry Bay(クォーリーベイ)というエリアがあります。
でも、台湾・高雄にもちょっと変わった形状の団地があるんです。それが『果貿社區(グォマオシェアチュ)』という元軍人向けの団地です。
普通の団地なので、ここを観光地にあげるのはちょっと違うのかもしれませんが、ふらっと見に行かれてはいかがでしょうか?
ここは有名な龍虎塔(蓮池潭)のすぐ近くなので、一緒に回られることをオススメいたします。
目次
独断と偏見!台湾南部・高雄の観光地21選
高雄の観光地といえば、これら以外にもあるかと思いますが、代表的な観光地をざっとあげてみました。
今回は、⑥果貿社區について、詳しくお話させていただきます。
高雄でのwi-fi(ネット環境)について
海外だと、宿泊するホテルにはほぼ無料WiFiが入っていると思いますが、外でも調べ物がしたくなったり、メールチェックしたくなったときに困りますよね。
台北旅行のときに感じたのですが、iTaiwanなどの無料のWiFiサービスはたしかにありますが、実際はとても使えたものではありませんでした。
つながっても速度はめちゃくちゃ遅いし、そもそもつながらないことが多かったです。
ですので、①WiFiルーターを日本で借りて持って行くか、②SIMカードを高雄國際機場で借りるなどした方がいいと思っています。
僕は恥ずかしながらインターネットとかスマホ環境とか詳しくないので、海外でそうしたサービスを利用しようとして、もしうまくいかなかったら困るので、僕はいつも日本の空港で『イモトのWiFi』を利用しています。
日本のサービスだと、きちんと説明を受けられますし、なにより安心ですよね。『イモトのWiFi』僕のオススメです。
果貿社區とは
『果貿社區(グォマオシェアチュ)』とは、1970年代に建てられた元海軍の軍人用の団地で、その形状の珍しさから、密かな人気エリアとなっています。
現在も、退役軍人やそのご家族の方など、13棟、約2000戸がお住まいのようです。
『果貿社區』では、特に8号棟と9号棟が半円状に丸くカーブしていて、中の公園を中心に、全体が円筒状の形になっているところが撮影スポットとして人気になっています。
また、この果貿社區の中には、軽食を食べられるお店があったり、朝市がとても賑やかで、ほとんど観光客など来ないため、現地の方の生活が垣間見れる場所となっています。
僕は、朝と夜と2度行ってみましたが、ここは朝(午前中)にお出掛けされることをオススメいたします。
「夜の方が、写真が映えるかな」と思って行ってみましたが、残念ながら、今の僕のド素人の撮影技術では暗くて、どうにもならなかったです。
果貿社區(果貿社区) | |
所在地 | 813 高雄市左營區果峰街 |
果貿社區への行き方
『果貿社區』への行き方は、①高雄捷運(MRT・地下鉄)『左營(ゾーイン)』駅から、②台鐵・高雄MRT『高雄車站(カオションチャージャン)』駅からの、2種類があります。
①高雄MRT『左營』駅からの行き方
高雄捷運・紅線(Red Line)の『左營』駅は、台鐵(台湾の国鉄:火車)『新左營』駅と、高鐵(新幹線)『左營』駅の3つが接続しているので、高雄観光の際にけっこう使う駅です。
高雄捷運・紅線(Red Line)の『左營』駅の1番出口を出て、すぐ左にバス乗り場があります。
5番乗り場から『紅35』のバスに乗ってください。A・Bどちらでも大丈夫です。
支払いは悠遊卡(悠遊カード)が使えます。
現金だとお釣りが出ないので、きっちり該当額を用意するか、多めに出してお釣りは泣くしかありません。
ここの乗り場は『高鐵左營站』です。『果貿社區(グォマオシェアチュ)』で降りてください。
料金は12元(45円くらい)。
2019年11月現在の、時刻表とURLをあげておきます。
『果貿社區』のバス停のすぐ横に、『果貿社區』の団地があります。
帰りは、来たときと反対側のバス停から、同じ「紅35」のバスに乗れば、『高鐵左營站』に戻れます。
②台鐵・高雄MRT『高雄車站』駅からの行き方
『高雄車站』駅は、台鐵(台湾の国鉄:火車)と、地下鉄・紅線(Red Line)が接続している高雄市の中心部となります。
台鐵(台湾の国鉄)で『内惟(ネイウェイ)』駅に向かいます。上の図だと、青い路線です。
切符は、下の画像を参考に『内惟(ネイウェイ)』駅まで買ってください。
2が、乗る電車の種類。區間(各駅停車)を選ぶ。ちなみに、自強・莒光は特急列車の種類です。
3は、全票(大人)、孩童(子供:12歳以下)、敬老愛心(年配者:65歳以上で台湾人のみ)から選ぶ。
4は、行き先なので『内惟』です。
悠遊卡(悠遊カード)も使えます。どこの国もキャッシュレスの時代ですね。
これが切符。料金は15元(55円くらい)。この旅行の途中まで悠遊卡が使えることを知らなかった…。
右の2番・月台(北上プラットホーム)へ。
4つ目の駅『内惟』駅を目指します。
北上・區間(各駅停車)の列車に乗ってください。
台湾の国鉄の列車。
『内惟』駅に着いたら、北一門(翠華路)を出てください。ちょっとわかりにくいです。
ここ(翠華路)をまっすぐ北に進んでください。左側に渡っておいた方がいいです。
徒歩で10分弱くらいかなと思います。
左側に『果貿社區』が見えてくるのでわかると思いますが、ここを左折してください。
左折したところ。目の前に見えてきました。
道順を確認しておいてください。
『果貿社區』
果貿社區の配置図です。
この中央にある半円形の建物が8号棟、9号棟で、『果貿社區』の一番の見所です。
普通に、住民の方がいて、おしゃべりしてて、すごく撮りづらかった…。
なんとも言えない味がありますね。
ほぼ円筒というか、井戸の中から空を見た感じがします。
別の棟の駐輪場から、空を見上げたところ。
建物全体がカーブしてるのがよくわかりますね。
ここに実際に住んでおられる方は「なんで、こんなもん撮りに来るの?」って感じなのかもしれませんね。
朝市がすごく賑やか!
果貿社區の中には、団地の中の方に親しまれているローカルフード、軽食屋さんや朝市が多くあります。
小籠包などの点心や定食屋さんもあるので、ここで食事するのもいいですね。
果物屋さん、ジュース屋さん、ふとん屋さんまで、いろいろありました。
朝からめっちゃ元気な高雄の人たち
得体が知れないけど、色々な卵。
どこの国でも、子供はカワイイ!
適当に入ったお店のおばちゃん。
日本人なんか、まぁ来ないらしくて、すごく珍しがられて、色々しゃべってきてくれました。
ほとんど通じないんですけど、何とか話をしていくのが楽しいです。
台湾式ハンバーガー。まぁ味は、普通に美味しかったです。
レモンティー。ちょー激甘。
地元の方に混ざって一緒にご飯を食べたり、いろいろお話したり、果貿社區の珍しい建物の写真を撮ったり、素朴ですが、十分に楽しめるのではないでしょうか?
果貿社區から龍虎塔(蓮池潭)への行き方
果貿社區から龍虎塔(蓮池潭)は近くですので、十分に歩ける距離だと思っています。
歩く場合は、この翠華路を北に少しまっすぐ歩けば、台鐵『左營』駅に着きます。そこから、龍虎塔(蓮池潭)まで歩いて行きます。
下記ルートを通っていただければ、迷うことはないはずです。
下記の別記事も参考にしてみてください。
11月~3月くらいなら十分に歩けると思いますが、それ以外だと暑くて、歩くのはしんどいかもしれません。
その場合はタクシーに乗ってしまうのが早いと思います。料金も500~600円程度だと思います。
台湾は、旅費(特にタクシー)が安いのは、本当に助かりますね。
最後に
奇怪な半円形の軍人団地『果貿社區』いかがだったでしょうか?
普通の団地なので、住民の迷惑にならないように配慮はしないといけないと思いますが、肩の力を抜いて楽しめますね。
ここを見て回った後、龍虎塔(蓮池潭)を見に行かれると効率的に回れると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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